2016 鈴鹿8時間耐久ロードレース

2016 FIM世界耐久選手権シリーズ 第3戦
”コカ・コーラ ゼロ”
鈴鹿8時間耐久ロードレース
第39回大会
(IMN 104/03)
7月28日(木)・29日(金)・30日(土)・31日(日)
FIM・MFJ公認/特別規則書
■主な規則の変更ポイント
1.国際審査委員会
→大会特別規則 第5条
(※2015年との比較)
2.大会の参加台数は70台。
→大会特別規則 第11条
3.参加者の条件設定。
→大会特別規則 第12条
4.FIM 規則に準拠したタイヤの使用本数規定
→大会特別規則 第18条
→FIM 規則 2.3.6
5.FIM 規則記載のライト規定を全面的に採用しなければならない。
※ヘッドライト2灯式など
走行中常に点灯しなければならない。
ヘッドライトの色指定。
→大会特別規則 第20条
→FIM規則 1.7.2 ・ 2.3.11
※その他、規則の変更点がありますので、詳しくは本特別規則を確認してください。
”コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第39回大会 特別規則書 目次
第 1 章 総則
第1条
競技会の名称
第2条
主催者
第3条
大会会長
第4条
国際モーターサイクリズム連盟(FIM)メンバー
第5条
大会審査委員会
第6条
大会組織委員会
第7条
大会競技役員
第8条
選手権プロモーター(EEL)
第9条
開催場所
第 10 条 開催日
第 11 条 出場台数と決勝出走台数
第 2 章 参加申込
第 12 条 参加者
第 13 条 参加申込
第 14 条 参加料
第 15 条 もてぎ・鈴鹿共済会
第 16 条 参加受理と参加拒否
第 3 章 参加車両・燃料規定・ライダーの装備
第 17 条 参加車両
第 18 条 タイヤ使用本数規定
第 19 条 ナンバープレート
第 20 条 灯火装置
第 21 条 エンジン 2 次カバー
第 22 条 燃料規定
第 23 条 ライダーの装備
第 4 章 選手受付・公式車検
第 24 条 選手受付
第 25 条 自動計測装置(トランスポンダー)
第 26 条 公式車検
第 8 章 スタート
第 36 条 決勝レースグリッド位置
第 37 条 スタート方法
第 9 章 走行中の遵守事項
第 38 条 停止
第 39 条 プラクティスおよびレース中の行為
第 40 条 レースの中立化(ニュートラリゼーション)
第 41 条 ライダー交替
第 42 条 妨害行為
第 43 条 ピットインおよびピットアウト
第 10 章 車両修理とピット作業
第 44 条 車両修理
第 45 条 ピット作業
第 46 条 ピットサイン
第 11 章 競技の中断
第 47 条 競技の中断
第 48 条 レース再開
第 12 章 レース終了と順位の決定
第 49 条 レース終了
第 50 条 順位および完走の認定
第 51 条 レース終了後のパドックインと暫定表彰
第 52 条 レース結果および記録の公表
第 53 条 抗議
第 54 条 競技規則の違反行為に対する罰則
第 13 章 レースの延期および中止
第 55 条 レースの延期および中止
第 5 章 ライダー・ピット要員・車両の登録と変更
第 27 条 ライダーの登録と変更
第 28 条 ピット要員
第 29 条 車両の登録と
登録と変更
登録と
第 30 条 参加ライダー・車両の全ての変更
第 14 章 賞典
第 56 条 賞典
第 6 章 参加者の遵守事項
第 31 条 クレデンシャルと車両通行証
第 32 条 ピットの使用
第 33 条 参加者の遵守事項
第 16 章 損害の補償・大会役員の責任
第 58 条 損害の補償
第 59 条 大会役員の責任
第 7 章 予選方法
第 34 条 公式予選
第 35 条 トップ 10 トライアル
※下線部規則は、2015 年規則との主な変更点となります。
第 15 章 主催者の権限
第 57 条 主催者の権限
第 17 章 本特別規則の適用と補足
第 60 条 本特別規則の解釈
第 61 条 公式通知の発行
、予 62 条 大会事務局の連絡先
第 63 条 本特別規則の施行
公
示
株式会社モビリティランド 鈴鹿サーキットは 2016 年 7 月 28 日~31 日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットに
おいて、2016 FIM 世界耐久選手権シリーズ第3戦 ”コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久レース第39回大会を
