公募型プロポーザル実施要領 [591KB pdfファイル]

「日野市 LED 街路灯導入促進事業」
公募型プロポーザル実施要領
平成 28 年 7 月
日野市
日野市 LED 街路灯導入促進事業
公募型プロポーザル実施要領
第1条
事業の趣旨
平成 28 年度に環境省から委託されている一般社団法人環境技術普及促進協会(以下、
「協会」と
いう。)から「平成 28 年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(地域における LED 照明導入促
進事業)
(以下、
「補助」という。
)
」の公募がなされ、市として申請し、事業を進めることになった。
今回の募集の目的は、既存の日野市街路灯を LED 照明器具に更新するにあたっての、調査・計画・
工事・リース・維持管理に関する一括提案(以下「本事業提案」という。
)を受け、市にとって最
も優れていると考えられる提案を決定するため、本事業提案の募集を行うものである。最も優れて
いる提案を行った応募者(以下「最優先候補者」という。
)は、市と本事業に係る契約を締結し、
本事業を実施する。
なお、
「日野市 LED 街路灯導入促進事業」とは、
「日野市 LED 街路灯導入促進事業関連調査業務」
「
(仮称)日野市 LED 街路灯設置及び維持管理業務」の二つの事業の総称であり、事業の契約につ
いては、それぞれの事業ごとに締結するものである。
第2条
事業の概要
1. 事業名称
日野市 LED 街路灯導入促進事業
2. 事業内容
(1) 事業者は、市と締結する本事業契約に基づき、市が管理する街路灯の調査、導入計画策
定、それに基づく LED 街路灯(以下「本設備」という。
)の導入、及び契約期間内において、
維持管理を含める包括的サービス(以下「本サービス」という。
)を提供する。
(2) 事業者は、本事業契約期間内に、本設備の維持管理を自らの責任で行う。
3. 事業場所
日野市内全域の市が管理している街路灯
4. 事務局
日野市役所 まちづくり部 道路課
郵便番号:〒191-8686
住所:東京都日野市神明 1 の 12 の 1
TEL:042-585-1111(代表) FAX:042-583-4483
E-mail:[email protected]
5. 業務(提案)の範囲
(1) 本設備導入にあたっての現況調査、及び地図情報データベース作成、LED 照明導入計画策
定、維持管理手法の検討
(2) 市の LED 街路灯導入計画に基づいた関連業務
(3) 本設備導入に関する施工管理及びその関連業務
(4) 契約期間内における市の本設備を用いた本サービス提供業務
(5) 契約期間終了後、本設備の所有権移転業務及びリース終了後の LED 街路灯更新の検討
(6) 補助に係る業務
-1-
※詳細については、後述の特記仕様に定める。
6. 日野市 LED 街路灯導入促進事業スケジュール(予定)
(1) 最優先候補者の決定 平成 28 年 9 月
(2) 契約の締結(調査) 平成 28 年 9 月
(3) 調査業務期間 契約締結日から平成 29 年 2 月 28 日まで
(4) 契約の締結(設置及び維持管理業務)平成 29 年 7 月頃(補助決定後)
(5) 設計・工事期間 契約締結日から平成 30 年 2 月 28 日まで
(6) リース期間 平成 30 年 3 月 1 日から平成 40 年 2 月 29 日まで
7. 予算額
(1) 日野市 LED 街路灯導入促進事業関連調査業務
金 27,000,000 円(委託料 消費税込)
(2) (仮称)日野市 LED 街路灯設置及び維持管理業務
金 549,390,000 円(10 年間のリース料)
※(2)は、
「第 4 条 3.リース金額(1 年間)
」により算出した額とする。
第3条
日野市 LED 街路灯導入促進事業関連調査業務特記仕様
1. 設計計画
業務の内容・主旨を把握したうえで、以下に示す業務内容を確認し、業務計画書を作成、監督
員に提出するものとする。
2. 資料収集整理
本業務の実施にあたっては、過去に実施された現地調査資料および台帳などの既存資料を収集
