健康相談室だより

学生・教職員
健康相談室だより
2016 年 7 月
学生・教職員健康相談室
学生・教職員の皆様、こんにちは。今年は例年より早い時期から夏日があり、寒暖の差が大き
い陽気でした。今は梅雨の時期となり、じめじめとした日が続いています。いかがお過ごしですか?
入学・進級・部署の異動が多かった 4 月に比べると、今は自分のペースが出来ている頃ではないでしょ
うか?
そして学生の皆さんは、課題・バイト・部活などで忙しい毎日を送っていると思います。忙しく
ても生活リズムが乱れないように、日ごろから気をつけていきましょう!
夜更かし、続けるとどうなる?
夜更かしが続く
勉強効率DOWN
生活リズムが乱れる
朝に起きられなくなる
午前の授業に行けない
疲れやすい イライラ
集中力低下 落ち込み
肥満 肌荒れ 便秘など
単位 が 足 り な く な
る ???
と、ならないように、心当たりのある方は、早いうちにリセットしましょう!
決めた時間に起きる習慣をつける(授業に遅れない時間に、毎日起きましょう!)
はじめのうちはつらいと思うかもしれませんが、続けることで、入眠時間が少しずつ早くなってきま
す。(日中、どうしても辛い時は 15 分机に伏せる程度の仮眠をとる事がおすすめです。)
起床後は、①カーテンを空け、太陽の光を全身に浴びましょう。(部屋の空気の入れ替えもしよう。)
※光を浴びる事で、睡眠ホルモンと言われる「メラトニン」の分泌が抑えられ、すっきりとします。
②朝食を摂る習慣をつけましょう。
寝起きの体はエネルギーが不足しているので、糖質を摂ると体が早く活動モードになり
ます。蛋白質と共に摂取するとより効果的です。(例えば、シリアル+牛乳、豆乳
などは手軽に両方摂れます)★朝食を摂る習慣のない人は、パンでもバナナでも、
何か食べることからはじめましょう。
勉強効率UP
まずは 1 週間がんばって、朝型の生活に変えていきましょう。
★ 蚊にさされない! ★
ここ数年、蚊に刺されることで発生する病名を耳にする機会が増えましたね。元々は熱帯・亜熱
帯地域で流行していましたが、近年、日本でも気候が亜熱帯に近づいてきた事や、海外から持ち込
まれる事などから、国内で発生する可能性がでてきました。それらの病気の流行にかかわらず、日
ごろから、蚊や虫に刺される機会が少なくなるように、心がけましょう。
例)日本脳炎(豚→蚊→人)ワクチンあり(幼少期予防接種を受けている事が多い)。治療薬なし。
デング熱(人→蚊→人)ワクチン・予防薬なし。※非致死性(熱性)と重症型(出血熱・ショ
ック症候群)があり。
ジカ熱
(人→蚊→人)ワクチン・予防薬なし。※日本での感染の報告はまだなし。
マラリア(人→蚊→人)予防内服・治療薬あり。
<予防>
出来るだけ蚊に刺されない!が鉄則。
虫除けスプレーや軟膏の塗布
殺虫剤・蚊取り線香の使用
流行地では、特に長袖、長ズボンの着用
<参考>東京都感染症情報センター
★
熱中症に注意 ★
暑さを出来るだけ避ける
室内でも注意!:温度・湿度の調節
外出時は:日陰を歩く・日傘や帽子着用
体の蓄熱を避ける:通気性のよい衣服着用
こんな場合も注意!
睡眠不足・疲労の蓄積・病みあがり
梅雨の晴れ間・梅雨明けすぐの時期
料理中:高温多湿
炎天下の車内:高温
こまめに水分補給
のどが渇いていなくても!
お勧め
・経口補水液
・水 麦茶(+塩分・糖分を加え
ると効果的。塩飴などでの代
用も)
・牛乳(←運動後にお勧め)
あまりお勧めできません
・コーヒー・緑茶・紅茶・アル
コール類
→利尿作用があるためかえって
水分が体外へ出てしまう。
<参考>東京消防庁ホームページ
~お知らせ~
・芝浦キャンパスにAEDが 1 台増えました。4Fエレベーターホールです。場所を確認してください。
・学生健康診断をまだ受けていない方、2 次検査が終わっていない方は、夏休み前までには終えましょう。
≪問い合わせ≫
学生・教職員健康相談室(保健室)
豊洲校舎:03-5859-7400
大宮校舎:048-687-5113
芝浦校舎:03-6722-2635