開催する。
本大会は国際モーターサイクリズム連盟(FIM)公認のもとに国際スポーツ憲章(FIMCODE)、FIM ロードレース
カップおよびスーパーツイン規則、本競技大会特別規則に従って開催される。
世界耐久選手権、カップおよびスーパーツイン
カップおよびスーパーツイン
第 1 章 総則
第 1 条競技会の名称
2016 FIM 世界耐久選手権シリーズ第3戦
”コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレース 第39回大会
(IMN104/03)
第 2 条主催者
一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会
株式会社モビリティランド 鈴鹿サーキット
第 3 条大会会長
大会会長
山下 晋
第 4 条国際モーターサイクリズム連盟(FIM)メンバー
FIM会長
Vito IPPOLITO (tbc)
Ignacio VERNEDA
FIM最高経営責任者
FIM EWC テクニカルディレクター Charles HENEKAM
FIM CCRコーディネーター
Victoria CORREDOIRA
第 5 条大会審査委員会
以下から構成される。
1) 兼 FIM 審査委員-
審査委員-議決権を有する控訴機関
審査委員長
JeanJean-Marc DESNUES
第 2 審査委員(FIM
(FIM 派遣)
Kendy CHAN
第 3 審査委員((FMNR 派遣)
杉本 五十洋(MFJ 派遣)
派遣)
2) レースディレクション(議決権無し)
Patrick COUTANT
FIM レースディレクター
FIMセーフティオフィサー
Rezso BULCSU
EEL 派遣デレゲート
Maurizio BARTOLOMEI
3) その他メンバー(
その他メンバー(議決権無し)
FIM EWC テクニカルディレクター
競技監督
FIM 医師団長
Charles HENNEKAM
坪井 清貴
瀬戸口 芳正
本競技会期間中の大会審査委員会の連絡先は下記のとおりとする。
〒510-0295 三重県鈴鹿市稲生町 7992
鈴鹿サーキットレース事務局 TEL059-378-3405
第 6 条大会組織委員会
組織委員長
組織委員
組織委員
組織委員
組織委員
第 7 条大会競技役員
副競技監督
副競技監督
副競技監督
コース委員長
車検長
計時委員長
進行委員長
救急委員長
消防委員長
広報委員長
事務局長
藤岡 良一
隠岐 直廣(MFJ 事務局長)
井戸川 靖
塩津 宏幸
上村 誠児
田村
入山
上村
北村
坂口
早川
植島
濱村
西出
上野
前川
第 8 条選手権プロモーター(EEL)
Eurosport Events 代表者
EWC チームコーディネーター
EWC プレスオフィサー
圭二
晃
誠児
彬夫
広昭
勉
禎一
康弘
健
禎久
明彦
Francois RIBEIRO
Renaud JEANJEAN-FILS
Valerie MORENO
第 9 条開催場所
9-1
開催場所:鈴鹿サーキット
〒510-0295 三重県鈴鹿市稲生町 7992
TEL 059-378-3405
9-2
コース:鈴鹿サーキット 1 周 5.821km のクローズドコース(時計回り)
第 10 条 開催日
2016 年 7 月 28 日(木) 参加受付/公式車検/フリー走行
29 日(金) フリー走行/公式予選/夜間走行
30 日(土) 決勝出走チーム・フリー走行/トップ10トライアル
31 日(日) 決勝レース(11:30 スタート、19:30 ゴール)
※ その他の詳細なスケジュールについては公式通知に示す。
※ レース当該週の月曜日からは、本大会出場のライダーが当サーキットで練習
走行を行うことは禁じられる。
第 11 条
11-1
11-2
11-3
出場台数と決勝出走台数
出場台数と決勝出走台数
今大会に参加できる台数は、主催者が事前に決定、承認した 70 台とする。(優先順位と透明性)
走行に参加できる台数は最大 70 台とする。
決勝レースの出走台数についても 70 台とする。
第 2 章 参加申込
第 12 条 参加者
12-1 FIM 世界耐久選手権、カップおよびスーパーツイン
選手権、カップおよびスーパーツイン規則
1.8 競技参加適格者に合致していること。
世界
選手権、カップおよびスーパーツイン
