【中小企業者の皆様へ】 <制度の概要> 平成 28 年 7 月 20 日 中小企業等経営力強化法(平成 28 年 7 月施行)に基づく 固定資産税の課税標準の特例に係る証明書の発行について 一般社団法人 日本エルピーガスプラント協会 平成 28 年 7 月 1 日に施行されました中小企業等経営強化法により中小事業者が経営力向上計画を 策定し担当省庁の認定を受ければ設備投資を行った設備の固定資産税の軽減措置を受けることができ ます。 【軽減措置の内容】 ①固定資産税の課税標準が3年間2分の1に軽減 ②適用期間は平成28年7月1日から平成31年3月31日まで ③設備の範囲は固定資産区分の「機械及び装置」のみ 【対象事業者】租税特別措置法の中小事業者 (①から③のいずれか該当) ①資本金の額又は出資金の額が1億円以下の法人 ②資本金若しくは出資を有しない法人の場合、常時使用する従業員の数が1000人以下の法人 ③常時使用する従業員の数が1000人以下の個人 【設備(機器)の要件等】 設備(機器)は生産性向上の要件が必要です。要件は次のとおりです。 ((1)から(3)全て該当) (1)販売開始から10年以内 (設置予定の設備(機器)が最新モデルではなく旧モデルであっても販売開始が10年以内であれば 要件を満たします。 ) (2)旧モデル比で生産性(単位時間当たりの生産量、精度、エネルギー効率等)が年平均1%以上向上 (3)1台又は1基の取得価額が160万円以上(設置工事費含む。 ) 詳細は経済産業省中小企業庁のホームページを参照願います。 http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kyoka/index.html 【幣協会が証明書を発行する対象設備】 原則として固定資産区分の「機械及び装置」にて分類されている東都又は細目中の「LPガス 関連機器」とさせて頂きます。 このLPガス関連以外の機器の場合は申請頂いた設備の生産性向上性の判定が困難な場合が 考えられるため別の発行団体をご紹介させて頂くこともあり得ることをご了承願います。 【幣協会が証明書を発行する対象者】 原則として日本エルピーガスプラント協会正会員及び賛助会員を対象とします。 (発行手数料 ○当協会正会員;無料 ○当協会賛助会員;3,000円(1件) 【中小企業者の皆様へ】 <制度の概要> ☛軽減措置を受けるまでの手順は次のとおりとなります。 ① 経営力向上計画を申請される中小企業事業者は導入予定の設備(機器)メーカに生産性証明書の 発行を依頼します。 ② 依頼を受けた設備(機器)メーカは証明発行団体に証明発行を依頼します。 ③ 証明発行の依頼を受けた団体は生産性に係る条件を確認し、証明書を発行し、設備メーカへ送付 します。 ④ 発行証明書を受理した設備メーカは依頼を受けた中小企業事業者へ証明書本紙を送付します。 ⑤ 中小事業者は経営力向上計画申請に証明書を添付し計画申請書を主務大臣に提出します。 ⑥ 主務大臣は確認後、計画認定書を中小事業者に交付します。 ⑦ 中小事業者が設備を設置します。 ⑧ 固定資産税特例申請時に計画認定書、計画申請書、工業会証明書の写しを自治体に提出し、固定 資産の軽減を受けることになります。 主務大臣 ⑤経営力向上申請 ※証明書添付 (一社) 日本エルピーガス プラント協会 ②証明書 発行依頼 ③証明書 発行 設備(機器) メーカ ⑥計画認定書交付 ①証明書 発行依頼 中小事業者 ④証明書 送付 ⑦固定資産税 特例申請・納税 自治体 ⑥設備設置 ☛手続きは次のとおりです。 (1)証明書、チェックリスト 中小事業者から証明書発行の依頼を受けた設備(機器)メーカが証明書、チェックリストを作成し ます。証明書は申請事業者、機種毎に作成願います。 ☛証明書 ; 添付 「様式1 中小企業等経営強化法の経営力向上設備等に係る仕様等証明書」 ☛チェックリスト;添付「様式2 チェックリスト」 (2)新旧モデルの生産性向上を示す書類、及び新旧モデルの図面、カタログ、仕様、性能表等 ① 生産性向上を示す書類としては生産量、精度、エネルギー効率等が新旧モデルにて年1% 以上であることの根拠等が記載されたものを添付願います。 ② 新旧モデルの図面、カタログ、仕様、性能表等を添付願います。 (3)上記(1)(2)を返信用封筒とともに下記に送付願います。 送付先:一般社団法人 日本エルピーガスプラント協会 〒100-0001 東京都港区虎ノ門 3-20-4 虎ノ門鈴木ビル 3F TEL 03-5777-6167 FAX 03-5777-6168 (担当;根木和輝) (4)要件を確認後、証明書に幣協会証明印を捺印後、本紙を返送します。 ◆現在、実施している「生産性向上設備促進税制」と併用可能です。 (注)併用する場合は「産業競走力強化法の生産性向上設備等のうち先端設備に仕様等証明書」 を併せて送付願います。ただし、設備(機器)が最新モデルのみが対象となりますので導入予 定のモデル年には注意願います。 以 上
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