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2016 年度
褒賞申請書
事業名称
クロスロード~経営者内弟子体験!私の夢を描く夏~
カテゴリー
地域環境活性化(地域経済活性化
申請LOM
中国地区
LOM番号
092
理事長名
樫山 貴彦
担当者名
原
担当携帯番号
090-8484-7262
事務局
〒番号 740-0017
事務局住所
山口県岩国市今津町 3 丁目 14-19
事務局 TEL
0827-23-1177
本事業の参加者
山口
ブロック
部門)
一般社団法人岩国青年会議所
LOM人数
33 名
担当 e-Mail
[email protected]
真
事務局FAX
会員数
36 名
関係者数
3名
一般参加者数
62 名
0827-22-0621
事業背景
岩国市の人口は現在 14万人を割り込み、特に若年層の流出が激しく、20代か
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ら30代が人口全体に占める比率が全国平均を大きく下回る状況となっていま
す。果たしてこの岩国のまちは、若者たちが夢を描くに値しないまちなのでしょ
うか。そのようなことは決してなく、この状況は若者たちがこの岩国の持つ魅力
や可能性を十分に認識できていないことが原因であると考えます。当委員会では、
若者たちがこのまちで具体的に自らの夢を描くことができるよう、彼らと岩国の
まちがこれまで培ってきた「地域の力」との出会いの機会を創出し、そのことを
通じて彼らが、このまちに住まい、誇りを持って岩国を牽引していく地域人財と
して将来活躍することを目指し、本事業を実施しました。
事業目的
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このまちに住まい、自らのまちに誇りをもった地域人財を育成し、地域の課題を
地域自身が解決する力である、
「地域力」を開発すること。
事業概要
本事業では、岩国の地場企業とその経営者をまちの「地域の力」であると位置づ
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け、岩国市内外に進学している大学生・専門学校生に対して、岩国の地場企業経
営者と 3 日間行動を共にする「内弟子体験」を実施した。内弟子体験の受け入れ
企業については「このまちの魅力が伝わる企業」を基準として依頼を行い、経営
者がまちづくりにも積極的に参加されている 9 社に受け入れのご協力をいただい
た。経営者の視点から地場企業の意義や岩国のまちを考えてもらうために内弟子
体験はインタビューの実施や経営者と行動を共にするなど、通常の就労体験とは
異なるカリキュラムとし、内弟子体験に先立っては、岩国市長に市の産業やこれ
からのまちづくりについてご講演いただいた。内弟子体験終了後には、事業の波
及効果を広めるべく、市内の高校生を中心とした市民に対し内弟子体験参加学生、
受け入れ企業による事業報告会を実施した。
開催時期
2015 年 8 月 3 日~9 月 12 日
8 月 3 日は事前学習会、9 月 12 日は事業報告会を実施
2015 年 8 月 4 日~21 日の間で各社 3 日間の経営者内弟子体験を実施
開催場所
事前学習会:岩国市役所議会会議室
経営者内弟子体験:岩国市内各企業
事業報告会:シンフォニア岩国大会議室
事業区分
公益性の有無
事業総予算
新規
有
予算額:188,000 円
決算額:171,116 円
協力団体
共
催:ここをクリックしてテキストを入力してください。
(400 文字以内)
協
賛:ここをクリックしてテキストを入力してください。
後
援:岩国市
その他:岩国市内の地場企業 9 社(学生の受け入れ)
事業対象者
事前学習会および内弟子体験:岩国市内外の大学・専門学校生
事業報告会:高校生を含む市民
具体的な活動内容や
参加者の募集は山口県・広島県の各大学・専門学校生に募集要項を設置し、各校の就
ステップ
職課を訪問、大学生を対象に事業説明を実施し、合計 9 名の参加者を募ることができ
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た。学生には募集段階で希望する業種を調査し、企業側、学生側双方と調整の上、受
け入れ企業のマッチングを行った。参加した学生にはそれぞれに青年会議所メンバー
が担当として付き、カリキュラムやスケジュールの調整、事業報告会の発表資料の作
成までをきめ細やかにサポートした。カリキュラムについては、3 日間の内弟子体験
中、最低でも丸一日は経営者と行動を共にしてもらうことを条件とし、初日には、経
営者へのインタビューを通じて、経営者の思いをあらかじめ踏まえて内弟子体験に臨
んでもらう流れとした。事業報告会は、市内各高校の 1 年から 2 年の生徒に開催チラ
シを配布し、また商業・工業高校では就職課からも告知をしてもらい、就職を控えた
高校生の参加を促した。
目的の達成度
これまで、大学生、専門学校生があまり知ることのなかった、岩国の地場企業につい
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て経営者の視点から接してもらうことで、地場企業と地域の魅力を発見してもらうこ
