障害児受入職員配置加算対応用 非常勤職員・アルバイト出勤簿(参考様式)の使用方法について <概 要> 「障害児受入職員対応用 非常勤職員・アルバイト出勤簿」 (参考様式)は、障害児受入職員を非常勤職員またはアルバイト職員で配置した場合の、補助対象 経費となる人件費を計算するための参考様式です。 「2 入力の手順」 (p.2~)に従って作業を行うことで、 「年間補助対象経費集計表」が完成しますので、当該年度の事業終了後に、横浜市放課後児童クラブ 事業費補助金実績報告書(第 20 号様式)の収支報告書と合わせて提出してください。 ※補助金の精算は、本様式を使用しなくても可能ですが、立入調査等の際には、帳簿等の確認を行いますので、その際に、補助対象経費の内訳が明確に分かるように 整理して書類を保管していただくようお願いいたします。 1 出勤簿の構成 「障害児受入職員対応用 非常勤職員・アルバイト出勤簿」 (参考様式)は、次の5種類のシートで構成されています。 (1) 「A 補助対象経費(実績報告用) 」シート(p.5) 「月別賃金集計表」で集計した、各月の障害児受入職員配置加算補助の対象経費の合計と、補助額との比較をするシートです。実績報告書の提出時に、補助対 象経費の積算根拠として、このシートを添付してください。 (2) 「B 月別賃金集計表」シート(p.4) 「③出勤簿」シートに入力した内容を月ごとに自動で集計するシートです。各職員の賃金及び障害児受入職員配置加算補助の補助対象経費を集計します。 (3) 「①登録コード表」シート(p.2) 非常勤職員及びアルバイトの「登録コード」 (各職員に任意でつける番号)と「職員名」を入力するシートです。このシートに入力した内容は「②出勤簿一覧」 、 「③出勤簿」シートに反映されます。 (4) 「②出勤簿一覧」シート(p.2) 職員ごとの出勤簿の一覧です。このシートに入力した内容は「③出勤簿」と「B 月別賃金集計表」シートに反映されます。 (5) 「③出勤簿」シート( 「③出勤簿1」から「③出勤簿 20」まであります。) (p.3) 職員ごとの勤務実績を入力するシートです。職員1人につき1枚のシートを使用します。障害児受入職員を兼務する職員は、1人で「通常勤務用」と「障害 児受入職員としての勤務用」の2枚のシートを使用して別々に勤務状況を管理します。各シートに月ごとの出勤簿が 12 か月分入っています。 このシートに入力した内容は「B 月別賃金集計表」シートに反映されます。 1 2 入力作業の手順 (1) 「①登録コード表」シートに、非常勤職員の「登録コード」 (1~20 まで入力してあります。適宜変更してください)と「職員名」を入力します。 <記入例> (2) 「②出勤簿一覧」シートに次の項目を入力します。 ア クラブ名を C7 セルに入力します。 イ 次のとおり一覧にデータを入力します。 なお、非常勤職員が障害児受入職員を兼務する場合は、 「通常の非常勤職員としての勤務」 (以下「通常業務」)と「障害児受入職員としての勤務」を別々の 出勤簿シートで管理しますので、この表も2行に分けて入力してください(記入例参照) 。 列 項 目 A 登録コード B 加配 C ③出勤簿シート名 D E F 職員 時給 備考 入力内容等 【必須】 「①登録コード表」シートに入力した登録コードを入力してください。コードを入力すると D 列に職員名が自動で 入力されます。 【必須】障害児受入職員として勤務する職員の場合、リストから「加配」を入力してください。 「③出勤簿」と「月別賃金 集計表」に反映されます。 【任意】個別の出勤簿のシート名です。 「③出勤簿1」シート以降のシート名を変更した場合は入力してください。 ※入力しなくても作業は可能です。 【自動】A 列に登録コードを入力すると、職員名が自動で入力されます。 (入力不要) 【必須】各職員の時給を入力してください。 「③出勤簿」シートと「月別賃金集計表」シートに反映されます。 【任意】適宜使用してください。 <記入例>A さんが障害児受入職員を兼務する場合、通常勤務分と障害児受入職員としての勤務分の2行を入力します。 1人の非常勤職員(Aさん)が障害児受入職員 を兼務する場合の例として、通常業務を時給 920 円、障害児受入職員としての勤務を時給 1,000 円としています。 