オープンキャンパス2016 ミニ講義 ラインアップ 文芸学部 日時 学科 国 文 学 科 英 文 学 科 芸 術 学 科 文 化 史 学 科 8月5日 12:35~13:15 何百年も前に書かれて古い日本の心を伝える古典文学。しかしそれがいつ誰によって書かれたのか、実は確実なところは殆ど分っていな 古典学入門-伊勢物語「鬼一口」の いのです。原作者の書いた作品そのものが残っているケースも皆無に近く、殆ど後の時代に書き下されたものばかりです。昔と今では文 段を例に- 字も言葉もすっかり変わっています。「古典」はどのように研究されるのでしょう。伊勢物語を例にお話します。 8月6日 12:35~13:15 古代の白い鳥の伝説 奈良時代に編纂された『風土記』の中から、白い鳥の伝説をいくつか紹介します。白い鳥が天女になって湖に舞い降りたり、餅が白い鳥に 変身して飛んでいったりします。「白い鳥」とはいったい何なのでしょうか。 小林 真由美 8月7日 12:35~13:15 中国故事の世界ー蛍雪の故事を窓 口としてー 蛍雪や、七夕など、古代日本には中国からさまざまな話が伝えられ、やがて人々の間に広まり、作品に使われました。この講義では、蛍雪 の故事を中心に、その内容や、日本での用いられ方などについてお話しします。 山田 尚子 7月16日 14:10~14:50 The Olympic Games オリンピック ―当日のお楽しみにしていてください。― F・コーザ 8月5日 14:10~14:50 不思議の海のアリス 『アリス・イン・ワンダーランド2』が絶賛公開中ですが、この講義では『不思議の国のアリス』の原文の1部を切り取り、原文を精読しなが ら、その謎めいた言葉を手がかりに当時の社会を炙りだしてみます。 谷内田 浩正 8月6日 14:10~14:50 19世紀イギリスの雑誌をチラ見しよ 雜誌は面白い。その時代の雜誌を見れば、当時の社会の人々の関心事がリアルにわかるからです。19世紀イギリスで、圧倒的人気を う 誇っていた雜誌の挿絵を詳しく分析してみませんか? 谷内田 浩正 8月7日 14:10~14:50 真夏のクリスマス大研究! 12月になると、街は華やぎクリスマス・ムードに染まります。しかし、クリスマスについて、私たちは知っているようで、実はほとんど何も知 らない。欧米における知られざるクリスマスの実態について大研究! 7月16日 14:10~14:50 美術史って何? 高校までの美術史は、単にいつ頃どんな作品が作られたかを覚えることだったのではないでしょうか。でも、美術史の面白さは作品の分析 です。このミニ講義では、西洋の美術作品を具体的に比較しながら、美術史の面白さを紹介します。 喜多崎 親 8月5日 14:10~14:50 仏像の魅力とは 近年は仏像ブームといわれています。実際に日本では7世紀から今日まで連綿と仏像が造られて来ており、魅力的な仏像が数多く伝えら れています。仏像の魅力とは何なのか、いくつかの作例を通して考えてみたいと思います。 岩佐 光晴 8月6日 14:10~14:50 目で楽しむ音楽 8月7日 14:10~14:50 ヒッチコックの映画術:監督は何をす 映画監督は何をするのでしょうか? 演技指導はその仕事の重要な部分ですが、監督がしているのはそれだけではありません。このミニ るか? 講義では、名監督ヒッチコックの『断崖』冒頭場面を例に、画面に即して具体的に分析します。 木村 建哉 7月16日 12:35~13:15 考古学から見た古代の日中文化交 流 古代の日本の文化が中国から大きな影響を受けた事はよく知られています。その痕跡は、現在の私たちの身近なところでも見つける事が できます。中国で見つかった出土資料や画像資料等を使って、この問題を考えてみたいと思います。 小澤 正人 8月5日 12:35~13:15 聖徳太子とはどのような人物だった のか 聖徳太子は偉人としてよく知られた人物です。生まれながら話すことが出来た、一度に十人の話を聞き分けることが出来たなどということ は、明らかに事実とは考えられませんが、実際はどのような人物だったのでしょうか。この点を考えてみたいと思います。 篠川 賢 8月6日 12:35~13:15 ポスト生殖革命時代の家族―人類学 日本では今や27人にひとりの子どもが体外受精で生まれています。こうした「ポスト生殖革命時代」にあって、親子や家族、結婚のあり方 の考え方― が根本的に変わりつつあります。他の分野とは一味違った文化人類学の考え方を紹介します。 8月7日 12:35~13:15 平成の大合併と地域社会のくらし- 中山間地域の現状と課題- 平成の大合併の対象となった自治体の多くは、中山間地域に分布している。これらの地域は林業を基幹産業としてきたが、1970年代に木 材の市場開放の進展にともない、産業としての大転換を余儀なくされた。