平成25年度一関市民憲章表彰受賞者 [123KB pdfファイル]

平成25年度一関市民憲章推進協議会表彰 受賞者
愛宕花相撲保存会
団体
千厩
昭和55年、大正・昭和初期から地域で親しまれ、戦後途絶えていた花相撲の保存活動を
行うことを目的として発足。
以来、市内のイベントや各種団体の招聘により盛岡、水沢、宮古などで披露を重ね、イベ
ントを盛り上げるとともに、地域との絆を深めながら伝承保存活動に取り組んでいる。
さらに、平成15年より、みちのく千厩赤ちゃん相撲大会を開催するなど、地域の活性化
にも寄与している。
一関地域交通安全母の会連合会
団体
一関
昭和44年4月に結成、「交通安全は家庭から」の基本理念に基づいて、地域の安全・安
心のため「高齢者を交通事故から守る署名活動」等、各種会合を利用しての交通安全教室の
開催等、女性ならではの活動を根強く実践し、住みよいまちづくり活動を展開している。
一関地区交通安全協会20区分会
団体
一関
平成6年3月に一関地区交通安全協会20区分会を結成し、地域から悲惨な交通事故を無
くすため、地域住民に対し「交通ルールの遵守」「交通マナーの実践」を呼びかけるととも
に、地域内の通学路の点検・清掃活動をはじめ、登下校時間帯の街頭指導活動等、住みよい
地域づくり活動を展開している。
老松先人顕彰太鼓保存会
団体
花泉
平成16年に老松公民館事業の太鼓教室が開催されたことをきっかけに、平成17年1月
に創作太鼓団体「老松先人顕彰太鼓保存会」を結成。
以来、花泉町内はもとより、地域内外でアトラクションとして演奏し、地域の活性化に寄
与している。
また、太鼓を通じて、地域の先人の功績を後世に伝えるため、伝承活動と後継者育成に努
めている。
上津谷川自治会
団体
室根
平成5年より、自治会活動の取り組みとして、大森山山頂展望台に案内板を設置したり、
遊歩道の草刈り、ゴミ拾いなどを行う「大森山環境整備事業」を実施している。
これは春の事業として自治会員に定着しており、参加者は毎年50名ほどを数える。
多年にわたり大森山の環境を整備することによって、小学校の遠足の際の安全確保や、つ
つじの季節における観光客入山の安全確保、環境保全につながっていることに加え、大森山
という観光資源の保全に多大な貢献をしている。
長坂交通安全母の会
団体
東山
昭和40年の発足以来、地域の交通安全思想の普及啓発や街頭啓発活動など、交通事故防
止活動を積極的に展開している。命を大切にする心や相手を思いやる心を広め、「安全は家
庭から」を合言葉に、長年にわたり活動を続けている。
また、高齢化社会の進展により、平成8年からは特にも高齢者の交通事故防止のため、6
7歳以上の高齢者約1,120名全員を訪問し、手作りのお守りや交通安全のチラシ、反射
材などを配布する活動を続けている。
さらに、地域における危険箇所等の把握に努め、関係機関へ改善について働きかけるなど
の活動を行っている。
針山樂峰会
団体
川崎
会員相互の健康と親睦を目的に会を結成。高齢者スポーツ大会などの地域行事への参加は
もちろん、自治会での納涼まつりやどんと祭、世代間交流事業など、積極的に参加・協力
し、住民の福利増進と健康で文化的な生活の実現を目指す地域づくりを行っている。
平成8年度から、「明るく美しい駅づくり」を目指し、JR陸中門崎駅構内に花壇を整備
し、毎年花いっぱい運動への取り組みを行っている。また併せて、駅舎及び周辺の清掃活動
も行っており、地域住民や通勤、通学などで駅を利用する方々が気持ちよく利用できるよ
う、多年にわたり美化活動を積極的に展開し、地域の環境美化に多大な貢献をしている。
藤沢町国際交流協会
団体
藤沢
昭和58年に設立された「藤沢町国際親善協会」を前身とし、藤沢町の歴史、文化その他
