平成 28 年度 長崎市 交流の産業化 応援補助金 募集要項 【お問い合わせ】 長崎市企画財政部長崎創生推進室 所在:〒850-8685 長崎市桜町2-22 長崎市役所本館4階 TEL:095-829-1355 FAX:095-829-1112 E‐mail:[email protected] 目 次 1 事業の目的 P1 2 交流の産業化について P2 3 募集内容等 P4 4 補助金の対象経費 P6 5 補助対象事業の提案に係る書類 P7 6 スケジュール P8 7 選考 P9 8 情報公開、個人情報の取扱い P10 9 補助金の支払い手続き P10 10 留意事項 P10 11 応募方法 P11 1 事業の目的 長崎市の人口減少の克服と地方創生の実現を目的とした「長崎市まち・ひと・しごと 創生総合戦略」においては、長崎市の強みである有形・無形の地域資源を活かし、観光 をはじめとした「人」の交流によって経済を活性化させるため、 「交流の産業化」をキー ワードに「人を呼ぶまち」から「人を呼んで栄えるまち」へという方向性を定め、特定 戦略「『交流の産業化』による長崎創生」の推進により地方創生の実現をめざしています。 この戦略の推進にあたっては、行政だけの取り組みだけではなく、まちづくりの担い 手である産業界、教育機関、行政機関、金融機関、労働団体、メディア等の各団体や市 民が当事者意識を持って、様々な知恵や新たな発想を積極的に取り入れながら、施策や 事業を戦略的かつ横断的に展開していくとともに、スピード感と柔軟性を持って、オー ル長崎市で取組みを進めることが重要です。 このことを踏まえ、本事業では、長崎市が誇る有形・無形の地域資源に磨きをかけ、 情報を国内外に発信して「人」の交流を生み出し、質の高いサービスを提供するための 創業や既存事業の拡充を図る提案事業を募集し、まちづくりの様々な担い手による自主 的かつ主体的なチャレンジを支援することを目的としています。これによって、官民連 携による長崎創生を推進します。 1 2 交流の産業化について ~背景~ かつて出島は、日本の玄関口でした。そこに出入りするヒト、モノ、カネ、情報をめ ざして、多くの人が集まり、長崎をにぎやかで豊かなまちにしてくれました。出島の時 代だけでなく、居留地の時代、上海航路の時代、国内観光の時代・・・、交流の形は変 わっても、常に長崎は人が訪れることで活気づいてきました。 そこで、これからの時代にふさわしい、新しい長崎の交流スタイルをみんなでつくろ う、それを産業に結びつけて経済効果を上げよう、その流れをとおして人口減少も食い 止めよう、というのが長崎の地方創生の柱のひとつです。 ~交流の産業化の具体的取組み~ 「交流の産業化」により地域における稼ぐ力を生み出していくという視点から、今まで 訪れていなかった顧客に長崎市を選び、訪れてもらうための魅力と理由をつくりだし、 これまで以上に外国人・富裕層の観光客やMICEの参加者が長崎市を訪れることで、 観光消費額が拡大し、経済効果が引き上げられるとともに、従来の施設型中心の観光か ら、これまで訪れていなかったまちなかや市周辺部での体験や時間を楽しむスタイルの 定着を図り、体験型中心の観光を推進していきます。 さらに、資源の磨き上げ、サービスの向上と創出及び人材育成など長崎の価値を向上 させることにより、産業の活性化と長崎を訪れる人の満足度を向上させていきます。 また、交流を支える都市の基盤整備を進め、戦略を検証しながら「交流の産業化」を コーディネートする体制づくりを進めていきます。 これらの取組みを進め、市民が活躍できる新たなしごとを生み出すことで、稼ぐ力を 伸ばし所得の向上を図ることにより、ひいては定住促進につながる好循環の確立をめざ していきます。 ~交流の産業化を進める施策~ (1)顧客創造プロジェクト ア 外国人観光客誘致 イ MICE誘致 ウ 富裕層観光客誘致 2 エ 交流のエリア拡大 (2)価値創造プロジェクト ア 資源の磨き上げ イ サービスの向上と創出 ウ 人材の育成 (3)交流を支える都市の基盤整備 (4)交流の産業化を進める体制づくり 「価値創造プロジェクト」 「顧客創造プロジェクト」 ~今まで訪れていなかった方に 長崎市を選んでもらうための 魅力と理由をつくる~ ~訪れていただくエリアを拡大する~ ~長崎に来てよかった!また来てみたい! と思っていただくため、 「交流を支える都市の基盤整備」 「交流の産業化を進める体制づくり」 顧客の満足度の向上を図る~ 新たなしごとの創出、所得の向上 定住の促進 3 3 募集内容等 (1)応募資格 市内に事業所を有する法人又は団体(以下、 「法人等」という。)。ただし、営利を 目的とする法人等にあっては、異なる法人等と連携して補助対象事業を行う場合に 限ります。 (2)補助対象事業 提案者のアイデアにより実施する「『交流の産業化』による長崎創生」に資する事 業を対象とします。