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12 日 7 月 2016
イーサスタックとCMLがDMRTier2,Tier3で協力
イーサスタックPLCはこのたび、ミックスドシグナルの半導体メーカー
であるCMLマイクロサーキッツ社の既存のDMR製品に統合されたDMRプ
ロトコルスタックのソフトウェアの提供を開始することを発表いたしま
す。
CMLとの協力によって、イーサスタックは、高品質で低コストのDMR無
線機器を製造するためのハードルがより下がることを期待しています。
両社とも陸上移動無線(LMR)技術における歴史と経験を持った製造者で
あり、継続的なサポート、アドバイス、そして機能開発のために優秀な
DMRエンジニアチームを共同で提供します。
IHSのリサーチによれば、DMRは180億ドルの規模を持つLMR産業の中
でも最も成長の著しい部門だといわれています。
イーサスタックの柔軟なライセンスモデルによってお客様は無線機器の
ソフトウェアと機能性を完全に所有し、コントロールすることが可能と
なります。
「これは、お客様の管理下での、しっかりとした製品開発が持続可能と
なるべく、DMRのソフトウェア・ハードウェア一体型の選択肢を提供す
る大きなチャンスなのです」とイーサスタックのプロトコル部門の代表
であるアナ・スクワイアズ氏は言います。「DMRはモダンで、柔軟で、
真にインターナショナルなスタンダードなのです。私たちはこれによっ
て世界中でDMRの無線技術の力強い発展に貢献できることを望んでいま
す」
先月アムステルダムで開かれたCriticalCommunicationsWorld2016の展
示会では、イーサスタックはDMRTier3をCML社のDMRシリコンを使用
したプロトタイプのハードウェアで起動させ、DMRのインフラを利用し
てサードパーティのDMRTier3のハンドセットへとコールをするという
デモンストレーションを行いました。完全に統合されたソリューション
を現在両社で開発中です。
「包括的なDMRシリコンとソフトウェアの組み合わせというソリューシ
ョンはDMRの市場においてはユニークなアイデアの実現だといえるでし
ょう」とCMLマイクロサーキッツUKのマーケティングマネージャーであ
るマルコム・ライマン氏は言います。「このソリューションは新たなメ
ーカーがDMRの市場に簡単に、低コストで参加することを可能にし、既
存のメーカーによるDMRTier3の素早い導入を促進するものなのです」
イーサスタックについて
イーサスタックは必要不可欠な無線技術を世界中の機器のメーカーやネ
ットワークオペレーターのためにライセンスを行うことに特化した無線
技術の会社です。公共の安全、防御、効用、輸送、資源産業などに具体
的なフォーカスしたイーサスタックの技術は、欠かすことの出来ない場
面で使われる無線通信機器に用いられています。研究と開発のための部
署がロンドン、シドニー、ニューヨーク、そして横浜に存在します。
Contact:[email protected]