心身健康中関ニュース

心身健康中関ニュース
H28.7.9
第3号
中関ゴルフ&コミュニティ倶楽部
″冷房病″とは
人工的な冷房環境及びそれと自然環境(室外環境)との落差(温度差等)により、
自律神経の機能、バランスが乱れ、身体全体に症状が現れてきます。
(症状)
1. 自律神経系は、内分泌系(ホルモン)や免疫系とも連携して心身の健康を維持し
ており、そのバランスが乱れたり偏ったりすると、睡眠不良、血圧制御や体温制
御の乱れ、内蔵機能低下、免疫力低下などの不都合を生じます。
このため、倦怠感(だるさ)
、不眠、肩こり、情緒不安定などと共に、めまい、冷
や汗、震え、動悸、血圧上下、立ち眩み、耳鳴り、吐き気、頭痛、夏風邪などの
症状がでることもあります。
2. 梅雨明けから急に高温・多湿、強日射になるため、暑さ慣れしていないだけに、
ついつい冷房に頼りたくなります。5℃以上の温度差を行き来していると、自律
神経は、その環境変化にスイッチの切り換えがついてゆけず、自律神経系が乱れ
を生じてしまうのです。
(対処)
1. 冷房は上手に使いましょう。
・なるべく部屋の外との温度差を5℃以内にしましょう。
・特にご高齢の方や乳幼児は別として、無理の無い範囲でなるべく冷房を切
るか、抑制し、換気や扇風機、適当な除湿などで対応(扇風機は直接風が当
たらないようにセット)し、暑さ慣れしてゆきましょう。(
「暑熱順化」)
・睡眠時は、寝る前1時間位、冷房で部屋を冷やしておいて、寝るときは切る
か除湿に切りかえると良いようです。
2. 運動不足になると血液を送る各所の筋力が低下し、血流やリンパ流も低下し
冷え性やムクミの原因となるので、できるだけ積極的に運動することが大切で
す。大きい無理の無い範囲でのウォーキングやスクワットなどがおススメです。
3. 冷房に入っている時間が長いと汗をかきにくくなって疲労物質が体内に貯り
だるさや、疲れ、不眠につながります。
体温調節力低下
血流低下
発汗力低下
内臓機能低下
各部筋力低下
基礎代謝低下
いい汗をかく時間を積極的につくりましょう。
4.「暑熱順化」のしくみと方法 (菅屋医博 花王健康科学研究会サイト他より)
①汗腺には、働く汗腺(活動汗腺)と働かない汗腺があります。定期的にしっか
り良い汗をかくことで汗腺が活性化し、活動汗腺が増え体温調節機能の向上
が期待できます。良い汗とはウォーキングゴルフのようにムリの少ない継続
運動で身体の内部から発汗を促してゆくことです。1時間以上連続して歩か
ないと、有酸素運動としての効果は充分とは言えません。できれば1万歩以
上は歩きたいところです。血流・リンパ流を良くし暑熱順化と共に老廃物質
の排出もでき、ロコモ防止の筋力強化にも役立つのは、やはり運動、とくに
無理の少ない有酸素運動であるウォーキングゴルフは最適な方法の1つです。
②積極的に暑熱順化(暑さへの耐性を高めて夏を過ごし易くする)
・高温の部屋に入る
・運動により体温を上げる操作を10日位続ける(例えば日課として汗ばむ
程度の運動を1.5時間くらい続けると順化して身体が楽になる)
順化をしやすくし、暑さへの耐性を高め、なるべく冷房に依存せずに夏を
過ごし易くするためには、日ごろから運動に慣れ親しんでおくことが大切
です。
③自律神経を正常に保つために有効と言われているのが軽い運動や入浴です。
ウォーキングなどの軽い(無理の少ない)運動を生活の中に取り入れ、冷房
病を克服しましょう。
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④アスファルト面が52~54℃になる時、芝生面は33~36℃にしかなら
ないというデータがあります。日中アスファルト上を歩く時は特に注意が必
要です。その点、芝生の上は照り返しもなく快適で身体にも優しいのです。
その他お知らせ
クラブハウス2階レストランも、ご昼食(11:00~13:30)用に開放いたし
ます。お気軽にお立ち寄りくださいませ。
(但し、清潔な服装でお願い致します。)
詳細は、ホームページ又はチラシ又はお気軽にお問合せくださいませ。
ホームページ:www.nakanoseki.com
ブログ:http://ameblo.jp/nakanoseki
TEL:0835-22-0668