(次の①又は②に該当するもの) ①顧客創造プロジェクト(総合戦略に規定するもの) ②価値創造プロジェクト(総合戦略に規定するもの) 総合戦略は、ホームページでご確認いただくか、長崎創生推進室(095-829-1355) までお問い合わせください。 (URL http://www.city.nagasaki.lg.jp/syokai/730000/731000/p028263.html) ※参考として、 「長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に掲載している民間の各 団体や市民の皆様から寄せられたアイデアをお示しします。ただし、あくまでも 例示として示しているものであり、提案がこれらに縛られるものではありません。 ●顧客創造プロジェクト(例) 関係業界案 取組内容 産 学 官 金 ● ● インバウンド対応向け融資に対する利子・保証料相当額の補助 ● 外国人向け長期滞在型ゲスト受入整備 ● 外国人雇用を希望する企業への人材紹介サービス ● ハイグレードホテルの誘致 ● サービス産業従事者を対象とした語学研修 ● ● 新たな観光ルート開拓 (市内ホテル~新長崎漁港~外海地区)(五島列島と長崎) ● ● 4 労 言 他 ● ●価値創造プロジェクト(例) 関係業界案 取組内容 産 学 官 食の拠点づくり(仮称:魚センター) ● ● 朝型観光の推進(朝市整備、旅行商品等) ● ● 魚のまち長崎市観光ガイドブック作成 ● ● 金 労 言 おもてなしの向上運動(写真撮影等) 他 ● ICTを活用したスマート・ツーリズム ● 飲食業のチャレンジ創業支援(屋台村) ● ● ちゃんぽんを活かしたイベントの開催 ● ● 観光特区(和の魅力(寺町近辺の歴史)を活かしたゾーン化) ● ● 観光客が滞在しやすい制度(共通チケット、共通クーポン、シ ャトルバス) ● ● 特産品、ブランドづくりのためのSNS活用(市民モニター) ● ● シティーセールス用のまちの愛称をつくる ● 土産品販売につなげるための観光客が集う場所づくり ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● (3)支援の内容 ○事業実施に係る経費について1件あたり100万円を上限として補助 ○補助額は、対象経費の合計額から当該事業に係る収入の合計額を差し引いた額 の3/4以内の額 ○補助額に、1,000 円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てた額。 ○補助事業として実施する際、事業実施により収入が生じた場合や残余金が発生 した場合、対象経費と認められない支出があった場合には、精算後戻し入れを 行っていただきます。 (4)補助対象事業の実施期間 交付決定後(平成 28 年9月予定)~平成 29 年3月 31 日 5 4 補助金の対象経費 補助事業の対象となる経費は、次のうち、提案事業の実施に直接必要なものとします。 (1)対象経費 区 分 経 費 賃金 臨時的に雇用したパート・アルバイト賃金 報償費 講師・委員等謝礼金 旅費 宿泊費及び旅費 需用費 消耗品費、印刷製本費、光熱費、修繕費 役務費 通信運搬費、保険料、広告料、手数料 委託料 外注費 使用料及び賃借料 会場使用料、賃貸借料 工事請負費 建物、工作物等の工事請負費 原材料費 製品製造等に必要な原材料費 その他 上記のほか、事業の実施に必要と市長が認める経費 (2)対象外の経費 法人等の事務所等を維持するための経費 事務所の家賃、光熱水費、修繕費など 法人等の経常的な活動に要する経費 人件費、謝礼、加入団体への負担金 会員への電話通信費、備品購入など 法人等の構成員等による会合の飲食費 会議等の茶菓子代・飲食代など ・講師や指導者等に対しての手土産代やお菓子代等 ・商品券等の金券の購入代金や賞金 その他 ・領収書等により使途を明確に証明することができな い経費 ・社会通念上、適切でないと認められる経費 (3)経費の区分 補助金の対象経費と他の経費は、明確に区分してください。 6 5 補助対象事業の提案に係る書類 補助対象事業の提案書類は、内容について確認等を行う必要がありますので、長崎創 生推進室までご持参ください。 提出様式は、本市ホームページからダウンロードできます。 また、メール送信などもいたしますので、お気軽にご相談ください。 (連絡先:長崎創 生推進室 ℡095-829-1355) <提出書類> ○長崎市交流の産業化応援事業計画書(第1号様式) ○長崎市交流の産業化応援事業収支予算書(第2号様式) ○法人等の定款、規約、会則等 ○役員、会員名簿 ○法人等の活動内容がわかるもの(チラシ、パンフレット等) ○市税、事業所税、消費税及び地方消費税を滞納していないことの証明書 ※1 複数の法人等の共同提案の場合は、代表となる団体に提案していただきます。 ※2 提出書類はお返しできませんので、必ずコピーを取っておいてください。 7 6 スケジュール 募集開始 ・市ホームページ、広報ながさき、テレビ・ラジオ等で周知 募集締切 ・長崎市に、必要書類(「5 平成28年8月 31 日(水) 補助対象事業の提案に係る書類」参照)を提出。(長 崎創生推進室で内容を確認し、応募を受け付けます。) 選 考 平成28年9月中旬 ・長崎市補助金等の交付対象の選定に係る審査会において、選考基準に基づき、助 成対象とする提案を選考します。 補助対象事業の決定 平成28年9月下旬 ・選考結果を踏まえて補助対象事業を決定し、応募者へ結果をご連絡します。 補助対象事業の実行 平成28年9月下旬~平成29年3月 ※補助対象事業の決定状況により、予算の範囲内で提案事業を随時募集する場合もあ ります。 実績の報告 平成29年3月~4月 ・事業完了後、実績報告書、収支決算書等を提出していただきます。 8 7 選考 (1)選考方法 応募要件を満たしている提案について、提案事業の公開プレゼンテーション(発 表 10 分、質疑 10 分)を行い、審査会において選考基準に基づき選考を行って補 助対象とする提案を選考します。 (2)選考基準 事業の「実現性」「新規性・独自性」「効果」などの選考基準を設けます。 (3)採択の件数 予算の範囲内で、5件程度を予定しています(平成 28 年度全体予算額500万 円) 。ただし、選考基準と照らし合わせて該当する提案がない場合は、結果として選 考されない場合もあります。その場合は、その後、提案事業を随時募集する予定です。 (4)通知 提案された事業の選考結果(採択または不採択)については、審査終了後、応募 者に補助金等交付決定通知書により通知します。 (5)事業実施主体 補助対象事業の実施にあたっては、原則として応募者を実施主体とします。 ただし、実施までの段階で連携する法人等が生じた場合は、担当課(長崎創生推 進室)と協議の上、実施主体に参画させることができます。 9 8 情報公開、個人情報の取扱い (1)提案事業の内容等の公開 提出された書類、審査結果及び事業の成果等は、原則として情報公開の対象とし てホームページ等において公表します。 (2)個人情報の取扱い 長崎市個人情報保護条例を遵守するものとし、補助事業で知り得た情報を他の者 に漏らしてはいけません。 9 補助金の支払い手続き 補助対象事業に決定された提案の応募者は、補助対象事業について、 「長崎市補助金等 交付規則」等の関係規程に基づき、補助金の交付申請手続きを行うものとします。 補助金の交付決定が行われた後に、事業を開始することができます。市から交付決定 通知があるまでは事業を開始することはできませんのでご注意ください。 (交付決定以前 に支出された経費、事業完了後に支出された経費は補助の対象になりません) 補助金の支払いは、事業の完了後に実績報告書の提出を受け、交付金額を確定した後 に精算払となります。 ただし、交付決定額のうち、補助金等の交付の目的を達成するために必要があると認 めるときは、その必要があると認める額については概算払いとし、残額については実績 報告ののち、精算払いとすることができます。 10 留意事項 (1)応募に関する留意事項 ○応募された提案事業について、特許等の知的財産権や営業上の秘密・特別なノウ ハウなどの法的保護が必要な場合は、あらかじめ応募者の責任で対応してくださ い。 ○他者の知的財産権等を侵害しないよう十分注意してください。 ○公序良俗の観点から適当でないと認められる応募は受け付けません。 10 (2)提案事業の実施に関する留意事項 ○提案事業については、国・県及び市の助成等の制度とは併用できません。 ○この提案事業については、 「長崎市補助金等交付規則」等の関係規程に従って実施 してください。 (3)その他 ○著作権については、原則として市に帰属するものとします。なお、提案事業の実 施過程で生じた権利関係、第三者の著作権等の処理は、提案者の責任及び費用で 行うものとします。 ○提案事業の中で作製する印刷物や広報等を行う場合は、長崎市『「交流の産業化」 による長崎創生』の記載をしてください。記載方法については、長崎市と協議の 上、決定するものとしてください。 11 応募方法 (1)応募書類の提出先及び問い合わせ先等 応募書類の提出及び問い合わせは、長崎市企画財政部長崎創生推進室にお願いし ます。 〒850-8685 長崎市桜町2-22 電話(095)829-1355 FAX(095)829-1112 (2)受付期間 平成28年8月 31 日(水)まで 11
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