山鉾説明

八坂神社の御神輿をお迎えするために氏子区内を清める役割を担うの
山 鉾 −やまほこ− が山鉾の役割です。形態は、大きく鉾(ほこ)、山(やま)に分けられます。
■鉾と山の解説
鉾頭
巡行する鉾のうちで最大のものは、約12トンに達します。
また、
これの組み立て、巡行、
吹散
及び解体には延約180人もの人手を要します。次に鉾や山の大体の大きさと構造に
天王台
真木
ついては以下の通りです。
鉾・曳山
赤熊
「重 量」約7∼9トン(巡行時約8.5∼12トン)
「曳 手」鉾の巡行に当り綱を曳く役 40∼50人
「高 さ」 地上から鉾頭迄約25m
「屋根方」電線等の障害を調整する役 4人
し で
「囃子方」 園囃子を演奏する
地上から屋根迄約8m
紙垂
角幡
「車 輪」直径約1.9m前後
「車 方」鉾の舵をとる役
「屋 根」長さ約4.5m巾約3.5m前後
「音頭取」 車軸の上に立ち、曳手と車方を指揮する
「鉾 胴」長さ約3.5m巾約3m
役 2人(辻廻しの時のみ4人)
「石 持」長さ約6m余
「囃子舞台」8∼10平方m
網隠し
真松
朱大傘
命綱
御神体
(人形)
見送
破風
屋根方
天水引
稚児
囃子方
御幣
角金具
角房
欄縁
水引
前懸
胴懸
御幣
欄縁
角金具
下水引
舁手
前懸
角房
音頭取
引綱
石持
車方
曳手
胴懸
裾幕
車輪
舁山
山廻し(頭領)
裾幕
担棒
各山とも構造、重量に大差なく、
その錺金具、人形の大きさに
より多少重量が異なる程度で、大体次の通りです。
「重 量」約0.5∼1トン
「舁 手」14∼24人
山の中でも岩戸山、北観音山、南観音山は曳山で形態は鉾
と同じく、
ただ真木が松の木で高さは地上約15mです。