し、整理するものとする。
3. 現地調査
(1) 現地調査
本業務では、日野市に設置されている街路灯を対象とした現地調査を行うものとする。
現地調査では、前項で整理した既存資料の内容を踏まえて、以下の項目を調査するととも
に、現地の設置状況が判る写真を撮影するものとする。
【調査項目※】
① 照明種別、ワット数
② 電柱番号
③ 街路灯管理番号
④ 灯具設置高さ
⑤ ポール出幅
⑥ 路線名(設置箇所)
⑦ 設置場所(住所)
⑧ その他必要な事項
※調査項目については、調査実施前に市監督員と協議のうえ最終決定するものとする。
-2-
4. LED 照明導入計画の策定
(1) 現況分析による条件設定及び灯具の設定
現地調査に基づき計画条件、及び計画上の基本事項の整理、検討を行うものとする。
当該計画においては、
「日野市の街路灯設置基準」に基づき、既存街路灯の設置されている
地域や設置・利用状況、周辺施設の状況、路線の重要性や役割、道路構造の観点等を踏まえ
てから必要とされる明るさを設定するものとする。また、協会提示の「地域における LED 照
明導入促進事業における LED 照明技術基準」及び「日野市 LED 街路灯仕様書」を満たす灯具
を採用するものとする。
また、災害時等夜間停電時の帰宅困難者対策として、下記ルートに災害時無停電照明装置
の設置を検討すること。
・日野駅~新町交流センター
・豊田駅~勤労青年会館
・高幡不動駅~七生公会堂
・平山城址公園駅~平山季重ふれあい館
あわせて、上記以外の市内 8 駅[南平駅、百草園駅、甲州街道駅、万願寺駅、高幡不動駅(多
摩モノレール)、程久保駅、多摩動物公園駅(多摩モノレール、京王動物線)]の駅前において
災害時無停電照明装置の設置提案がある場合は記述すること。
なお、災害時無停電照明装置の仕様は以下のとおりとする。
① 光源
停電時に瞬時点灯が可能な LED 光源とする。
② 通常時動作
電力会社からの供給電源で、LED 照明器具の点灯と蓄電池の充電をおこなうものとす
る。
③ 停電時動作
停電時は、停電と認識することで、夜間、蓄電池からの電源に自動で切り替わる機能
を有するものとする。この時、点灯・消灯は自動点滅器または照度センターにて制御
するものとする。
また、電力会社からの供給電源が復帰した場合は、速やかに通常時動作に戻る機能を
有するものとする。
④ 停電時点灯時間
停電時動作において、蓄電池による点灯維持時間は、24 時間以上とする。
⑤ その他
・ 蓄電池は、電源装置とともに照明柱内に収納できる構造とする。
・ 蓄電池の残量目安を確認できる機能を有するものとする。
・ 官公庁への設置実績があるものとする。
※調査対象となる街路灯、及び既存街路灯の規格に対する LED 街路灯の標準的な規格は、
「別表 1- LED 街路灯の標準的な規格、及び既存街路灯数量」を参考とする。
(2) LED 導入効果検討(光熱費・維持管理費の分析)
日野市全域に設置されている市が管理する街路灯(約 12,000 基)を LED へ更新した場合の
導入効果を、経済面、環境面などの観点から総合的に検討するものとする。
なお、LED の導入台数については、約 12,000 基を基本とするが、LED 照明導入に伴う概算事
業費を算出し、LED 化による縮減コストとリース方式による導入費用との差額を精査して市と
協議の上、決定するものとする。
-3-
(3) LED 照明導入計画書の作成
協会補助交付規程に基づき、LED 照明導入計画書として取りまとめるものとする。
5. 維持管理手法の検討
本事業では、10 年間のリース方式によって約 12,000 基(導入効果検討によって変動)の LED
照明を導入する予定である。今後、これらの街路灯を効率的に維持管理するための手法及びリ
ース終了後の LED 街路灯の更新を検討するものとする。
6. データベースの作成
本業務では、既存資料および現地調査によって整理した街路灯について、位置情報と整合さ
せたデータベースを作成する。作成するデータベースのデータ形式は、現在街路灯管理を行っ