2 (3)勤務実績の入力 職員ごとに「③出勤簿1」以降のシート(これが個別の出勤簿となります)を作成し、勤務実績を入力します。 同じ非常勤職員が障害児受入職員を兼務する場合は、次の2種のシートを作成します。 ア 通常業務の日及び時間を入力するシート(以下「通常業務シート」)…記入例では「③出勤簿1 A さん」シート イ 障害児受入職員として勤務した日及び時間を入力するシート(以下「加配シート」)…記入例では「③出勤簿2 A さん(障害児) 」シート <記入例> A さんの出勤簿シートを 2種類作成しています。 ※青色のセルのみ入力してください。(白のセルは自動で入力されます。) 3 (4)賃金の集計 「③出勤簿1」以降のシートに入力した内容が、 「B 月別賃金集計表」シートに月ごとに自動的に表示されます。 記入例では、A さんは2行に分かれて表示されており、障害児受入職員加算補助の補助対象経費として計上される分には、I 列に「加配」と表示され(「②出勤 簿一覧」シート B 列を反映) 、J 列に補助対象経費が表示されています。 <記入例> 通常業務シート分 加配シート分 4 (5)補助対象経費の集計 「A 補助対象経費(実績報告用) 」シートに、次の項目を入力し、「横浜市放課後児童クラブ事業費実績報告書」 (第 20 号様式・以下「実績報告書」という。) に添付して提出してください 。 列またはセル 項 目 G1 セル F4 セル 提出日 クラブ名 F7 セル 障害児受入職員配置加算補助交付決定済額 F8~F10 セル ・補助対象経費 ・差引 ・ (戻入額) 内訳 C,D 列 障害児受入職員給与 固定給雇用分 内訳 E~F 列 障害児受入職員給与 時給雇用分 入力内容等 実績報告書と同日としてください。 「②出勤簿一覧」シートに入力したクラブ名が反映されます。 横浜市放課後児童クラブ事業費補助金交付決定通知書(第 17 号様式)又は横浜市放課後児 童クラブ事業費補助金交付変更決定通知書(第 18 号様式)で決定されている当該加算補助 の交付決定済額を記入してください。 F7 セル及び内訳を入力すると、自動で計算されます。 固定給で障害児受入職員を雇用している場合は、月ごとの給与を1人ずつ入力してくださ い。 (行が足りない場合は、適宜追加してください。 ) 「月別賃金集計表」シートで集計された、月ごとの補助対象経費が自動で反映されます。 <記入例> 障害児受入職員配置加算補助の交付決定金額を入力します。 固定給で障害児受入職員を雇用している場合は、月ごとの給与 を1人ずつ入力してください。 ※行が足りない場合は適宜追加してください。 「月別賃金集計表」で集計された、月ごとの補助対象経費が自 動で反映されます。 通常の非常勤職員と兼務している場合は、社会保険料等は按分 して計上し、別紙で根拠資料を添付してください。 5 3 実際の勤務状況と記入例 【例示のクラブの設定】 クラブ名 「支援の単位」 の数 ヨコハマ学童クラブ 1 職員体制 職員名(兼務・資格) A さん(障害児受入職員兼務 ) B さん(障害児受入職員兼務 ) C さん(放課後児童支援員) D さん(放課後児童支援員) 雇用形態 非常勤職員 常勤職員 非常勤指導員の A さんと B さんは、①通常業務の日(または時間)と②障害児受入職員として働く日(または時間)の両方が発生します。 出勤管理に使用するシートは次のとおりです。 登録 職員名 コード 1 A さん 2 B さん 勤務内容 通常業務の日(または時間) 出勤管理に使用するシート ③出勤簿1 Aさん 障害児受入職員として働く日(または時間) ③出勤簿2 Aさん(障害児) 通常業務の日(または時間) ③出勤簿3 Bさん 障害児受入職員として働く日(または時間) ③出勤簿4 Bさん(障害児) <入力例> ①登録コード表 ②出勤簿一覧 6 時給 920 円 1,000 円 920 円 1,000 円 勤務の例1)開所時間を通して、条例基準+1人の配置をした場合 【4月1日の勤務状況等】 職 員 13 時 15 時 勤務時間 A さん(非常勤・障害児受入職員) 13 時~19 時 B さん(非常勤・障害児受入職員) 勤務なし C さん(常勤・放課後児童支援員) 13 時~19 時 D さん(常勤・放課後児童支援員) 13 時~19 時 ※障害児の利用時間 13 時~15 時 補助対象:13 時~19 時 19 時 休憩(1 時間) 【出勤簿への入力方法】 A さんの勤務時間(13 時~19 時)を、加配シート( 「③出勤簿2 A さん(障害児) 」シート)に入力 します。 