12-2 参加者(ライダーおよびチーム)は有効な FIM 耐久ライセンスを保持していること。
日本国以外からの参加者は所属 FMN が発行する本大会への出場許可証を必要とする。
12-3 日本国内の参加者(ライダーおよびチーム)は MFJ が FIM ライセンスを代理発行する。
12-4 日本国以外からの参加者は日本国内へ入国の際、興行査証(パフォーマンスビザ)が必要である。
査証申請するためには、エントリーフォームの写し・履歴書・FMN の発給するインターナショナル
ライセンスの写しを必要とする。
なお、主催者が用意する書類については、参加受理書と共に郵送する。
12-5 ライダー/
ライダー/チームは、以下の条件のいずれかを満たしていること。
チームは、以下の条件のいずれかを満たしていること。
年間契約ライダーに優先権が与えられる。
①2015 年・2016
年・2016 年に、以下の何れかの認定を受けていること
a:2015
a:2015 鈴鹿8時間耐久ロードレース 決勝レース完走
b:全日本ロードレース選手権各大会の予選通過基準タイム 110%を満たしていること
110%を満たしていること
※対象クラス:JSB1000
※対象クラス:JSB1000・ST
1000・ST600
・ST600・JGP
600・JGP2
・JGP2 クラス
c:鈴鹿選手権 各大会の公式予選に記録された上位 3 名の平均ラップタイム 110%以内を
110%以内を
記録していること
記録していること
※対象クラス:インターJSB1000
※対象クラス:インターJSB1000・インターST
1000・インターST600
・インターST600・インター
600・インターJGP2
・インターJGP2 クラス
②2016 鈴鹿8時間耐久公開
鈴鹿8時間耐久公開合同テストにおいて、各日に記録された上位
公開合同テストにおいて、各日に記録された上位 3 名の平均ラップタ
イム 110%以内を記録していること
110%以内を記録していること
③組織委員会が、上記①②の条件と同等資格を有していると判断した場合。
第 13 条 参加申込
13-1 参加申込先住所・受付時間
鈴鹿サーキットレース事務局
〒510-0295 三重県鈴鹿市稲生町 7992
TEL 059-378-3405
申込受付時間 9:30~16:00
13-2 参加申込受付期間
開始 201
2016 年 5 月 8 日(日)
締切 201
2016 年 5 月 29 日(日)必着
※6 月 30 日(
(木)までエントリー内容の変更が可能とし、この時点での情報を公式プログラムに
記載される。
13-3 参加申込は、参加申込書に必要事項を完全に記載し、参加料を添えて申込締切日必着で提出し
なければならない。参加申込書は指定のものを使用すること。
13-4 参加申込を郵送にて行う場合には、郵便振替にて必要料金を払い込み、送付するか、現金書留に
て大会事務局へ送付すること。
参加申込書の末尾に示す。
※郵便振替を使用しての詳細な参加申込方法は、参加申込書の
参加申込書の
第 14 条 参加料
14-1 年間契約チームを除き、参加料を支払わなければならない。
1 エントリー 28,800 円(税込み)
14-2 MFJ スポーツ安全保険制度はスポーツ国籍が海外の参加者は対象とならない。
第 15 条 もてぎ・鈴鹿共済会
15-1 鈴鹿サーキットにおいてスポーツ走行、レース大会に参加出場するライダーおよびピット要員は、
もてぎ・鈴鹿共済会(以下 MS 共済会)に加入しなければならない。
但し、日本国以外からの参加者については本人の自由意志による。
15-2 MS 共済会は年間加入と暫定加入とする。
(1) 年間加入は MS 会員として登録され、所定の共済会会費を納めた者のみとする。
(2) 暫定加入の場合、選手受付時にライダーは 7,000 円、ピット要員は 500 円の会費を添えて
申し込む。
当該大会(フリー走行、予選、決勝)のみ有効。
第 16 条 参加受理と参加拒否
16-1 参加申込者に対しては、参加締め切り後、レース大会事務局から参加受理が通知される。
16-2 大会組織委員会は、理由を明らかにすること無く、参加申込を拒否する権限を有する。
エントリーの拒否に関しては参加締め切り後 72 時間以内に連絡する。
16-3 参加を拒否された申込者には、参加料が返還される。但し、手数料 2,100 円が差し引かれる。
16-4 参加が受理された後、参加を取り消す申込者には、参加料の返却はされない。
16-5 競技の中止と参加料等の返却は、下の表のとおりとする。参加者は、その他一切の損害賠償を