ている日野市まちづくり地図情報システムと同様の汎用性の高い GIS データ形式「シェープ形
式(shp)
」とする。また、日野市指定の様式に必要事項を記載した PDF 形式の台帳を作成する
こと。
7. 報告書作成
上記、1. から 6. について、本調査業務の成果報告書としてとりまとめる。
-4-
第4条
(仮称)日野市 LED 街路灯設置及び維持管理業務特記仕様
1. 事業の実施
第 3 条 日野市 LED 街路灯導入促進事業関連調査業務特記仕様により作成された導入計画に基
づき、協会提示の「地域における LED 照明導入促進事業における LED 照明技術基準」及び「日野
市 LED 街路灯仕様書」を満たす灯具の設置をリース方式により実施するものとする。
また、本件の詳細については、プロポーザルにて決定した業者が調査業務を実施した結果によ
り、市と協議のうえ、決定するものとする。
2. 維持管理
(仮称)日野市 LED 街路灯設置及び維持管理業務契約を締結した事業者は、維持管理をリース
期間中行うものとする。
3. リース金額(1年間)
(仮称)日野市 LED 街路灯設置及び維持管理業務による1年間のリース料とは、導入に要した
費用より協会から民間会社へ支払われる補助金(補助率1/5:上限は 1,200 万円)を控除し、
10 年間の保守及び維持管理費とリース料率を加算した総額により計算された1年分のリース金
額をいう。
第5条
応募条件
1. 応募者
(1) 応募者は、本事業を行う能力を有する単独企業あるいはグループ(複数の企業の共同)とす
る。
(2) グループで応募する場合は、代表者1社(事業役割が複数の場合は、その代表者)を選定す
ることとし、その代表者が市との連絡窓口となり、契約等諸手続きを行い、業務遂行の責を
負うものとする。
(3) 参加表明時は、応募者の構成員全てを明らかにし、各々の役割分担を明確にする。
(4) 応募者は、提案に必要な諸手続きを行うほか、最優先候補者となった場合は、契約等に係る
諸手続きを行う。
(5) 本事業役割を担う応募者が複数の企業で構成される場合は、企業間の事業役割に関する、別
途合意書を市が要求することがある。なお、その合意書には、事業役割の構成企業全体が、
市に対し連帯責任を負う旨を示す条項を含むこと。
2. 応募者の資格
応募者の資格要件は次のとおりとする。なお、グループの場合、そのグループを構成する事
業者のうちのいずれか、もしくは全てがこれらの要件を満たすこと。
(1) 応募者もしくは応募者の構成員が、①日野市 LED 街路灯導入促進事業関連調査業務につい
ては以下の項目のいずれか、②(仮称)日野市 LED 街路灯設置及び維持管理業務について
は以下の項目で、それぞれ市の入札参加資格登録業者であること。
① 日野市 LED 街路灯導入促進事業関連調査業務
・ 都市計画・交通関係調査業務
・ 土木・水系関係調査業務
・ 市場・補償鑑定関係調査業務
② (仮称)日野市 LED 街路灯設置及び維持管理業務
・ 賃貸業務
-5-
(2) 応募者は、関東圏内(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県)に
本店もしくは、支店、営業所があること。
(3) 応募者は、
「第 6 条 4.参加表明書・資格確認書類・提案書の提出」に示される提出書類に
より本提案募集の内容を充分に遂行できると認められる者であること。
(4) 応募者は、各種対策により、対象施設のエネルギー削減量を提案できる者であること。
(5) 応募者は、事業運営・維持管理を円滑に行うため迅速に対応できる体制を取れること。
3. 応募資格の制限
次に該当する者は、応募者の構成員となることはできない。
(1) 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の 4 の規定に該当する者。
(2) 本実施要領の配布の日から提案書提出日までの期間に「日野市競争入札参加有資格者指名
停止基準」に基づく指名停止の措置を受けている者。
(3) 本実施要領の配布の日から提案書提出日までの期間に建設業法(昭和 24 年法律第 100 号)
