平成 28 年度女性ネットワーク委員会からの活動

平成 28 年度女性ネットワーク委員会からの活動報告(第 1 回)
平成 28 年 7 月 12 日
女性ネットワーク委員長 南 美希
6 月 26 日(日)つくば市の市民ホールつくばねにて、つくば市 PTA 連絡協議会「女性ネッ
トワーク委員会講演会(ワークショップ)」が開催されました。
今年度のつくば市テーマは「安心・安全な地域社会を子どもたちと共に考える。
」です。
竹園東中学校からは 2 名の女性ネット委員が参加しました。以下報告です。
【演題】
「学校が避難所になる時、何をすべきか」
【講師】 長屋 和宏(ながや かずひろ)先生
つくば AZUMA 学園地域防災コーディネーター(防災士)
(1)避難所についての講演
① 災害に遭遇する確立
10 年間(平成 18 年 5 月~28 年 4 月)に震度 6 以上の地震を経験した人口が約 1132 万人、
1 年あたり平均、約 113 万人になります。日本人の総人口が 1 億 2 千 7 百万人(平成 28 年
度)ですので、大規模地震に遭遇する確立は 1 年あたり約 112 人に 1 人となっております。
ちなみに宝くじに当たる確立(平成 28 年のサマージャンボ)は 1000 万枚に 1 枚。
交通事故に遭遇する確立(平成 27 年度)は約 190 人に 1 人となっております。
② 災害、防災の定義
人の命が亡くなり、いつもの生活ができなくなる出来事を災害、大変なことが起こっても
人が困らないようにすることを防災、と定義しております。
③ 避難場所と避難所の違い
災害が差し迫った状況や発災時において緊急的に避難し身の安全を確保することができる
場所を指定緊急避難場所(公園・グラウンド等)
、災害発生時、被災者が一定期間滞在する
ことができる施設等を指定避難所(交流センター、学校の体育館等)
、といいます。
表 1 つくば市の指定緊急避難場所
No.
施設・場所名
1 さくら運動公園
2 茎崎運動公園
3 大池公園
4 川口公園
5 研究学園駅前公園
6 筑波北部公園
表 2 つくば市の指定避難所
No.
施設名
1~40、43~52
つくば市立小学校
41
(旧)山口小学校
42
総合教育研究所
53
市民研修センター
54
市民ホールつくばね
55~68
交流センター
69
つくばカピオ
70
つくばサイエンス・インフォメーションセンター
71
(株)常陽銀行 常陽つくばビル
72
(株)筑波銀行 つくば本部ビル
73
(株)鹿島アントラーズ FC つくばアカデミーセンター
74
つくば市谷田部農業協同組合
75~98
福祉避難所(※)
県立つくば特別支援学校【児童・生徒】ほか 23 箇所
※福祉避難所とは、高齢者や障害者などの、避難所生活において何らかの特別な配慮を必要と
する方向けの避難所
④ 生徒児童の体力
生徒児童の体力は、握力は大人が優位、シャトルランは小人が優位、あとは大きな差がな
いというデータがあります。
(表 3)このように子供(特に高学年)は体力があり、災害時
の避難所で、とても戦力となります。高学年は避難所で守られる立場ではなく、小さな子
供たちやお年寄りを支える立場なのです。
表 3 小学校 6 年生と 40 歳代(男)
年齢
12
40-44
握力(kg)
反復横とび(点)
20m シャトルラン
(折り返し数)
立ち幅とび(cm)
24.7
48.4
70.1
180.7
48
47.4
47
207.6
(2)小学校をフィールドとした避難所開設訓練
グループディスカッションではつくば市で地震が発生したことを想定して、
以下の状況のもと避難所となる小学校教室配置図を使って、避難所開設訓練をしました。
6月某日(日曜日) 10 時 00 分頃
茨城沖でマグニチュード8の地震、つくば市の震度6強
地震発生から1時間経過(11時頃)
各学校の周辺に近隣住民と思われる人達が集まってきた。
その数約 300 人。学校を避難所として開放することが決定。
現在の状況を踏まえ、H 小学校を避難所として開設、開放する。
学校の開放にあたっては、今後の動きなども想定し、「避難所に必要な機能のまとめ」を
参考に小学校を避難所として開設、開放するための部屋割りなどを検討しました。
(3)研修を受けた感想
本日の研修は前半が講師による講演、後半が「避難所開設訓練」に関するグループディス
カッションと、とても充実した内容でした。特に後半のグループディスカッションで他校
の役員の方々と一緒に小学校を避難所として開設するための部屋やスペースの割り振りを
考える作業を行ったことで災害時の対応は冷静に対応することの大切さを改めて感じまし
た。また子供たちは災害時にとても戦力になるとのことなので、ぜひ子供たちにも「避難
所開設訓練」を体験してほしいと思いました。