主催者に請求することはできない。
事例
予選が 1 回も行われず中止
予選は行われ、決勝グリッド発表後中止
決勝スタートが行われたのち中止
出場料
選手受付した全員に返却
決勝進出者のみ返却
返却しない
第 3 章 参加車両・燃料規定・ライダーの装備
第 17 条 参加車両
17-1 参加クラス
・Formula EWC
・Superstock (この Superstock クラスは 2016
2016 年 FIM 年間ポイントにはカウントされない)
- FIM ロードレース世界耐久選手権技術規則、ならびに本大会特別規則に
本大会特別規則に記載されていない項目については FIM ロードレ
合致した車両とする。本大会特別規則に記載されていない項目については
ース耐久世界選手権及びカップ規則 2016 に準ずる。(
に準ずる。(以降 FIM 規則と表記)
規則と表記)
17-2 燃料タンク
(1) 給油口保護規定(
(FIM規則
FIM規則 2.3,15並びに
2.3,15並びに2.6.6.10/2.7.6.10
並びに2.6.6.10/2.7.6.10への補足)
2.6.6.10/2.7.6.10への補足)
2016年
2016年FIM世界耐久選手権レースに一度も参加していない全マシンが対象。
FIM世界耐久選手権レースに一度も参加していない全マシンが対象。
転倒時等に容易に給油口からガソリンが飛散したり、給油口へ異物が混入したりすることを防止
する機能を付加しなければならない。これらの保護機能を持つカバー・ロック類はそれ以外の
機能を持っていてはならず、走行中に容易に脱落しない(蝶番・ワイヤー等で本体から脱落
しないようにするなど)ものであること。
[装着例]
<蓋状のものを装着した例>
<ロック機構を設けた例>
※記例は装着の一例であり、必ずしもこのような方式・形状・素材には限定しない。
同様の機能を持つものであれば樹脂製などでも可とする。あくまで転倒時の一次的なガソリン飛散・
異物混入を防ぐことが目的である。
(2) タンク形状
クイックフィラー取り付け、タンク容量確保のために、最小限のサイドシルエットの変更が認め
られる。(上部を盛り上げること。)
17-3
給油装置は FIM 規則2.3.15に準拠しなければならない。
第 18 条 タイヤ使用本数規定
FIM 規則2.3.6に準拠し、 Formula EWC クラスの予選、決勝のタイヤ使用本数が制限される。
(1) FIM タイヤステッカー支給日時は、公式予選の前日とする。
(2) FIM ステッカーは車両進行方向右側に貼り付けること。
第 19 条 ナンバープレート
FIM 規則1.7.2並びに2.3.12に準拠したナンバープレートが装着
並びに
されていなければならない。
なお、車検時にナンバープレートの点灯確認を行う。
なお、車検時にナンバープレートの点灯確認を行う。
第 20 条 灯火装置
2020-1 ライトの仕様
FIM 規則2.3.11に 記載のライト規定を全面的に採用しなければならない。
しなければならない。
何れの場合も、ヘッドライト色に関するFIM規則を順守しなければならない:
-ヘッドライト色規定
Formula EWC:
EWC: 白色ライト
その他クラス:黄色ライト
2020-2 走行中の灯火
-車両に装備されている
車両に装備されている全ての
装備されている全てのライトは
全てのライトは、
ライトは、何れのプラクティクス
何れのプラクティクス中
プラクティクス中及びレース中は常に点灯のこと。
及びレース中は常に点灯のこと。
2020-3 自発光式ゼッケン・オン及びピットイン時のライト
レースディレクターの要請に従い、自発光式のゼッケンのスイッチをオンにしなければならない。
その指示は、フラッグマーシャルによりボードによって行われる。
その指示は、フラッグマーシャルによりボードによって行われる。
ピットレーンに入ってくる車両は、自己のピットボックスに停止するま
ピットレーンに入ってくる車両は、自己のピットボックスに停止するまでライトの点灯を継続
でライトの点灯を継続しなければ
継続しなければ
ならない。修理
ならない。修理中
修理中または給油
たは給油ストップ中(修理作業
ストップ中(修理作業を行わない場合)は、ピットボックスを
修理作業を行わない場合)は、ピットボックスを離
を行わない場合)は、ピットボックスを離れる瞬間ま
れる瞬間ま
で、フロ
で、フロントライトは消
ントライトは消灯しておか