第 28 条第 3 項若しくは第 5 項の規定による営業停止の処分を受けている者。
(4) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律第 77 号)第3条又は第4
条の規定に基づき都道府県公安委員会が指定した暴力団等の構成員を、役員、代理人、支
配人その他の使用人又は入札代理人として使用している者。
(5) 商法(明治 32 年法律第 48 号)第 381 条第 1 項の規定による会社の整理の開始を命ぜられ
ている者。
(6) 民事再生法(平成11年法律第225号)の適用を申請した者。ただし、参加表明時に裁
判所より再生計画の認可決定を受けている場合を除く。
(7) 会社更生法(平成14年法律第154号)の適用を申請した者。ただし、参加表明時に裁
判所より更生計画の認可決定を受けている場合を除く。
(8) 不正な手段を用いて本事業を誹謗し、又は事業の公正な進行を妨げる者若しくは妨げた者。
4. 応募に関する留意事項
(1) 費用負担
応募に係るすべての書類の作成及び提出に要する費用は、応募者の負担とする。
(2) 提出書類の取り扱い
提出書類の著作権は、それぞれの応募者に帰属するが、提出書類は返却しないものとする。
なお、応募者の提出した書類の著作権に関しては、契約締結時点で市に帰属するものとす
る。また、市は応募者に無断で本提案募集以外の目的で提出書類を使用したり、情報を漏
らしたりすることはない。
(3) 特許権
提案内容に含まれる特許権、実用新案権、意匠権、商標権等の日本国及び日本国以外の国
の法令に基づき保護される第三者の権利の対象となっている意匠、デザイン、設計、施工
方法、工事材料、維持管理方法等を使用した結果生じた責任は、応募者が負うものとする。
(4) 市からの提出資料の取り扱い
市が提供する資料は、応募に係る検討以外の目的で使用してはならない。
(5) 1 応募者の複数提案の禁止
1 応募者は、1 つの提案しか行うことができない。
(6) 複数の応募者の構成員となることの禁止
1 応募者の構成員は、他の応募者の構成員となることはできない。
(7) 構成員の変更の禁止
-6-
応募者の構成員の変更は認めない。ただし、やむを得ない事情が生じた場合、市と協議を
行い、市がこれを認めたときはこの限りではない。
(8) 提出書類の変更禁止
提出した書類の変更はできない。なお、本提出書類について後日、市から参考資料を求め
ることがある。
(9) 虚偽な記載の禁止
参加表明書又は提案書に虚偽の記載をし、または重要な事実について記載をしなかった場
合は、参加表明書又は提案書を無効とする。
第6条
実施スケジュール
1. 日程
① 公表
平成 28 年 7 月 15 日
② 実施要領配布
平成 28 年 7 月 15 日~7 月 25 日
③ 実施要領に関する質問受付
平成 28 年 7 月 26 日~8 月 1 日午後 5 時 00 分まで
④ 質問回答
平成 28 年 8 月 4 日
⑤ 参加表明書・資格確認書類・提案書
平成 28 年 8 月 5 日~8 月 12 日午後 5 時 00 分まで
の受付期間
2.
⑥ 資格確認結果の通知
平成 28 年 8 月 17 日
⑦ プレゼンテーション
平成 28 年 8 月 25 日
⑧ 最優先候補者及び次点候補者の決定
平成 28 年 9 月 1 日
⑨ 審査結果公表
平成 28 年 9 月 2 日
実施要領配布
プロポーザル実施要領は、市ホームページに掲載する他、下記の場所において配布する。
(1) 日時
平成 28 年 7 月 15 日~7 月 25 日まで(土日・祝日を除く)
午前 9 時 00 分から午後 5 時 00 分まで
(2) 配布場所
住所:東京都日野市神明 1 の 12 の 1 日野市役所 まちづくり部 道路課
TEL:042-585-1111(代表)
FAX:042-583-4483
(3) 配布及び掲載資料
応募者に配布する資料は次のとおりとする。
ア 公募型プロポーザル実施要領
イ プロポーザル評価表
ウ 提出書類様式
エ 参考資料(街路灯データ)※配布のみ
3.