また、今次の大合併は地域社会のくらしにも大きな影響を与える ことになった。中山間地域を題材にして持続的な地域社会のあり方を考える。 小島 孝夫 7月16日 12:05~12:45 「データ」で見るメディア言論の動向 現代社会では様々なメディアが活用され、またそのデータの多くが入手・分析可能です。そのようなデータを活用した分析から、社会のど のような動きを見ることができるのでしょうか。本講義では、メディアデータの分析とその活用事例を見ることで、現代社会におけるメディア コミュニケーションの今後を考えてみたいと思います。 標葉 隆馬 8月5日 12:05~12:45 納涼・メディア論 マスコミというと新聞、テレビ、ラジオ、インターネットなどが思い浮かびます。でもこれらはみな技術の名前で、「メディア」とも呼ばれます。 この講義では、少し涼しげな話しをてがかりにして「メディア」とは何か歴史的に考えます。 新倉 貴仁 8月6日 12:05~12:45 「データ」で見るメディア言論の動向 現代社会では様々なメディアが活用され、またそのデータの多くが入手・分析可能です。そのようなデータを活用した分析から、社会のど のような動きを見ることができるのでしょうか。本講義では、メディアデータの分析とその活用事例を見ることで、現代社会におけるメディア コミュニケーションの今後を考えてみたいと思います。 標葉 隆馬 8月7日 12:05~12:45 納涼・メディア論 マスコミというと新聞、テレビ、ラジオ、インターネットなどが思い浮かびます。でもこれらはみな技術の名前で、「メディア」とも呼ばれます。 この講義では、少し涼しげな話しをてがかりにして「メディア」とは何か歴史的に考えます。 新倉 貴仁 7月16日 10:30~11:10 他国の文化を理解するとは? 他の国の文化を理解する際になぜ妙な誤解が生じるのか?どの文化にも共通する善悪の決まりのようなものはあるのか、ないのか?- このような異文化理解の問題を、ドイツ映画における日本のイメージやドイツ国内の時事問題を取り上げながら哲学的に考えてみます。 陶久 明日香 8月5日 10:30~11:10 ハプスブルク帝国の皇帝フランツ=ヨーゼフ一世と、当時世界一の美女と言われたエリーザベトとのあいだに生まれたルドルフは、将来こ 悲劇のプリンス・ルドルフの受けた厳 の帝国を背負わねばならないため、厳しすぎる教育を受けました。これが災いしたのか、マイヤーリンクで「謎の死」を遂げてしまいます。 しすぎる教育 ルドルフがどんな少年だったのか、またどんな教育を受けたのか、少し覗いてみましょう。 富山 典彦 8月6日 10:30~11:10 グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』 を読もう! 『ヘンゼルとグレーテル』と言うと、可哀想な兄妹、森、お菓子の家、魔女が思い浮かびます。まずフンパーディングの歌劇をヒントに一般的 な童話理解を踏まえ、次にグリム童話を分析して、この童話の意味を考えます。 時田 郁子 8月7日 10:30~11:10 スタディとは愛し求めること 高校までの勉強も大学での研究も、英語で言えばスタディです。スタディとはもともと愛し求めること。大学は知を愛し求める場です。何の ために?これからの時代にはどのような知が必要となるのでしょうか?考えてみたい。 髙原 照弘 ョ ー ヨ ッ ロ パ 文 化 学 科 上野 英二 古典とユーモア ー ン 学 科 大谷 節子 12:35~13:15 ニ ケ シ 教員 7月16日 ュ マ ス コ ミ ミニ講義詳細 日本の古典喜劇である狂言の「をかし」を読み解きます。この夏は「悪坊」と「悪太郎」。乱暴で罵詈雑言を撒き散らす大酒飲みの甥を改心 させるために、伯父がある行動を起こします。突然人生がひっくり返る甥。仏典から生まれた狂言のお話です。 音楽は耳で聴いて味わうものと思っている方も多いでしょう。しかし中には、楽譜の見た目の姿が、音楽の鑑賞や演奏において重要な役 割を果たすこともあります。このミニ講義では、そうした「目で楽しむ音楽」を紹介し、楽譜の多様な役割について考えてみます。 文芸学部マスコミュニケーション学科「ジャーナリズム論ゼミ」 (8月6日・7日のみ実施) 森暢平ゼミナール(ジャーナリズム論)では、毎年夏休み、フィールドワークを行っています。今年のフィールドは熊本で、 テーマは2つ。水俣病と熊本地震です。前者では、水俣病とマスメディアの関わり、後者でも震災報道を主に調査してきます。 オープンキャンパス中のゼミナールでは、それぞれの学生が事前に調査した内容を発表し、ディスカッションする様子をご 覧に入れます。 谷内田 浩正 赤塚 健太郎 上杉 富之
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