民法は長らく成年年齢を20歳としており,20歳未満の未成年者が単独で行った法律行為について取消権を認 めてきました。しかしながら,2015年6月17日に公職選挙法における選挙年齢は20歳から18歳に引き下げら れており,民法など他の法律における成年年齢についても一律18歳とすることが検討されています。 若者については,「インターネットの有料情報サイト」,「エステ」及び「マルチ商法」などについての被害が多発し ているところ,取消権を行使できる年齢が縮小されることになれば,その影響が出てくる可能性があります。 また,未成年者取消権については,対面取引を前提に構成されていることから,昨今のインターネット社会にお いてどのように適用していくかが課題となっています。 本セミナーでは,未成年者取消権の民法における位置付けや裁判例を検討するとともに,インターネット社会に おける若者の消費者意識と行動や消費者被害の現状を把握することにより,これからの未成年取消権の意義を 検討していくことを目指します。 ◆日時 2016年7月9日(土) 13:00〜17:30(開場12:30) ◆場所: 広島弁護士会 3階多目的ホール (広島県広島市中区上八丁堀2-73) ※要申込み※(定員220名) 下欄にご記入の上, FAX(03-3580-2896 )にて お申し込みください。 ◯路面電車(白島線)「家庭裁判所前」駅より徒歩約5分 ○路線バス「合同庁舎前」バス停より徒歩約8分 ◯アストラムライン「城北」駅より徒歩約10分 プログラム ◆基調講演 ■坂東俊矢氏(京都産業大学大学院法務研究科教授) ■横田明子氏(広島大学大学院教育学研究科教授) ◆パネルディスカッション ■坂東俊矢氏 ■横田明子氏 ■生駒恵子氏(広島県生活センター消費生活相談員) ■岡田崇(日弁連消費者問題対策委員会委員) コーディネーター 大村真司(日弁連消費者問題対策委員会副委員長) ※当連合会では,本セミナーの内容を記録し,また,成果普及に利用するため,会場での写真・映像撮影及び録音を行って おります。撮影した写真・映像及び録音した内容は,当連合会の会員向けの書籍のほか,当連合会のホームページ,パンフ レット,一般向けの書籍等にも使用させていただくことがあります。また,報道機関による取材が行われる場合,撮影された映 像・画像はテレビ,新聞等の各種媒体において利用されることがあります。撮影をされたくない方は,当日,担当者にお申し出 ください。 = == == == ==申込み 日弁連人権部人権第二課宛 FAX 03-3580-2896 == == == == = フリガナ お名前 ( 登録番号(弁護士の場合のみ記入)( ) 所属団体名( )お電話番号 ( - ) - ) ※御提供いただいた個人情報は,日本弁護士連合会のプライバシーポリシーに従い厳重に管理いたします。また,この個人情報に 基づき,日本弁護士連合会又は日本弁護士連合会が委託した第三者から,シンポジウムの開催案内,書籍の御案内,その他当連 合会が有益であると判断する情報を御案内させていただくことがあります。 なお,個人情報は,統計的に処理・分析し,その結果を個人が特定されないような状態で公表することがあります。 主催:日本弁護士連合会 共催:広島弁護士会 お問い合わせ:日弁連人権第二課 03-3580-9512
© Copyright 2024 ExpyDoc