実施要領に関する質問受付及び回答
(1) 質問の方法
本実施要領及び仕様書等に関する質問は、電子メールのみの受付とする。電話、ファクシ
ミリ及び口頭並びに持参等は不可とする。質問書(様式第 1 号)を使用し、件名を「日野市
LED 街路灯導入促進事業に係る質問」とし、下記まで送信するものとする。
(2) 送信先
E-mail :[email protected]
-7-
※送信後、必ず電話により着信確認をしてください。
(3) 質問受付期間
平成 28 年 7 月 26 日~8 月 1 日 午後 5 時 00 分まで
(4) 回答
回答は、文書で行い、口頭による個別対応は行わない。
なお、回答書は本実施要領と一体のものとして同等の効力を持つものとする。
回答書は、平成 28 年 8 月 4 日午後 5 時 00 分までに電子メールで送付する。
4.
参加表明書・資格確認書類・提案書の提出
(1) 提出書類及び提出部数
応募者及び応募者の構成員は、以下①~③については、1 冊に綴じて書類番号のインデック
スを付けること。以下④~⑪については、提案書提出届(様式第 6 号)により提出書類の構
成を示したうえで、各提出書類に提案書表紙(様式)及びインデックスをそれぞれ付し、A4
縦長ファイルに綴じたもので提出すること。それぞれ 10 部提出すること。
① 参加表明書 ------------ 様式第 2 号
② グループ構成表 -------- 様式第 3 号(グループでの応募者のみ)
グループで応募する場合は応募者の構成員全てを明らかにし、各々の役割分担(事
業役割、その他役割)を明確にする。
③ 企業概要等 -------------- 様式第 4 号-1、様式第 4 号-2
様式第 4 号には A4 版の大きさの用紙を使用し、企業設立年から現在までの営業の
沿革及び主要な営業経歴など、以下の項目を網羅したものを一部に綴じる。
・ 所在地、商号又は名称、代表者役職及び氏名、資本金、従業員数、設立年、事業
内容、年間売上金額、営業所一覧、その他(様式第 4 号-1)
※上記の内容をすべて含んだ通常各社で印刷しているパンフレット等による代用
も認める。
・ 企業状況確認表、応募者の資格制限の確認(様式第 4 号-2)
応募者は、以下の場合について申告すること。
・普通地方公共団体において、環境省及び協会が発注した同種業務の「二酸化炭
素排出抑制対策事業費等補助金(低炭素価値向上に向けた社会システム構築支
援事業)
」等の履行実績、及び LED 街路灯の納入実績がある場合。
・品質マネジメントシステム ISO9001、環境マネジメントシステム ISO14001 を取
得している場合。
・日野市 LED 街路灯導入促進事業者については、プライバシーマークの認定
(JISQ15001)かつ「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)適合性評
価制度における認証(JISQ27001)を取得している場合。
④ 提案書提出届 (様式第 6 号)
⑤ 日野市 LED 街路灯導入促進事業関連調査業務提案書(様式第 7 号)
受注者又は協力事業者については、日野市内で街路灯新設工事又は修繕実績のあ
る地元業者を優先して活用すること。
(本要領 第 3 条に示す項目を、
A4 版 10 枚以内で記述すること。
提出書類表紙含まず)
⑥ 提案総括表 (様式第 8 号-1、8 号-2)
・ 改修提案項目一覧表(様式第 8 号-1)
街路灯改修においての光熱費削減額、年間維持管理コスト削減額、工事他投資額及
び単純回収年について記載すること。
・ 契約内容提案書(様式第 8 号-2)
-8-
契約期間、サービス(リース)料総額について記載すること。
⑦ 使用機器提案書 (様式第 9 号)
本事業で使用する機器については、
市の街路灯設置状況を理解したうえで器具を選
定し、使用する機器の生産能力及び供給体制、当該機器に関するエネルギー消費状
況の評価内容、
その他当該街路灯具仕様に基づいた内容説明
(数値的根拠を含む)
、
使用する機器の設計図並びに設置実績について、A4 版 3 枚以内で記載すること。
⑧ 事業資金計画書 (様式第 10 号-1、10 号-2、10 号-3)
