募集要項 - ACCU | 公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター

2015-2016 年
国 際 連 合 大 学
国
際
教
育
交
流
事
業
韓国政府日本教職員招へいプログラム
(2016 年 7 月 12 日-7 月 18 日:韓国/ソウル、慶尚北道・仁川、釜山)
募 集 要 項 (二次募集)
公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)では、国際連合大学の委託のもと、2016 年 2
月に実施した「韓国教職員招へいプログラム」に関連し、持続可能な開発のための教育(ESD)や
地球市民教育(GCED)を通してさらに両国間の相互理解と友好発展を図るため、韓国ユネスコ国
内委員会(KNCU)の招へいにより、「韓国政府日本教職員招へいプログラム」を実施します。つき
ましては、以下の要領でこのプログラムの参加者を募集します。
1.背景
2000 年 3 月、戦後の文部大臣として初めて、中曽根弘文文部大臣(当時)が訪韓し、文龍鱗(ムン・
ヨンリン)韓国教育部長官(当時)との会談でなされた招請に基づき、文部科学省の協力のもと、
ACCU は、2001 年より韓国から初等中等教育教職員を招へいするプログラムを実施してきました。
当初は「ACCU・ユネスコ青年交流信託基金事業」として、2003 年からは「ACCU 国際教育交流事
業」として国際連合大学の委託を受け、これまで約 1,877 名の韓国教職員が日本を訪問し、我が国
の教職員との交流を深め、日韓両国間の相互理解と友好の促進に貢献してきました。
2003 年からは上記プログラムと対をなすものとして、毎年 10 名程度の日本教職員を韓国へ派遣
してきましたが、これら交流事業の成果が韓国政府に高く評価されることとなり、2005 年からは、
KNCU による招へいプログラムとして参加人数を 20 名へ倍増し日韓教職員相互交流が実施される
ようになりました。2008 年のプログラムからは、招へい人数がさらに倍増され、さらなる交流の発展
を目指すこととなりました。2016 年度も引き続き参加者の一般公募を行い、ユネスコスクール、ESD、
GCED などの活動に関心のある教職員、韓国との交流を強く望む教職員を募集します。
2.目的
(1)韓国の初等中等教育における教育制度および教育課題への理解を深める。
(2)韓国における ESD、GCED などの好事例を探る。
(3)教育経験を交換する機会を提供し、日韓両国の教育の質を高める。
(4)日韓教職員のネットワーク構築・強化に寄与する。
3.活動内容
(1)小・中・高・特別支援学校や教育施設訪問を通じて、ESD や GCED を含む韓国の最新の教育
政策・現状の視察
(2)訪問先における韓国の教職員・児童生徒との交流、日本の文化や ESD の紹介
(3)世界遺産見学やホームビジットを通じた、韓国文化の理解
※昨年度プログラムの活動内容については以下 URL より実施報告書をご参照ください。
http://www.accu.or.jp/jp/activity/person/03-02b-04.html
4.日程概要
出発前オリエンテーション:2016 年 7 月 11 日(月)
プ ロ グ ラ ム 実 施 期 間:2016 年 7 月 12 日(火)~7 月 18 日(月) (7 日間)
日付
日程
訪問先
活動
7 月 11 日(月)
前日
東京近郊
7 月 12 日(火)
第 1 日目
東京/ソウル
7 月 13 日(水)
第 2 日目
ソウル
出発前オリエンテーション
ソウル到着、韓国現地オリエンテーション
開会式、韓国の教育制度紹介、歓迎晩餐会
ユネスコスクール訪問
2015-2016 年
7 月 14 日(木)
7 月 15 日(金)
7 月 16 日(土)
第 3 日目
第 4 日目
第 5 日目
7 月 17 日(日)
第 6 日目
7 月 18 日(月)
第 7 日目
国 際 連 合 大 学
国
際
教
育
キョンサンプクド
慶尚北道
インチョン
・仁川
プ サ ン
釜山
釜山/日本
交
流
事
業
教育庁・ユネスコスクール・教育施設訪問
韓国教職員・児童生徒との交流、歓迎晩餐会
地域遺産訪問、情報共有会、ホームビジット
報告会、閉会式
釜山出発、帰国(東京/大阪/福岡へ)
5. 参加者
下記の教職員、随行員併せて 50 名を参加者とする。
(1) 2015-2016 年韓国教職員招へいプログラム受入れ教育委員会または受入れ校が推薦する
教職員
(2) 2016-2017 年韓国教職員招へいプログラム受入れ予定の教育委員会が推薦する教職員
(3) 公募により選抜された教職員
(4) 国際連合大学、日本ユネスコ国内委員会を含む文部科学省、および ACCU の職員
6. 評価と報告
(1) 派遣期間中
 評価票記入(日本語または英語で記入し、ACCU を通して KNCU へ提出。)
 情報共有会(日本側参加者のみによる)でのプログラムの振返り。
 韓国教職員を交えての報告会への出席・グループ毎の発表。
(2) 帰国後
 参加者は帰国後、所定の報告用紙により ACCU に報告書(日本語)を2回提出する。
提出期限
第1回
2016 年 7 月 29 日(金)12:00
第2回
2017 年1月 27 日(金)12:00
内容
主にプログラム中の成果について報告。
※ACCU が発行する実施報告書へ掲載予定。
主に帰国後の取組みや成果について報告。
 各グループは、所定の期日までにグループ報告書(日本語)を ACCU に提出する。
