証券コード 8697 会社名日本取引所グループレポート提出日学部商学年 3年氏名小倉一倫賛成第 1 号議案定款一部変更の件反対棄権 ○ 第 2 号議案取締役 13 名選任の件１津田廣喜氏 ○ ２清田瞭氏 ○ ３宮原幸一郎氏 ○ ４山道裕己氏 ○ ５クリスティーナ・アメージャン氏 ○ ６荻田伍氏 ○ ７久保利英明氏 ○ ８幸田真音氏 ○ ９小林栄三氏 ○ １０広瀬雅行氏 ○ １１本田勝彦氏 ○ １２森公高氏 ○ １３米田壯氏 ○ 上記の推奨をした理由、プロジェクトの感想第一号議案：要旨（１）執行役を兼務する CEO や取締役が、事故等で業務を執行できない場合に、他の取締役が株主総会の招集、議長を務めることができる（２）会社法の改定に伴い、取締役の賠償責任を限定するという制度を導入する（３）取締役の任期を、選任された事業年度の末日とする（1）業務を円滑に実施していくために必要な定款変更であると考えられるので、賛成である。（2）取締役の賠償責任を限定するという規定は、取締役の経営に対する注意散漫が発生する恐れがあるため、コーポレートガバナンスの観点から株主側のリスクがあると考えたため、反対である。（3）任期を事業年度の末日とすることは、取締役の評価を実施する際にも、適切な期間設定であると考えられるので、賛成である。第 2 号議案：取締役 13 名選任の件津田氏：金融行政を長期間担当しており、その知見を活かすことができると考えられるので、賛成である。清田、宮原、山道氏：証券会社で長期的に活動しており、業界に対する見識を持っていると考えられるため、賛成である。クリスティーナ氏：大学の教授であり、学術的で専門的な知識を持っており、さらに大学教授という立場であるため、客観的な視点で経営に参加できると考えられるため賛成である。荻田氏：アサヒビールに長期にわたって活動しており、独立した立場であるとは考えにくい。また証券会社で活動した経歴はないため、専門性がほかの候補者と比較して、劣ると考えられる。日本取引所グループの株式を 3000 株保有していることも、独立性が求められる社外取締役としては不適切であると考えたため、反対である。久保利氏、幸田氏：両名ともに、法律家と作家というパーソナリティーを持っており、独自の視点で経営に参加できると考えるため、賛成である。小林氏：伊藤忠商事で長期間活動しており、独立性に欠いており、兼職が他社の社外取締役などで８個も兼任しており、積極的な経営への参画ができないのではないかと考えられるため反対である。広瀬氏、本田氏：東京証券所グループにおいて、長期間社外取締役を務めており、東京証券所に対して多くの見識を持っている考えられるため、賛成である。森氏、米田氏：両氏ともに、監査法人、警察と独自の経歴を持っているため、その見識を生かして経営に参画できると考えるため賛成である。プロジェクトの感想今回のプロジェクトを通じて初めて招集通知を拝見しましたが、かなり情報量が多く通読するのに時間がかかるため、投資機関や多くの銘柄を保有している株主にとって、保有するすべての会社の招集通知を読むのは困難であるということが分かりました。このプロジェクトに参加する前は、ISS がなぜ影響力を持っているのか、よく理解できていませんでしたが、今回の経験を通じて、すべての招集通知を読むことのできない機関投資家にとっては重要な影響を与えうるのだと感じました。