・ 事業資金計画書(様式第 10 号-1)
当初の事業費の資金調達方法の内訳を作成すること。
・ 日野市 LED 街路灯導入促進事業関連調査業務費(様式第 10 号-2)
日野市 LED 街路灯導入促進事業関連調査業務に係る費用を記入すること。なお、別
途作成する内訳がある場合は添付すること。
・ (仮称)日野市 LED 街路灯設置及び維持管理業務の工事予算等経費計画書
(様式第 10 号-3)
改修工事等の初期投資に係る費用を記入すること。なお、別途作成する内訳がある
場合は添付すること。
⑨ 維持管理等提案書(様式第 11 号-1、11 号-2)
・ 維持管理計画書(様式第 11 号-1)
10 年という長期にわたる維持管理には、街路灯の照度を確保すると共に、器具の
腐食に対応できる工夫等が必要である。このことを踏まえ、設備の維持管理業務に
関する計画内容および維持管理の見積について記述すること。
また、維持管理業務を行う上で、コスト削減及びサービス水準の向上等の視点で工
夫している点があれば、記述すること。
さらに、
調査業務により対象外となった市が管理する街路灯の維持管理についても
検討し、記述すること。
受注者又は協力事業者については、
日野市内で街路灯新設工事又は修繕実績のある
地元業者を優先して活用すること。A4 版 2 枚以内で記載すること。
・ 緊急時対応提案書(様式第 11 号-2)
工事や維持管理ができなくなった場合、製品が想定以上に故障、腐食した場合など
の対応、故障維持管理においてのサポート体制、その他災害を含む緊急時対応方法
の考え方について、A4 版 1 枚以内で記載すること。
⑩ 工事・廃棄計画書(様式第 12 号)
使用する機器の受け渡し、
既存の機器の廃棄処理、
設置工事の体制の対応について、
A4 版 1 枚以内で記載すること。さらに、受注者又は協力事業者については、日野
市内で街路灯設置実績のある地元業者を優先して活用すること。A4 版 2 枚以内で
記載すること。
⑪ 契約終了後の対応(様式第 13 号)
契約期間終了後の対応、設備の扱いに関する内容について記載すること。また、リ
ース終了後の LED 街路灯の更新について検討をし、提案すること。
A4 版 1 枚以内で記載すること。
(2) 提案書における提案条件
① 街路灯については、地域における LED 照明導入促進事業における LED 照明技術基準
及び日野市 LED 街路灯仕様書に合った製品を使用し、LED の設置工事が可能である
こと。
-9-
② リース契約を実施できること。
※なお、ここでいうリース契約とは、街路灯初期一括工事費及び維持管理費に、リース
会社の金利と経費を載せた総額を対象としたファイナンスリース契約をいう。
(3) その他留意事項
① 光熱費の支払いは市が直接電力会社等に行うため言及しなくてよい。
② 維持管理にかかる経費は事業者の負担となる。
③ 市のサービス(リース)料の支払いは、最優先候補者と協議の上、別途定める。
④ その他、この要領に定めることの他、提案の募集等の実施に当たって必要な事項が
生じた場合には、応募者に通知する。
(4) 提出期間
平成 28 年 8 月 5 日~8 月 12 日 午後 5 時 00 分まで
(5) 提出方法及び提出先
日野市役所 まちづくり部 道路課へ応募者自らが提出、持参のみとする。
※郵送は不可とする。
住所:東京都日野市神明 1 の 12 の 1
TEL:042-585-1111(代表)
5.
資格確認結果の通知
応募者の資格については、要領第 5 条 2.応募者の資格、及び第 2 条 7.予算額の範囲内であ
ることを確認し、資格確認の結果は文書で市から応募者(代表者)に郵送にて通知する。
通知日:平成 28 年 8 月 17 日(発送)
6.
参加を辞退する場合
応募者が参加表明後以降の参加を辞退する場合は、提案辞退届(様式第 5 号)を平成 28 年 8
月 23 日までに事務局に持参すること。
第7条
審査及び審査結果の通知と公表
提案の審査にあたっては、
「日野市 LED 街路灯導入促進事業プロポーザル選定委員会」
を設置し、
提案書やプレゼンテーションの内容などについて審査を行い、最優先候補者1件及び次点候補者
1件を決定する。
1.
