乳牛まるごと体感タペストリー 指導ガイド - J-milk

みて きいて さわって
みて
乳牛まるごと体感タペストリー 指導ガイド
みて
耳標(牛の個体識別標)
①牛の両耳には耳標がついてい
るということを確認させる。
※国内で飼育された全ての牛に、10桁
の番号が印字された耳標(じひょう)が
装着されます。1頭1頭の生産から店
頭までの履歴は、この番号により(独)
(独)家畜改良センター
家畜改良センターで識別・管理され、
ト 牛の個体識別情報検索サービス
レーサビリティーが可能になっています。 https://www.id.nlbc.go.jp/top.html
体
の
高
さ
約
135
∼
145
cm
前
後
①牛はどんな鳴き声か発表させる。
②本物の牛の鳴き声を聞かせる。
※音声モジュールはプッシュ式です。牛の口の
少し下を押すと本物の牛の“モ∼”という鳴
き声を聞くことができます。裏の袋から音声
モジュールのみを取り外すことも可能です。
①成牛の実際大きさを体感させる。
②この乳牛の種類はホルスタインであることを教える。他にも乳
牛にはジャージー種など、何種類かいることも説明する。
③乳牛の乳首は4つあることを説明する。
④牛乳が出るようになるには、一度、子どもを出産しなくてはなら
ないことを説明する。
⑤牛には胃袋が4つある
ので、牧草や固いエサ
も時間をかけて消化で
きることを教える。
⑥その他、体重や体高な
どを補足説明する。
音
声
きいて 牛の鳴き声(音声モジュール)
穴の開いている
辺りを押す
さわって 牛の毛
ホルスタイン メス 成牛
で)
根ま
け
の付
ら尾
か
(肩
0cm
17
体
さ約
の長
みて
ホルスタイン子牛パネル
①生まれたときは体高約75cmであることを伝える。
②生まれてすぐに立ち上がらないと死んでしまうことを紹介し、小
さいながら必死で生きようとする話をして命の尊さを教える。
③タペストリーと重ねて見せながら、この小さな牛が約2年でこん
なにも大きくなることを説明する。
※このパネルの子牛は生後約一ヵ月半です。体高のみ生まれたての子牛に合
わせてあります。
①本物の牛の毛を触らせる。
②触った感想を発表させてみる。
※牛の毛皮について
タペストリーに使用の毛皮は、食用の牛の副産物として採れたものです。牛
革を作る目的だけで子牛や成牛の命を絶つことはありません。
重ねて
大きさの違いを
比較させて
みよう
2200mm×1700mm
1000mm×750mm
1日に出る乳(生乳)の量
学校給食用牛乳消費定着促進事業
(平成21年度)
搾乳量は1日に20∼30l。
200mlの牛乳容器で
100∼150本分の
乳が出る。
1日の食事量
青草の場合、50∼60kg。
水分が抜けた乾し草と穀類を混ぜたものの場合、
15∼30kg。
水は1日に60∼100lを飲む。
糞と尿の量
牛乳が出るようになるまで
赤ちゃんを生んで
はじめてお乳が出ます
メスの子牛誕生!
体を休ませます
離乳
2ヵ月
育成
14∼16ヵ月
社団法人 日本酪農乳業協会
約10ヵ月
妊娠
約10ヵ月
さくにゅう
搾乳期間
乾乳
300∼330日
2∼3ヵ月目
約40日後
後援 農林水産省
独立行政法人 農畜産業振興機構
さくにゅう
妊娠
約10ヵ月
※生乳(せいにゅう)
乳牛から搾ったままの状態の乳。
生乳を加熱殺菌したものが「牛乳」。
このサイクルを
1頭の乳牛が
3∼4回くりかえします
搾乳期間
300∼330日
約40日後
乾乳
2∼3ヵ月目