2016 年度 褒賞申請書 事業名称 そのひと筆に想いを!~中海架橋早期実現大作戦~ カテゴリー 地域環境活性化(地域経済活性化 部門) 申請LOM 中国地区島根ブロック安来青年会議所 LOM番号 344 理事長名 妹尾 匠 担当者名 渡部 俊介 担当携帯番号 090-1998-9536 事務局 〒番号 692-0014 事務局住所 島根県安来市飯島町 1240-3 事務局 TEL 0854-22-3038 本事業の参加者 会員数 17 関係者数 28 一般参加者数 7 LOM人数 15 担当 e-Mail [email protected] 事務局FAX 0854-22-3293 事業背景 安来市の人口は約 4 万人であり、東西に鳥取県米子市、島根県松江市と山陰地域 (400 文字以内) の中核となる街に挟まれた地域であります。そのため、流出入調査によると安来 市民の一般的な消費の 4 割はその両市に流れ、著しい経済的な発展を望むことは 困難であります。そのような環境下、今後の地域の将来を鑑みると、救命医療、 大規模災害、くらし、観光振興、産業振興など安来市のみでの対応よりも広域連 携によるまちづくりが有効となり、そのためには、道路交通網の整備は欠かせま せん。一方で、昭和 53 年に安来市と米子市を繋ぐ中海架橋構想が生まれました。 その際には、安来青年会議所の先輩らが先頭に立ち早期実現運動を行いました。 しかしながら、財政面、経済面での優先度が低く伸び伸びになった構想となりま した。そして、昨年改めて中海架橋建設に向け調査がなされ、実現可能の判断が おり、再び私たちの生活環境の変化に向けての追い風が吹いてきたところでござ います。 事業目的 県の優先インフラ整備事業は山陰道の全線開通となっております。私たちの望む (400 文字以内) 中海架橋の早期実現に向けては、地域住民の声が大変重要になってきます。その ため、多くの市民にこの橋の持つまちづくりへの可能性を知ってもらい、そして、 安来市の将来を考えてもらうことで、中海架橋早期建設への機運を高めていくこ とを目的とします。 事業概要 多くの方々への周知徹底に向け、国道 9 号線清水入口交差点付近にある中海架橋 (400 文字以内) 看板の絵を新しくデザインし看板の架け替えを行う。①学生に依頼し夏休みを使 ってデザイン及び絵の制作をしてもらう。 ②地域ケーブルテレビ局のどじょっ こテレビに撮影を依頼し制作までのドキュメンタリーを放送する。③看板の制 作・補修・設置 ④プレスリリースを行い、新しい看板を披露。 ⑤横断幕と併 せて 9 号線を走る車に PR する。⑥プレスリリース時に使用した後、安来高校や 道の駅に依頼し、横断幕を掲げてもらう。⑦事業後、のぼり旗はポールと合わせ て協賛企業に渡し、会社に立てて PR してもらう。※横断幕は、 「中海架橋の早期 実現を」の文字と合わせ、橋の絵を載せる。 開催時期 2014 年 5 月~12 月 看板の除幕式は 2015 年 12 月 5 日 開催場所 安来高校、国道 9 号線清水入口交差点付近 事業区分 新規 公益性の有無 事業総予算 有 予算額:440,000 円 決算額:426,348 円 協力団体 共 催:安来高校 (400 文字以内) 協 賛:安来市内各事業所 後 援:安来市 その他:やすぎどじょっこテレビ 事業対象者 安来市民 具体的な活動内容や 5 月:安来高校に正式なお願い。どじょっこテレビと撮影の打合せ。各報道機関 ステップ に取材の依頼。6 月:横断幕の掲載可能箇所の選定及び依頼。協賛企業探し。下 (400 文字以内) 絵の制作。どじょっこテレビ撮影開始。7 月~9 月:スポンサーの決定。絵の制作。 10 月~11 月:絵の完成、看板の作製。のぼり旗、PR横断幕の作製。12 月:除 幕式、PR活動の実施。2015 年:各地にてPR継続中。 目的の達成度 高校生もこの事業に参加し、安来の未来を想像しながら絵を書いてもらうことが (400 文字以内) できました。その高校生から事前にインタビューや撮影等の許可を得ていたもの の実際撮影を開始する時に顔を写さないで下さいといった思春期特有の恥ずかし さが出てきたため、定期的な撮影(ドキュメンタリー放映)が行えませんでした。 しかしながら、除幕式の際には、どじょっこテレビのインタビューに対して、し っかりと自分の言葉で絵を書いて、この絵がまちの発展に繋がってほしいと話し てくれたことが何よりの成果であると感じています。また、各方面からも応援の コメントを頂いております。 