選定委員会
選定委員会は、次の 5 名をもって組織する。
日野市まちづくり部長、産業スポーツ部長、環境共生部長、道路課長、都市計画課長
2.
プレゼンテーション
資格確認の結果、要件を満たした者は、提案内容について、選定委員会へ説明を行う。また、
併せて、質疑応答を行う。
(1) 日時:平成 28 年 8 月 25 日(午後を予定しています)
(詳細の時間は、資格確認結果の通知と合わせて連絡する。
)
(2) 場所:日野市役所本庁舎 5 階 501-1 会議室
(集合:日野市役所本庁舎 3 階 道路課)
(3) プレゼンテーションの順番:参加表明書・資格確認書類・提案書の受付順とする。
(4) プレゼンテーションの内容は、1提案あたり 30 分(説明 20 分、質疑応答 10 分)程度
- 10 -
とする。
プレゼンテーション形態は自由(PowerPoint やパネルの使用も可)とするが、説明内容は提
出書類の範囲内で行うこと。
PowerPoint を使用の際は、スクリーン(100 インチ)とプロジェクター(EPSON EB-1771W)
、
ディスプレイケーブル(SUNWA SUPPLY KB-CHD157K 7m)
、電源は事務局で用意するが、パソ
コン等は持参すること。
また、Internet 接続環境にはないので、留意すること。
3. 審査内容
審査においては、応募者からの提案書類及びプレゼンテーションをもとに提案内容の実行能
力を審査する。次の事項を重視する。
(1) 事業全体について、市の目的を理解し、計画的であること。
(2) 業務実績が十分であること。
(3) 調査業務について、市の目的を満たす提案ができていること。
(4) 設置及び維持管理業務について、市の目的を満たす提案ができていること。
(5) 日野市内で街路灯設置実績のある地元業者を優先して活用していること。
(6) プレゼンテーションにおいて、十分な説明、及び質疑応答ができていること。
(7) 調査業務料、及び 10 年間のリース総額(市の支出)が明確で妥当であること。
4. 評価方法
選定委員会は、提案書及びプレゼンテーション内容について、評価を行う。
評価基準は、
「別紙 プロポーザル評価表」によるものとする。
各委員の評価点の平均点をもって、選定委員会としての評価点とする。
5. 最優先候補者及び次点候補者の決定
選定委員会としての評価点の最も高い提案を行った応募者を最優先候補者とする。また、次
に評価点の高い提案を行った応募者を次点候補者とする。
なお、同点となった場合は、見積価格の低い者から順に、評価点の高い者とする。
6. 審査結果の通知及び公表
(1) 審査の結果は、提案者に文書で通知する。また、最優先候補者をホームページで公表する。
電話や口頭、FAX、電子メール等による問い合わせには応じない。
(2) 審査結果に対する異議を申し立てることはできない。
7. 失格
次のいずれかに該当する場合は、失格とする。
(1) 提案書の受付期間を過ぎて提案書類が提出された場合。
(2) 提案書類に虚偽の記載があった場合。
(3) 審査の公平性に影響を与える行為があった場合。
(4) 本実施要領に違反すると認められる場合。
(5) 応募者の資格(資格制限含む)を満たさなくなった場合。
(6) 最優先候補者として決定された単独企業やグループ等が契約締結に至るまでの間に、
応募条件を満たさなくなった等、本事業に不適格と判断された場合、最優先候補者と
しての決定を取り消し、次点候補者と協議のうえ、契約締結を行う場合がある。
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第8条
事業の実施に関する事項
1. 誠実な業務遂行
契約相手方となった事業者(以下「事業者」という。
)は、実施要領、配布資料及び契約書に
基づく諸条件に沿って、誠実に業務を遂行すること。
2. 契約期間中の事業者と市の関わり
事業者は、事業者の責により事業を遂行する。市は契約書に定められた方法により、事業実
施状況について確認を行う。
3. 市と事業者との責任分担
(1) 基本的な考え方
提案が達成できないことによる損失は、原則として、事業者が負担する。ただし、天災や