とができた。また、事業報告会を実施することで、内弟子体験参加者だけでなく市内
の高校生にも事業の波及効果を広げ、アンケートでは参加者の90%が受け入れ企業
の中に魅力的な企業があったと感じており、
「岩国で働きたいと思った」
「自分の将来
を改めて考えた」などの声が寄せられた。受け入れ企業の中には、これまでインター
ン等の学生受け入れを行ったことがなかった企業も複数あったが、本事業をきっかけ
に今後は受け入れを検討していく企業も出てきており、若者への地場企業の情報発
信、地域産業の人材確保等、地域の課題を地域で解決するための地域力の開発に寄与
することができた。
地域社会への影響
地場企業では中々若い人材を確保することが難しい状況が続いているが、本事業で大
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学・専門学校と調整を行う中で、学生の地元志向の高まりを受けて、教育機関でも各
地の地場企業の求人情報を求めていることが分かった。大学側には、各地の商工会議
所や行政と調整することで、より多くの地場企業の求人情報が入手しやすくなること
を伝え、また岩国市や今回の内弟子体験受け入れ企業には、教育機関への積極的な求
人情報提供を促すことで、地場企業の今後の採用計画立案の一助となることができ
た。内弟子体験の受け入れ企業の中には、これまでインターンの受け入れは行ってい
なかったが、本事業を機に大学側と直接接点を持ち、本年度についても受け入れの準
備を進めている企業もあり、地場企業の人材確保への影響は確実に表れていると考え
られる。
LOMへの影響
本事業では事前学習会において岩国市長にご講演をいただき、受け入れ企業の候補に
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ついては商工会議所より情報提供を受け、事業報告会では市内の各高校より参加の働
きかけをしていただくなど、行政や各教育機関、他団体と連携しながら進める中で、
これまで築いてきた協力関係をより進展させることができた。また、このたび内弟子
体験の受け入れにご協力いただいた企業の大部分や、内弟子体験に参加した学生の大
学、専門学校はこれまで当青年会議所とはあまり接点のない事業であったが、本事業
を通じて岩国青年会議所の活動を多くの方に知っていただくことができた。
地区・ブロックへの
山口県内や中国地区の多くの地域では、若年層の流出という共通課題を抱えており、
影響
地域内での雇用や定住を促進し、地場産業も含めて地域全体を発展させていくための
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地域人材を育成する上で、本事業のモデルは岩国以外でも有効だと考えられる。また、
参加学生の半数以上は岩国市外出身・在住者であったが、経営者と行動をともにでき
るという事業内容に魅力を感じて事業に参加していた。大学等の教育機関を有しない
地域でも、「内弟子体験」という手法を用いることで、域外の学生に対して、地場企
業の魅力を伝え、地域に若年層を呼び込む機会を得ることができる。
事業継続性の有無と
事業継続なし
期間
(400 文字以内)
その他
添付資料
ここをクリックしてテキストを入力してください。
(事業風景の写真、新聞記事、参加者や協賛者から寄せられた感想文など)
PDF資料2MB、5 ペ
*PDF資料は、必須項目となります。別途作成し、本褒賞申請書と一緒に電子メー
ージ以内(プレゼンテ
ルにてご提出お願いします。
ーション用資料)
一般社団法人岩国青年会議所
地域力開発委員会
背
景
岩国市の若年層の流出
18歳を境に約1割の人口が流出
まちの持続的発展のために定住を促進
目
的
このまちに住まい、
自らのまちに誇りを持った地域人財を
育成し、岩国の地域力を開発すること
事
業
概
要
岩国市内外に進学している大学・短大生を対象に、
地場企業の経営者への「内弟子体験」を実施
地場企業経営者の視点から、地場企業の魅力
さらには岩国の可能性を再発見してもらう
9名の大学・専門学校生が、
岩国の地場企業9社で内弟子体験を実施
事業の流れ
①事前学習会
日時:2015年8月3日(月) 場所:岩国市役所議会会議室
内容:岩国市長講演「岩国の新しいまちづくり」
研修「企業人の心構えとビジネスマナー」
②経営者内弟子体験
日時:2015年8月4日(火)~21日(金)
内容:岩国の地場企業で経営者へのインタビューや同行など、
3日間の「経営者内弟子体験」を実施
③事業報告会
日時:2015年9月12日(月) 場所:シンフォニア岩国
内容:内弟子体験参加者と受け入れ企業経営者による報告会
来場者45名
事業成果
・企業の魅力と可能性を発信
内弟子体験を通じて経営者の目線から各企業の理念、取り
組みについて学ぶことができた。また、事業報告会では、
参加者の9割が魅力的な企業があったと回答。
・人材の地域への呼び込み
各企業や行政に、大学側の地場企業の求人情報に対する
ニーズが高まっていることを伝え、今後の企業の求人情報
の発信や、企業でのインターンの受け入れ検討を促進。