気仙沼市農林水産物等輸出促進支援事業費補助金交付要綱 (趣旨) 第

気仙沼市農林水産物等輸出促進支援事業費補助金交付要綱
(趣旨)
第1条 気仙沼市は,気仙沼市内で生産された農林水産物及び気仙沼市内で製造された農林水産加工
品(以下「市産農林水産物等」という。)の輸出振興を目的として,海外市場における気仙沼ブラ
ンドの定着や販路の拡大・開拓により輸出数量及び輸出品目の拡大を図るための事業を実施する事
業者に対し,その事業に要する経費について予算の範囲内において気仙沼市農林水産物等輸出促進
支援事業費補助金(以下「補助金」という。)を交付するものとし,その交付等に関しては,気仙
沼市補助金等交付規則(平成 18 年気仙沼市規則第 37 号。以下「規則」という。)に定めるものの
ほか,この要綱に定めるところによる。
(補助対象等)
第2条 補助金の交付対象となる事業(以下「補助事業」という。)の事業区分,事業内容及び補助
対象経費は,別表1及び別表2のとおりとする。
2 補助金の交付の対象となる者は,市内に事業所を有し,補助事業を実施する次に掲げる者(以下
「補助事業者」という。)とする。
(1) 農業協同組合
(2) 農林生産者が組織する団体
(受益者が農林生産者3名以上が主たる構成員又は出資者となり,
事業活動を実質的に支配できるものに限る。)
(3) 森林組合
(4) 水産業協同組合
(5) 漁業者が組織する団体(受益者が漁業者3名以上が主たる構成員又は出資者となり,事業活
動を実質的に支配できるものに限る。)
(6) 中小企業等協同組合(水産加工業に関する団体に限る。)
(7) 市内に事業所を有し,資本関係のない3者以上の農林水産事業者で組織する団体
(補助金の額)
第3条 補助金の額は,別表2に掲げる補助対象経費の合計額に別表3に掲げる補助率を乗じて得た
額とし,1,000 万円を上限とする。
2 前項の規定により算出した補助金の額に 1,000 円未満の端数が生じたときは,これを切り捨てる
ものとする。
(交付申請)
第4条 補助金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は,気仙沼市農林水産物等輸
出促進支援事業費補助金交付申請書(様式第1号)に次に掲げる書類を添えて,市長に提出しなけ
ればならない。
(1) 事業計画書(別紙1)
(2) 収支予算書(別紙2)
(3) 団体の定款又は規約等の写し
(4) 市税を完納していることを証明できる書類
(5) 暴力団排除に関する誓約書(様式第2号)
(6) 前各号に掲げるもののほか,市長が必要と認める書類
2 申請者は,前項の補助金の交付を申請するに当たって,当該補助金に係る消費税及び地方消費税
に係る仕入控除税額(補助対象経費に含まれる消費税及び地方消費税相当額のうち,消費税法(昭
和 63 年法律第 108 号)
の規定により仕入れに係る消費税額として控除できる部分の金額及び当該金
額に地方税法(昭和 25 年法律第 226 号)の規定による地方消費税の税率を乗じて得た金額の合計額
に補助率を乗じて得た金額をいう。以下「消費税等仕入控除税額」という。)を減額して交付申請
しなければならない。ただし,申請時において当該消費税等仕入控除税額が明らかでないものにつ
いては,この限りでない。
3 次の各号のいずれかに該当する者は,交付の申請をすることができない。
(1) 気仙沼市暴力団排除条例(平成 25 年気仙沼市条例第 39 号)第3号又は第4号に規定する者
(2) 市税(国民健康保険税を含む。)に未納がある者
(交付の決定等)
第5条 市長は,前条第1項の規定による補助金の交付の申請があったときは,速やかにその内容を
審査して補助金の交付の可否を決定するものとする。
2 市長は,前項の規定により補助金を交付すると決定した者に対しては気仙沼市農林水産物等輸出
促進支援事業費補助金交付決定通知書(様式第3号)により,交付しないと決定した者に対しては
気仙沼市農林水産物等輸出促進支援事業費補助金不交付決定通知書(様式第4号)により,それぞ
れ通知するものとする。
(交付の条件)
第6条 規則第6条の規定により付する条件は,次のとおりとする。
(1) 補助事業の内容又は経費の配分を変更しようとする場合においては,あらかじめ気仙沼市農
林水産物等輸出促進支援事業費補助金変更承認申請書(様式第5号)により市長の承認を受ける
こと。ただし,次に掲げる軽微な変更にあってはこの限りでない。
ア 補助対象経費の 30 パーセント以内の変更
イ その他事業の細部の変更
(2) 補助事業を中止し,又は廃止する場合においては,気仙沼市農林水産物等輸出促進支援事業
費補助金中止(廃止)承認申請書(様式第6号)により市長の承認を受けること。
(3) 補助事業が予定の期間内に終了しない場合又は補助事業の遂行が困難となった場合は,速や
かに市長に報告し,その指示を受けること。
(4) 補助事業に係る経費については,事業の収支を明確にした証拠書類を整理し,補助事業が完
了した日の属する会計年度の終了後5年間保存すること。
(5) 補助金を他の用途に使用し,又は補助金の交付の決定の内容,条件その他法令若しくはこれ
に基づく処分に違反したときは,補助金の交付決定の全部又は一部を取り消し,又は返還させる
ことができる。
(6) 前各号に掲げるもののほか,市長が必要と認める条件
(実績報告)
第7条 規則第 14 条の実績報告は気仙沼市農林水産物等輸出促進支援事業費補助金実績報告書
(様式
第7号)によるものとし,同条の市長が必要と認める書類は次に掲げる書類とする。
(1) 事業実績書(別紙1)
(2) 収支精算書(別紙2)
(3) 経理状況に関する証拠書類(支出明細書及び関係帳票等の写し,外国通貨換算による現地経
費等に係る為替換算の根拠となる資料等)
(4) 前3号に掲げるもののほか,市長が必要と認める書類
2 第4条第2項ただし書の規定により補助金の申請をした補助事業者は,前項の実績報告書を提出
するに当たり,消費税等仕入控除税額が明らかになったときは,これを当該補助金から減額して報
告しなければならない。
3 補助事業者は,
第1項の実績報告書を提出した後において,
消費税及び地方消費税の申告により,
この補助金の消費税等仕入控除税額が確定した場合には,その金額(前項の規定により減額した場
合については,その金額を減じた額を上回る部分の額)を気仙沼市農林水産物等輸出促進支援事業
費補助金に係る消費税等仕入控除税額報告書(様式第8号)により速やかに市長に報告するととも
に,市長の返還命令を受けてこれを返還しなければならない。
(補助金の額の確定)
第8条 規則第 15 条の規定による補助金の額の確定通知は,
気仙沼市農林水産物等輸出促進支援事業
費補助金額確定通知書(様式第9号)によるものとする。
(補助金の交付)
第9条 規則第 17 条本文の規定により補助金の額の確定後に補助金の交付を受けようとするとき,
又
は同条ただし書の規定により概算払により補助金の交付を受けようとするときは,気仙沼市農林水
産物等輸出促進支援事業費補助金精算(概算)払請求書(様式第 10 号)を市長に提出しなければな
らない。
(調査)
第 10 条 市長は,必要と認めるときは,補助金の使途帳簿等について調査することができる。
(委任)
第 11 条 この要綱に定めるもののほか,必要な事項は,市長が定める。
附 則
この告示は,公布の日から施行する。