休憩(1 時間) 加配シートに入力 7 勤務の例2)障害児の利用がないことがあらかじめ分かっていた場合 【4月4日の勤務状況等】 職 員 13 時 勤務時間 A さん(非常勤・障害児受入職員) 13 時~19 時 B さん(非常勤・障害児受入職員) 勤務なし C さん(常勤・放課後児童支援員) 13 時~19 時 D さん(常勤・放課後児童支援員) 13 時~19 時 ※障害児の利用時間 利用予定なし 19 時 補助対象:なし 休憩(1 時間) ※当初は障害児が利用予定であったが、当日に急遽利用がなくなった場合は、勤務の例1と同様の取扱いとなります。 【出勤簿への入力方法】 A さんの勤務時間(13 時~19 時)を、通常勤務シートに入力 します。 通常勤務シートに入力 8 勤務の例3)障害児が帰宅した時点で、条例基準+1人の配置をやめた場合 【4月5日の勤務状況等】 条例基準を満たすための配置なので、 13 時 職 員 勤務時間 A さん(非常勤・障害児受入職員) 13 時~19 時 B さん(非常勤・障害児受入職員) 勤務なし C さん(常勤・放課後児童支援員) 13 時~15 時 D さん(常勤・放課後児童支援員) 13 時~19 時 ※障害児の利用時間 13 時~15 時 補助対象:13 時~15 時 15 時 通常運営費からの支出となります。 休憩(1 時間) 【出勤簿への入力方法】 A さんの勤務時間のうち、 ①障害児受入職員としての勤務時間(13 時~15 時)を、加配シートに入力 ②通常業務での勤務時間(15 時~19 時)を、通常勤務シートに入力 ①加配シート(13 時~15 時) ②通常業務シート(15 時~19 時) 9 19 時 勤務の例4)開所時間を通して、条例基準+1人の配置をした場合(障害児受入職員が途中で交代した場合) 【4月6日の勤務状況等】 13 時 職 員 補助対象 A: 13 時~16 時 15 時 勤務時間 A さん(非常勤・障害児受入職員) 13 時~16 時 B さん(非常勤・障害児受入職員) 15 時~19 時 C さん(常勤・放課後児童支援員) 13 時~19 時 D さん(常勤・放課後児童支援員) 13 時~19 時 ※障害児の利用時間 13 時~15 時 16 時 補助対象 B: 16 時~19 時 19 時 ※B さんが 16 時以降、障害児受入職員 として勤務した場合 【出勤簿への入力方法】 ①A さんの勤務時間(13 時~16 時)を、A さんの 加配シートに入力 ②B さんの通常業務の勤務時間(15 時~16 時)を、B さんの 通常勤務シート(「③出勤簿 B さん」シート)に入力 ③B さんの障害児受入職員としての勤務時間(16 時~19 時)を B さんの 加配シート( 「③出勤簿 B さん(障害児) 」シート)に入力 ①A さんの加配シート(13 時~16 時) ②B さんの通常勤務シート (15 時~16 時) 10 ②B さんの加配シート(16 時~19 時) ≪補 足≫ 年度途中に給与が変更となった場合について 年度の途中で職員の給与が変更となった場合、時給変更前後でそれぞれ別の登録コードを設定し、出勤簿を分けて管理する必要があります。 ( 「登録コード」と「職員名」と「時給」を連動させているため。 ) 【記入例】Aさんの時給が8月から変更となった場合 (1) 「①登録コード表」シートに新たに時給変更後分の登録コードと職員名を任意で記入します。 (2) 「②出勤簿一覧」シートに(1)で入力した職員コードを入力し、時給等を入力します。 11 (3) (2)で入力した内容が、対応する「③出勤簿シート」に反映されるので、時給変更後の勤務実績を入力します。 12
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