放課後子ども教室と放課後児童クラブは何が違うの?

Web版
2016 夏号
○放課後子ども教室と放課後児童クラブは何が違うの?
◎「あそびたいがぁ~」の巻頭ロゴは、NPO法人緑と水の連絡会議にご協力いただいております。
○大田市内の放課後子ども教室はどんなことをしているの?
○「一体型」「連携型」放課後子ども教室の紹介
*1)一体型…放課後子ども教室と放課後児童クラブの両方が小
学校の同一敷地内、またはどちらか一方が敷地内にあり、もう一
方が敷地に隣接した場所に開設していること。そして、子ども教
室が行う共通プログラムに、児童クラブの児童が参加できるもの。
*2)連携型…放課後子ども教室と放課後児童クラブの両方が小
学校の同一敷地内になく、またそれぞれの開催場所が離れてい
ても、子ども教室が行う共通プログラムに、児童クラブの児童が
参加できるもの。
1.『キキに出会った人びと』 角野 栄子∥著 福音館書店
『魔女の宅急便』シリーズに登場したオソノさんやヨモギさん、コリコ町長のおは
なしです。魅力いっぱいの登場人物たちのエピソードの数々に、このシリーズを読破
した人はもちろん、そうでない人も楽しめます。人間愛あふれる角野ワールドで一息
つきませんか?
2.『らくごでことわざ笑辞典』 斉藤 洋∥著 偕成社
誰もが聞いたことのあることわざについて、意味と使い方を「らくご」で紹介
しています。あまりにリズミカルな文章に、読みながら自然と口に出してしまいそ
うになります。楽しみつつも賢くなれる、そんな一冊です。
3.『このあとどうしちゃおう』 ヨシタカ シンスケ∥作 ブロンズ新社
人気絵本作家ヨシタケシンスケさんによる『りんごかもしれない』『ぼくのニセ
モノをつくるには』に続く発想絵本の第3弾! テーマは以外にも「死」ですが、そこ
はやっぱりヨシタケワールド。死んだらどうなる?どうなりたい? 気軽に楽しく親
子でがんが得てみましょう。大人も楽しめる本です。
4.『田んぼのコレクション』 内山 りゅう∥写真・文 フレーベル館
約3000年前から日本にある田んぼ。私たちに豊かな実りをくれるほか、大雨の
時に洪水を防ぎ、水を浄化するといった大切な機能もあります。そんな田んぼの一年
の様子のほか、土の中で冬を越してきたドジョウやトノサマガエル、倒木の下でじっと
していたアカハライモリなど、さまざまな生き物も紹介しています。関わりの深い、け
れど詳しくは知らない田んぼのこと、知ってみませんか?
5.『マツの絵本』 福田 健二∥編 深津 真也∥絵 農山漁村文化協会
私たちの身近にある「マツ」。日本には二葉松と五葉松の7種類がありますが、
世界にはもっとたくさんの種類のマツがあるそうです。
身近にあって、知っているようで知らないマツの生態、歴史、利用法まで詳しく紹
介されています。この本をきっかけに身近な植物のことに興味がわくようになるか
もしれませんね。
1.『異類婚姻譚』本谷 有希子∥著 講談社
夫婦の雰囲気が似てくるのは、よくある話のようですが・・・?
ある夫婦の平凡な日常に生まれる、いくつもの小さな違和感はやがて・・・。軽妙な
会話や描写を読み進むうち、どんどん不可思議な世界に引き込まれていきます。第
154回芥川賞受賞作
2.小説『背律』吉田 恭教∥著 原書房
あるマンションの一室で男性医師の死体が見つかる。その事件をきっかけに警
察と厚労省の医療事故調査チームが関係者と病院を調べることに。
調査が進むにつれ、過去に起きた事故の真相が明らかになっていく。犯人は誰
か、同機は何か、スリリングに読ませます。
3.『47都道府県 和菓子/郷土菓子百科』 亀井 千歩子∥著 洋泉社
古より、薬、兵糧、保存食、厄除けのため、神への供物として創意工夫を重ねら
れ、私たちの日常に寄り添ってきた和菓子。甘味への渇望を満たしてくれ、心躍る
行事食やお使い物に、と愛され続けています。郷土により材料、形状が異なるもの
や、命名の由来、お国の事情と背景等に加えて各県の銘菓も記されており、大変興
味深い一冊です。
4.『認知症の人がスッと落ち着く言葉かけ』 右馬埜 節子∥著 講談社
自宅にいるのに「帰ります」という、ものを「盗まれた!」と訴える。認知症の
人にみられる訴えに、あなたはどう対応しますか?ベテランの認知症相談員であ
る著者は「引き算」で接することをすすめます。そのノウハウをマンガとわかりや
すい文章で紹介。ちょっとした一言で、介護する人もされる人も笑顔になる・・・202
5年には700万人の人が認知症になるといわれる今、読んでおきたい本です。
5.『使いこなしてみたい 大和言葉の形容詞』 本郷 陽二∥著 実務教育出版
日常生活でよく耳にする言葉に感心したり、腹を立てたり。同じ意味合いを持つ
ものでも、言い方一つで受ける印象は様々に変わってゆくものですね。たおやかな、
奥ゆかしい、こそばゆい・・・。古くからある大和言葉の意味や由来、その使い方まで優
しく解説してくれる、心があらわれるような美しい言葉の詰まった、癒しにもなる一
冊です。
大田市立中央図書館
◆おはなし会
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