地域社会への影響 看板を目にすることが出来る国道 9 号線を走っている車は根より、どじょっこテ (400 文字以内) レビに取り上げて頂いたこと、協賛を頂いた企業様、安来高校の美術部の生徒、 先生、そしてご家族と多くのチャネルからこの中海架橋の早期実現の必要性を周 知することが出来ました。2013 年に中海架橋の再調査結果がプレスリリースされ た際に地元大手新聞から時の理事長の所に取材が来ました。中海架橋早期実現は 安来JCの想いでもあると認知されている一つの証である思います。そのテーマ に対して私たちが運動を展開できたことで、OBを含めこの地域の人々にこの橋 の可能性を新ためて考えて頂けたものと感じております。 LOMへの影響 1987 年に安来青年会議所の先輩は中海架橋早期実現キャンペーンとして、橋の出 (400 文字以内) 来る場所にドラム缶を浮かべ、中海を歩いて渡る事業を行いました。当時は 50 名を超す規模でしたが、現在は 15 名とメンバー数も減っており、JCへの滞在年 数が長い者も少なくなっております。そのような中、先輩方が行われた事業を振 り返らせて頂いたこと、私たちで新しい伝え方を検討し行動し、そして、多くの 方々に協力の賛同を得て事業が行えた事、大変貴重な経験になっております。多 くの事業はちょっとした思い付き、発想からなりますが、この事業も同様であり、 何気ないところからこのまちに中海架橋が必要であるとメンバーで共有し実現で きたものです。この灯を体験できたことこそ安来青年会議所の今後の強みとなっ ていくものと感じております。 地区・ブロックへの 米子青年会議所、境港青年会議所、松江青年会議所、平田青年会議所、出雲青年 影響 会議所、そして安来青年会議所でなる6JCという経済文化交流を目的とした組 (400 文字以内) 織があります。その6JCにおいて 2014 年度に、救命医療、大規模災害、くら し、観光振興、産業振興の視点でこの中海架橋早期実現に向けての提言書を島根 県、鳥取県に提出しております。提言の後の第一歩としてもこの事業の持つ意義 はあります。特に直接的に橋の設置場所となる米子市とは今後も連携を強化して いくことが必要であります。 事業継続性の有無と 有。次のステップとして、何をするかは未定ではありますが、安来市の総合計画 期間 策定にも安来青年会議所は参加し、話をしております。また、担当部署との連携 (400 文字以内) も行い、講師として例会事業でお話ししていただいたこともありました。このよ うに行政と共に次のステップを踏める準備は整っております。 その他 添付資料 ここをクリックしてテキストを入力してください。 (事業風景の写真、新聞記事、参加者や協賛者から寄せられた感想文など) PDF資料2MB、5 ペ *PDF資料は、必須項目となります。別途作成し、本褒賞申請書と一緒に電子メー ージ以内(プレゼンテ ルにてご提出お願いします。 ーション用資料) そのひと筆に想いを ~中海架橋早期実現大作戦~ 一般社団法人安来青年会議所 中海架橋構想の歴史 昭和56年 島根県鳥取県両知事、安来市米子市他中海圏 域各市町長との「中海における教会、米子空港 の拡充整備等に関する協定」 昭和62年 安来から米子へ中海の上にドラム缶を並べ560 mを650人が歩いて渡る早期実現に向けての啓 発運動の展開 平成13年 平成26年 平成27年 建設協議が中断 建設協議の再開、6JCにて提言書の提出 中海架橋早期実現に向け当事業の開催 中海架橋早期実現への想い 安来市というまち 人口約4万人、主要産業は鉄鋼業(日立金属安来工場:雇用約 3,000人、両隣に山陰の中核となる米子市、松江市(共に人口約 20万人)があり、一般消費の4割が流出 中海架橋が建設された際の可能性 連携:救命医療、大規模災害、くらし、観光振興、産業振興など 魅力:建設予定地周辺の開発、交流人口の増加 中海架橋早期実現へのハードル 県の方針としてインフラ整備は山陰道の全線開通が最優先 当事業の概要 成果と今後の展望 もっと行政も巻き 込まなきゃ 市民の方々とこのまちの 未来を考えることができた 中海架橋早期実現に向け ては、まだ一歩目 市民と共に声を大きく していこう できた時の便利さも 体験してほしい 近隣市との連携も必要 高校生にもまちづくりに参 画することの体験ができて よかった 先輩方も中海架橋に同じ ような想いがあったんだ
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