(ACCU から KNCU に送付後、KNCU が韓国で発行する実施報告書へ掲載予定)
7. 旅費等諸経費
(1) KNCU が下記について負担する。
 往復航空運賃:日本と韓国の国際空港間のエコノミークラス航空券。
 韓国内の移動に係る経費、宿泊(シングルまたはツインルーム)、食事:但し、公式行事のな
い日の夕食については、支給される。
(2) ACCU が下記について負担する。
 日本国内交通費:自宅最寄駅からオリエンテーションの会場(東京)までの交通費、出発日
の空港までの交通、および帰国日の到着空港からの自宅最寄駅までの交通費の定額
(ACCU の規程に準ずる)。
 オリエンテーション当日(7 月 11 日)の宿泊。
注 1:オリエンテーション当日、開始時刻までに到着可能な交通手段がない場合に限り、前
日(7 月 10 日)の宿泊費を支給します。また、帰国当日中に居住地に到着可能な交通手段
がない場合に限り、帰国当日(7 月 18 日)の宿泊費を支給します。
注 2:本プログラムには公務にてご参加を前提としているため、期間を通して ACCU から日
当は支給しません。各所属先にてご負担をお願いします。
(3) 各参加者は、下記について負担する。
2015-2016 年
国 際 連 合 大 学
国
際
教
育
交
流
事
業

海外旅行損害保険:各参加者は、プログラム期間中の万一の事故に備え、出発前に必ず
各自の責任において、海外旅行損害保険に加入しておくこと。
 上記(1)、(2)以外の諸経費
(4) 旅券と査証について
 旅券(パスポート):入国時に 3 ヶ月以上有効なパスポートを各自で準備すること。
 査証(ビザ):一般旅券の場合は、ビザの取得は不要。
8. 通訳
韓国国内でのプログラム期間中は日本語と韓国語間の逐次通訳を手配します。
9.応募資格
以下の要件に合致する日本の初等中等教育機関が応募できます。
 日韓両国の教職員交流推進に意欲があること。
 教育委員会との調整を含め、推薦した教職員がプログラムの全行程に参加することを保証
し、特別な事情がない限り公務として派遣すること。
※万一、公務として参加できない場合も、旅費等諸経費の支給条件は他の参加者と同一と
する。
 プログラムに参加した教職員が成果を所属先へ還元できる環境を整えること。
所属長は、以下の要件及び資質に合致する現職教職員を、1 名推薦できます。
 日本国民であること。
 所属する教育長・学校長等から推薦を受けた、初等中等教育教職員(教育行政職員を含
む)であること。特に、在職 3 年~15 年程度の教員が望ましい。
 ユネスコスクール、ESD、GCED の活動に携わっている者、または高い関心を持っている者
が望ましい。
 将来にわたり韓国との具体的な教育交流の推進に寄与できること。特に、韓国との学校/
教職員/児童生徒/地域間の各交流、または定期的な情報交換等を推進する立場にあ
る者が望ましい。
 健康で、オリエンテーションを含めたプログラムの全日程に参加が可能であること。
 団体行動の規律を守り、主体性を持って積極的に参加ができること。
 E メールを用いて円滑に連絡ができること。また、Microsoft Word/Microsoft Excel などの簡
単な操作ができ、所定のフォーマットに必要情報を入力し提出できること。
 過去の本プログラムに参加がないこと。
10.応募書類
参加を希望する学校は、以下 3 種類の書類を ACCU ウェブサイトからダウンロードし、11.応募
先へ郵送および電子メールの 2 通りで送付して下さい。手書きの応募書類は受け付けません。
学校が推進する ESD、GCED 活動を紹介する資料があれば郵送時に同封してください。
(1) 派遣候補者本人の記入済み申請用紙(和文)
2015-2016_韓国派遣参加者申請用紙.xls
(2) 派遣候補者本人の記入済みデータシート(英文)
Data Sheet (KNCU)_2016.doc
(3) 学校長による推薦状 ※推薦状サンプルの形式に則ってご記入ください。
(推薦する教職員名と選考結果の連絡先を明記して下さい。)
推薦状サンプル 2016.doc
2015-2016 年
国 際 連 合 大 学
国
際
教
育
交
流
事
業
11.応募先
 郵送:〒162-8484 東京都新宿区袋町 6 番地 日本出版会館
公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター 理事長 田村哲夫
※封書の表に「韓国政府日本教職員招へいプログラム 二次募集応募」と朱書き願いま
す)
 電子メール:[email protected]
※件名は「韓国政府日本教職員招へいプログラム 二次募集応募」(応募者氏名)として下
さい
12.締め切り
平成 28 年 5 月 19 日(木)17:00 E-mail 必着
提出された書類は返却しません。
※原本は 5 月 19 日(木)消印有効
13.選考
応募者多数の場合は、提出された申請用紙をもとに選考を行います。
14.結果通知
申請用紙にご記入いただいたメールアドレス宛に 5 月 24 日(火)を目処に通知し、その後推薦
状にご記入いただいた選考結果の連絡先宛に郵送します。
15.お問い合わせ
公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)
人物交流部 (担当:齋藤・高松、部長:進藤)
住 所 :〒162-8484 東京都新宿区袋町 6 番地 日本出版会館
T E L : 03-3269-4498 FAX: 03-3269-4510
E - M A I L : [email protected]