灯しておかなければならない。緊急リア
なければならない。緊急リアライトはピットストップ中、点灯
緊急リアライトはピットストップ中、点灯継続
ライトはピットストップ中、点灯継続しても
継続しても
よい。
第 21 条 エンジン 2 次カバー
材質・取付方法等全て FIM 規則に準ずる。
基本的にすべてのオイルを含むエンジンカバーに装着された 2 次カバーは、転倒等による
急激な衝撃に耐えるアルミニウム合金、ステンレススチールまたは、スチール等の金属製の
ものでなければならない。その他の材質のカバーについては、車検に提出し承認を受けなけ
ればならない。カバーは、本来のカバー/エンジンケースをクランクケースに固定している
ケースカバー用ネジで、適切にしっかりと固定しなければならない。FIM テクニカル・ディレク
ターは、カバーに保護性がないことを示す根拠がある場合、如何なるカバーの使用を
如何なるカバーの使用を禁止する権
如何なるカバーの使用を
限を有する。
万が一、想定外の衝撃により 2 次カバーに穴あき・損傷があった場合は、他のライダーや
コースへの影響を考慮し、適時最善の方法でオフィシャルより修理を指示する場合がある。
上記のような場合に備え、スペアの 2 次カバーも準備すること。
第 22 条 燃料規定
22-1 FIM ロードレース世界耐久選手権規則に規定されている燃料を使用することができる。
22-2 鈴鹿サーキットでは、下記仕様のガソリンが提供可能である。
-供給ガソリン性状表- ※2016 年 5 月現在
銘柄
シェル V-Power
コスモ スーパーマグナム
鉛分
検出されない
0.001g/l 以下
オクタン価 (モーター法)
88.4MON
87.5MON
オクタン価 (リサーチ法)
99.6RON
99.5RON
密度 (15℃)
0.7368g/cm3
0.7498g/cm3
22-3 施設内給油所て提供されるガソリンを使用するチームは各ガソリンメーカー指定のガソリン購入証明ス
テッカーを車両仕様書に貼付して提出しなければならない。
施設以外のガソリンを使用するチームは、使用ガソリンの性状表を車両仕様書に貼付しなければなら
ない。また、ガソリン保管について、チームが責任を持って管理すること。
22-4 提出期限は公式車検終了までとする。やむをえず、車検時までに申請出できない場合は、
第1回公式予選開始時までに車検委員に提出しなければならない。
また、追
た、追加でガソリ
加でガソリンを
入した場合はその都度ガソリン
ガソリン購入証明を車検委員に提
明を車検委員に提出のこと。
ガソリンを購
ンを購入した場合はその都
第 23 条 ライダーの装備
ライダーの装備は MFJ 公認もしくは FIM 規則に準じ
規則 準じたもので
準じたものであ
たものであること。
第 4 章 選手受付・公式車検
第 24 条 選手受付
24-1 参加申込が正式に受理された参加者には、公式通知に示される選手受付場所で指名登録された
ライダー、ピットクルーのクレデンシャルなどの身分証が正式参加受理書と引き換えに交付される。
24-2 選手受付時に次のものを提示もしくは提出しなければならない。
(1) SMSC ライセンス、もしくは TRMC-S ライセンス(ライダー/ピットクルー所持者のみ)
(2) FIM インターナショナルライセンス (ライダー/チーム)
(3) 正式参加受理書
(4) 車両仕様書
(5) 賞金振込用紙
(6) チーム構成申告書
24-3 参加受付時に SMSC ライセンス、もしくは TRMC-S ライセンスを提示できない場合は、暫定共済会
会費を支払わなければならない。
第 25 条 自動計測装置(トランスポンダー)
25-1 主催者が用意する貸し出し用トランスポンダー、または MYLAPS 社製マイポンダー(個人所有
の自動計測装置)を装着しなければならない。
25-2 参加者は、使用するマイポンダーが走行中、常に計測できる状態に機能させる責任を負う。
マイポンダーに不具合が生じた場合、改善するか主催者の用意する貸し出し用トランス
ポンダーを取り付けなければ参加が認められない。
25-3 マイポンダーは他の参加者と共有することはできない。
25-4 参加者は、車検時までに車両にこの装置を取り付けなければならない。
25-5 貸し出し用トランスポンダーの返却については各レース終了後 1 時間以内とする。
(予選不通過車両は当該予選結果発表後 1 時間以内とする。)
25-6 貸し出し用トランスポンダーを使用し、万一破損、紛失した場合は、理由の如何を問わず
