田辺扇ヶ浜ビーチサッカーフェスティバル 2016 競技ルール

田辺扇ヶ浜ビーチサッカーフェスティバル 2016 競技ルール
【1.競技エリア(図参照)】
1-1 フィールドサイズ
・ 縦30m×横20m
1-2 ペナルティエリア
・ 各コーナーからハーフウェイラインに向かってそれぞれ7m、タッチラインから外側の
1.5mの位置にカラーコーンを置く。ゴールラインからこのカラーコーンまでのコー
ト内全域がペナルティエリアとなる。ただし、2 本のカラーコーンを結ぶペナルティラ
インは引かない。
・ ペナルティエリア内では、ゴールキーパーはボールを手や腕で処理できる。
・ ペナルティキックは、このペナルティライン上から行う。
1-3 コーナーとハーフウェイライン
・ 各コーナーとハーフウェイラインから外側1.5mの位置にカラーコーンを置く。(ハ
ーフウェイラインは引かない)
1-4 ゴールサイズ
・ 高2.2m×幅5.5mのゴールを使用する。
【2.ボール】
・ボールはビーチサッカー専用ボールを使用する。
【3.チーム構成】
・ 試合はゴールキーパーを含め最大 5 人からなる 2 つのチームが対戦する。
・ 女子選手2人以上含む場合は1チーム最大6人でチーム構成することができる。
3-1 選手交代
・ 交代選手は最大 5 人。
交代回数に制限はなく、
原則として同じ選手が何度でも出場でき、
随時交代できる。ただし、ゴールキーパーの交代に関してはアウトオブプレーで行う。
3-2 最低出場選手数
・ 各チームには常に 3 人以上の選手がプレーしていなければならない。
・ 同チームにすでにイエローカードによる出場停止、あるいは、レッドカードによる退場
者が同時に2人いる状態で、さらにイエローカードなどにより出場できなくなった選手
がでた場合、直ちに他の選手と交代し、3人目の出場停止選手はその試合の残り時間に
は出場できない。
3-3 最低出場可能選手数
・ 出場可能な選手が2人となったチームは、それまでのスコアにかかわらず0対5の敗戦
とする。
・
【4.審判及び運営サポート】
・ 審判団は、主審・副審・タイムキーパーからなる。なお、審判団の判定に対する抗議は
一切認めない。
・ 主審・副審は、そのコートの前の試合の負けチームから2名を選出し、タイムキーパー
はそのコートの前の試合の勝ちチームから 1 名・得点係1名を選出する。また、両チー
ムの残りのメンバーは試合終了後、サポートスタッフとしてボール拾いをおこなうこと。
【5.ユニフォームと用具】
5-1 ユニフォーム
・ ユニフォームはチーム統一が望ましいが、ない場合は、主催者側より貸与する(ゼッケ
ンのみ)
。対戦チーム同士で、ユニフォームがない場合は、どちらかのチームに主催者
側より貸与する(ゼッケンのみ)
。
5-2 用具
・ 他の選手へのケガの原因となるようなシューズ、用具、アクセサリーの着用は禁止する。
・ 裸足でのプレーが原則。サポーター、ソックス、テーピングは可。
【6.試合方式等】
6-1 試合方式
・ 予選はリーグ戦とし、各ブロックの上位2チームが決勝トーナメントに進出できる。
・
6-2 試合開始
・ 試合直前に両チームの代表者のじゃんけんによりエンドとキックオフするチームを決
める。
・ キックオフの際、相手チームの選手はボールから最低5m離れていなければならない。
・ キックオフシュートは認めない。(ボールは必ず前に移動させること。
)
6-3 試合時間
・ 予選、決勝ともに5分ハーフとし、ハーフタイムは3分間とする。
【7.勝敗の決定方法】
7-1 リーグ戦
・ 順位の決定は、勝ち3点・引き分け1点・負け0点とし、合計勝ち点により決する。
・ 勝ち点が同点の場合は、得失点差→総得点→PK(代表3名)の順にて上位を決する。
7-2 トーナメント戦
・ 試合終了時点で同点の場合は3名によるPK戦をおこなう。勝敗がつかない場合は、各
チーム1名ずつによるサドンデスのPK戦を勝敗がつくまでおこなう。(PK戦に参加
できるのは試合終了時に出場していた選手のみ。PKに参加しなかった2名から蹴り、
それ以降は元の順番に戻る)
・ 決勝戦についても同様。
【8.反則】
8-1 直接フリーキック(図参照
例1、例2)
・ 反則を受けた選手は自らフリーキックをおこなうまで他の選手と交代できない。
・ 他の選手はボールから5m以上離れていなければならない。
・ ボールが地面に接地するまで、相手キーパー以外はボールに触れてはならない。
・ 自陣でフリーキックを得た場合、ゴールキーパーを除く全選手は、フリーキックをおこ
なうまでボールとゴールを結ぶ線上にポジショニングしてはならない。
・ 相手陣内でフリーキックを得た場合、ゴールキーパーを除く全選手は、フリーキックの
位置より後方にしかポジショニングできない。
・ 下記の①~⑤の反則があった場合、相手チームに直接フリーキックが与えられる。
① 相手チームの選手を蹴ったり、足を引っ掛けたりたりしたとき
② ボールを持っていない選手に後ろから接触したとき
③ 相手チームの選手を掴んだり、押したり、妨害したとき