運営状況の大幅な変動など、事業者の責に帰さない合理的な理由がある場合は双方で別途協
議を行うものとする。
(2) 予想されるリスクと責任分担
市と事業者の責任分担は、原則として別表 2 の「予想されるリスクと責任分担」
(以下「分
担表」という。
)によることとし、応募者は負担すべきリスクを想定したうえで提案を行うも
のとする。なお、分担表に該当しない事項や疑義が発生した場合には、別途協議を行うもの
とする。
- 12 -
別表 1-LED 街路灯の標準的な規格、及び既存街路灯数量
本事業で実施する調査対象並びに LED 化対象既存街路灯、及び既存街路灯の規格に対
する LED 街路灯の標準的な規格については、以下の通りである。
※規格の置き換え、及び数量は参考とする。
ワット数
LED 規格への置き換え
市管理数量
10W
20W
10VA
10VA
44
147
40W
10VA
2,619
60W
100W
20VA
40VA
4,491
2,626
200W
40VA
1,482
300W
79VA
150
400W
79VA
70
500W
50VA
100VA
200VA
300VA
79VA
20VA
40VA
40VA
79VA
193
1
2
1
1
11,827
合計
- 13 -
別表 2-予想されるリスクと責任分担(1/2)
リスクの種類
前
段
階
リスク内容
負担者
市
実施要領の誤り
実施要領の記載事項に重大な誤りのあるもの
提案の誤り
事業の提案が達成できない場合
○
第三者賠償
調査・工事による騒音・振動等による場合
○
安全性の確保
工事・維持管理における安全性の確保
○
環境の保全
工事・維持管理における環境の保全
○
制度の変更
法令・許認可・税制の変更
保険
維持管理期間のリスク保証をする保険
事業の中止・延期
○
○
市の指示
○
○
周辺住民等の反対による事業の中止・延期
○
○
施設建設に必要な許可等の遅延によるもの
○
○
市の事業放棄によるもの
画
・
設
計
段
不可抗力
物価
設計変更
天災などによる設計変更・中止・延期(詳細は契約書に
よる)
急激なインフレ・デフレ
(設計費に対して影響のあるもののみを対象とする)
市の提示条件、指示の不備によるもの
○
○
○
○
○
○
○
事業者の指示・判断によるもの
○
必要な資金の確保に関すること
○
第三者賠償
工事における第三者への損害賠償義務
○
不可抗力
天災などによる設計変更(詳細は契約書による)
○
○
物価
急激なインフレ・デフレ
○
○
用地の確保
資材置き場の確保
階 資金調達
工
○
○
事業者の事業放棄、破たんによるもの
計
事業者
設計変更
○
市の指示条件、指示不備によるもの
事業者の指示、判断によるもの
事
市の責による工事遅延・未完工による引き渡しの遅延
段 工事遅延・未完工
階
事業者の責による工事遅延・未完工による引き渡しの遅
工事費増大
性能
一般的改善
○
○
○
○
延
市の指示、承諾による工事費の増大
○
○
○
事業者の指示、判断によるもの
○
要求仕様不適合
○
引き渡し前に工事目的物などに関して生じた損害
○
引き渡し前に工事に起因し施設に生じた損害
○
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別表 2-予想されるリスクと責任分担(2/2)
リスクの種類
計画変更
維
持
管
理
関
連
維持管理費の上昇
関
市の責による事業内容の変更
施設・設備の損傷
負担者
市
事業者
○
事業者が必要と考える計画変更
○
計画変更以外の要因による維持管理費用の増大
○
市の故意・過失に起因する施設・設備の損傷
○
事業者の故意・過失に起因する施設・設備の損傷
不可抗力以外のその他の原因による施設・設備の損傷
○
○
○
瑕疵担保
設備に関する隠れた瑕疵の担保責任
○
機器の不良
機器が所定の性能を達成しない場合
○
光熱費単価
光熱費単価の変動
保
証
リスク内容
○
要求仕様不適合(施工不良を含む)
性能
○
仕様不適合による施設・設備への損害、施設運営・業務
○
への障害
連
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