の特性を活かし、幅広い分野における国際交流活動を展開することにより、異文化の相互理
解と国際協力思想の高揚を図り、もって「地域に根ざし世界に開かれたまちづくり」の創造
に寄与している。
平成9年、団体名を現名称に改称し、ホームステイによる相互の交流を草の根レベルで展
開した結果、オーストラリアとの交流に加え、フィジーやベトナムなどアジア太平洋地域と
の交流にその範囲が拡大するなど、大きな成果をもたらしている。
また、設立当初より、行政との両輪として国際姉妹都市交流をはじめとする国際交流活動
の実施主体として積極的に取り組み、行政とのパートナーとしてその役割を担ってきてい
る。
今年は、前身である藤沢町国際親善協会から数えて30周年の節目を迎える。
町下老人クラブ
団体
千厩
平成15年より、環境問題を活動の中に取り入れ、老人クラブ員が協力し合い、新聞、空
き缶、段ボール等を集め、収益金で車いすを購入し、福祉施設に寄贈している。また、平成
23年には仮設住宅に雪かき20本を、平成25年には老人ホームに3人掛けベンチ6台を
寄贈している。
これまで、「車いすに乗らないように何事も自分のことは自分でやろう」を合言葉に積極
的に活動している。
伊藤 みくに
個人
藤沢
昭和38年に地元婦人会の事務局に携わり、以来およそ50年にわたり地域女性団体の
リーダーとして活動してきた。
婦人会については、会員の減少等から活動が停滞し、平成19年に解散したことから、そ
の後は既存の自治会女性部の横の連携を目的に組織された藤沢町自治会協議会女性部の副部
長として、町内の全自治会に女性部の設立を働きかける活動を行った。
平成20年4月からは、藤沢町自治会協議会女性部長として、男女共同参画の推進や町内
自治会女性部の連携協調を目的とした研修会を行ってきた。
また、全自治会女性部の約半数の女性部が、婦人会時代より行ってきた特別養護老人ホー
ムでのボランティア活動を継続しており、その活動の大きなけん引役を務めてきた。
岩渕 一美
個人
一関
平成6年に、当時の一関市もち食普及推進会議のメンバーらで結成した「祝い餅つき振舞
隊」の隊長として、一関地方の伝統ある餅文化を全国へ発信すべく、市内や県外での祭りや
慶事などのイベントで威勢のいい餅つき唄に合わせて「千本きね」で餅をつき、つきあがっ
た餅をその場で振る舞う。隊長としてマイクを手に食文化として継承されている餅本膳や年
中行事、多彩な餅料理など、ユーモアを交えながら会場を盛り上げ、また餅つきには会場の
見物客も参加させながら、つきたての餅を振る舞い、全国どこでも行列ができる人気ぶりで
ある。
餅つき披露・振舞いは19年間で900回以上を数え、遠くは沖縄県まで出向いて一関地
方の餅文化をアピールし、地域文化の継承に貢献している。
及川 和子
個人
花泉
県道若柳花泉線沿いにある自宅から油島小学校方面の歩道は、児童の通学路となってお
り、その約500mの区間の雑草取りを年3∼4回、十数年にわたり行っている。自ら率先
して地域の環境美化に励んでおり、その姿は地域住民や通学中の子供たちの良い模範となっ
ている。
また歩道の環境がきれいに保たれることにより、通行の安全確保にもつながっており、地
域から高く称賛されている。
藤原 孝夫
個人
一関
平成16年4月から厳美をきれいにする会の会長として、これまで厳美地区の環境美化を
先頭に立って推進してきており、毎年秋には独自で花壇コンテスト及びコンテスト表彰式を
行い、厳美地区の花壇管理や花育成の技能向上を図っている。
また、平成21年4月から一関市花と緑の会会長として、花苗の配布や市内外の花壇めぐ
り研修会を企画するなど、市内の花いっぱい運動を率先して推進している。
その精神は厳美地区のみならず、市内の花いっぱい団体を中心に広がってきており、市内
の環境美化に大きく貢献している。