④ ペナルティエリア内のキーパーを除き、ボールを故意に手や腕で扱ったとき
⑤ 相手チームの選手や審判、競技役員、その他の参加者などに暴力的な言動をしたと
き
8-2 イエローカード
・ 審判は下記の①~⑥のような場合、当該選手にイエローカードを提示し、提示された選
手はその時点から1分間の出場停止となる。
① 故意による遅延行為
② 競技規則の度重なる違反
③ 選手交代の際、INする選手がOUTする選手より先にフィールドに入ったとき(犯
した場合、相手チームにハーフウェイライン上からのフリーキックを与える。)
④ 審判が重大な反則を認めたとき
⑤ 審判の判定に対して不服を示す言動をしたとき
⑥ スポーツマンシップに反する行為
8-3 出場停止
・ イエローカードを提示された選手は、1分間コートの外にでなければならない。
・ 同一試合でイエローカード2枚でレッドカードとなる。次の試合は出場停止。
8-4 レッドカード
・ 審判は下記の①②のような場合、当該選手にレッドカードを提示し、提示された選手は
その試合の残り時間及び次の試合の出場を停止する。(あお、交代選手の出場は認めら
れない。
)
① 相手チームの選手や、審判、競技役員、その他の参加者などに暴力的な言動をした
とき
② 審判が重大かつ悪質な反則と判断したとき
8-5 失格
・ 次のような場合、そのチームを失格とする。
① 出場可能な選手が4人に満たないとき
② スターティングメンバーが5人に満たないとき
③ 試合開始時間までに選手が整列しないとき
④ レッドカードによる退場者が同一チームから累積2人となったとき
8-6 運営者側からの警告
・審判団とは別に主催者責任者から警告する場合があります。
・非常に悪質な行為が発生した場合そのチームに対し、即時試合没収及び、その後の試合
にも参加できないこととする。また、次年度の大会にも参加することはできない。
【9.フリーキック(図参照)
】
・ キックイン及びゴールキックを除き、すべて直接フリーキックとする。
・ 相手チームの選手はボールから最低5m以上離れていなければならない。
・ ボールが空中にあるときはキーパーのみ触れることができる。(ボールが接地すれば全
選手触れることができる。
)
9-1 リスタート
・ キックイン、ゴールキック、コーナーキック、ペナルティキックを含むすべてのフリー
キックは、リスタート地点の砂を高くしても良い。ただし、一度ボールを接地すれば再
び手で触れてはならない。
・ キーパーによるリスタートはスローイングのみとする。
9-2 5秒ルール
・ キックイン、ゴールキック、コーナーキック、ペナルティキックを含むすべてのフリー
キック時、5秒以上の遅延行為をした場合は相手ボールとなる。
・ ゴールキック時とキーパーによる遅延行為をした場合のリスタート位置はハーフウェ
イライン上とする。その他のフリーキック時のリスタート位置はその場からとする。
9-3 「カベ」の禁止
・ フリーキックの時、カベを作ってはならない。
【10.キックイン】
・ タッチラインより外側にボールが出たときは、ボールが出た地点から相手側チームのキ
ックインで試合を再開する。
・ キックインのボールが誰にも触れずにゴールに入っても得点とはならない。
【11.ゴールキック&キーパーからのパス】
・ 攻撃側の選手が触れたボールが敵陣のゴールラインを越えてコート外に出たときは、相
手側のキーパーがゴールエリア内からスローインによって試合を再開する。
・ ゴールキックが直接ゴールに入っても得点にはならない。
・ インプレー中にキーパーがボールを手でキープした際は、味方へのパスはスローイング
か地面に置いてからのキックのみとする。
【12.コーナーキック】
・ 守備側の選手が自陣のゴールラインからコート外にボールを出したときは、相手チーム
にコーナーキックが与えられる。
・ コーナーキックはコーナーポストから半径20cm以内のフィールド内から蹴らなけ
ればならない。
・ コーナーキックが直接ゴールに入ったときは得点となる。
【13.ペナルティキック】
・ 自陣のペナルティエリア内で味方選手が反則を犯したときは、相手チームにペナルティ
キックを与える。
・ ペナルティライン上の任意の地点からおこなう。
・ ペナルティキックの場合、キッカーとキーパー以外の選手はペナルティエリアに入って
はならない。
・ ゴールキーパーはゴールラインを踏んではいけない。
【14.チャージ&スライディング】
・ 11人制のルールに準ずる。
【15.その他】
・ オフサイドなし
【競技エリア】
ペナルティエリア
カラーコーン
ゴール
【例1】
攻撃方向
ボールから5mの範
囲に相手選手はポジ
ショニングできない
ゴール
フリーキックの位置
ハーフウェイライン
フリーキック前、
この領域に
はキーパー以外入れない。
フ
リーキック後は入れる。
【例2】
攻撃方向
ハーフウェイライン
ボールから5mの範囲に相手選
手はポジショニングできない
フリーキックの位置
相手チームのキーパー以外の全選手はフ
リーキックの位置より後方にしかポジシ
ョニングできない