1.どのような課題があったか

1.どのような課題があったか
1.会計システム上で管理された計数と現物の照合率が低い
2.毎年の棚卸に長期の日数(3ヶ月以上)要する
3.現物資産の移動に会計システムでは対応できない
4.公的補助金での購入の場合、公的機関からの監査に
的確な対応に問題がある
5.管理部門の一元管理から日々の移動を責任部署単位での
入力による分散管理に変更したい
2.どのように問題解決したか、選ばれた理由
1.オペレーションが簡便で各責任部署でのオペレーションが
実現できた(集中管理から分散管理への変更が実現)
2.資産と付加情報(見取り図・現物写真・修理情報・移動情報
等)の結びつきで運用レベルが上がった
3.会計システムとKALOCS academy とのデータ連携での
整合性をとった
4.KALOCS academy で棚卸時のみ管理していた資産管理
を日々の適切な運用管理に切り替えた
5.資産の設置場所移動に関し、移動申請書作成・決済機能を
付加し責任の明確化を図ることが可能になった
3.どのような効果が出たのか
1.従来の集中管理で生じた管理部門の負荷が大幅に削減
された
2.分散化での現場負担が心配されたが、オペレーションの
しやすさで殆ど負荷がかからずに運用できている
3.人任せから自らの管理により、各部署での管理意識が
向上につながった
4.棚卸照合率90%以上を早期に実現可能となったし、
さらに高レベルでの運用管理が維持可能となった
5.棚卸実施期間が3分の1に短縮された
4.補足
部分部分では移動が目立たなくても全部門で長期的に考えると
かなりの物の移動が発生している。
これをその都度情報入力し結果を追求するには、いかに
オペレーションが簡単であるかが重要で、これが継続管理の
ポイントである。
全ての移動履歴も移動オペレーションで物単位に自動的に
作成され、移動中表示機能や故障中表示、使っていない物は
保管日数表示など徹底した現物管理に特化した唯一の統合
現物管理システムである。
大学資産管理運用イメージ
移動処理
本部棟
学部棟
学部棟
移動処理
見取図・
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資産状況
参照
見取図・
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