1 個につき 54,000 円(税込み)が主催者より請求される。
25-7 貸し出し用トランスポンダーとマイポンダーを同時に取り付けての使用は禁止する。
25-8 木曜日のフリー走行より車両に取り付けなければならない。
※トランスポンダーが正しい方法で正しい位置に取付
トランスポンダーが正しい方法で正しい位置に取付け
トランスポンダーが正しい方法で正しい位置に取付けられていない場合、タイム計測が出
られていない場合、
来ない場合があるので注意すること。
第 26 条 公式車検
26-1 公式車検は公式通知に示されたタイムテーブルに従ってパドック内の車両検査場にて行われる。
26-2 タイムテーブルに示された時間内に必ず車両検査を受けなければならない。これ以後の検査は大会
審査委員会が不可抗力な事情によるものとして特別に認めた場合以外は行わない。
26-3 マシンを提出することは、技術規則に適合していることを暗に表明したものとみなされる。
、大会全体を通じて、全技術・安全規則に適合するようマシンを準備する責任を負うも
チームは、大会全体を通じて、
、大会全体を通じて、
のとする。
26-4 公式車検において装備品(ヘルメット
(ヘルメット、レーシングスーツ、
(ヘルメット、レーシングスーツ、脊柱
、レーシングスーツ、脊柱プ
脊柱プロテクション、ブ
テクション、ブーツおよびグロ
ーツおよびグロー
ブ)および走行
走行可能
(メイン・
走行可能状
可能状態の競技車両
競技車両(
車両(メイン・スペア
メイン・スペア)
ペア)とスペア燃料
とスペア燃料タンクを
ペア燃料タンクを持
タンクを持参し、車両仕様書(
参し、
スペア)
ペア)・ガソリン仕様書(施設供給ガソリンの場合は購入証明ステッカー)を提出しなければならない。
26-5 公式車検の際、氏名登録されたメカニック 2 名が立ち合うこと。
26-6 公式車検において規則または安全上出場が不適当と判断された車両は公式予選を含む一切の
走行を拒否される。
26-7 車検委員長は、大会期間中必要に応じて随時車両検査を行うことができる。
26-8 公式車検において競技車両の音量測定を行う。測定の日時・場所は公式通知に示す。
示す。
26競技車両の
26-9 競技監督((テクニ
テクニカルディレクター並びに車検長
カルディレクター並びに車検長)
ディレクター並びに車検長)は必要に応じて随時競技
競技車両の音量
車両の音量・
音量・重量の
重量の
抜き取り検査を行う権利
り検査を行う権利を有する。(FIM
を有する。(FIM 規則2.
規則2.13.1より)
2626-10 給油装置チェックにおいて下記
ックにおいて下記の物を持ち込
持ち込むこと。
1. 給油作業・
油作業・消火器待機要員に
器待機要員に携
機要員に携わる全員分
わる全員分の装備
・耐火服
・耐火服・靴・グロ
・グローブ・目の保護具
※防炎・
※防炎・難燃性で
難燃性であ
性であることが車検時に確認出来
ることが車検時に確認出来る様にしておくこと。(製品
にしておくこと。(製品タグ・カタ
製品タグ・カタロ
タグ・カタログ等)
2.消火
.消火器・給油
・給油装置
上記の定
上記の定義
の定義については FIM 規則1.
規則1.15.5/
5.5/2.3.1
.3.15並びに本特別
並びに本特別規則
本特別規則 45-5 を参照
を参照のこと。
第 5 章 ライダー・ピット要員・車両の登録と変更
第 27 条
27-1
27-2
27-3
27-4
27-5
ライダーの登録と変更
参加申込時に参加車両1台につき、2 名~3 名のライダーを登録しなければならない。
第 1 ライダー、第 2 ライダー、第 3 ライダーは、他チームと重複して登録できない。
選手受付時にフリー走行、公式予選に出走するチーム構成(第 1、第 2、第 3 ライダーの登録)が
記入されたチーム構成申告書を提出しなければならない。
但し、選手受付終了後から、金曜日午前に実施されるフリー走行終了 1 時間後まではチーム構成の
変更が認められる。これ以降、公式予選終了まではチーム構成を変更することはできない。
トップ10トライアルに出走するチームは、土曜日に実施されるフリー走行終了までに、出走ライダーを
指名登録しなければいけない。
決勝でのチーム構成は、決勝レース当日のフリー走行終了後 30 分までに、大会事務局へ
「最終チーム構成申告書」を提出しなければならない。
この「最終チーム構成申告書」にはスタートライダーを明記しなければならず、チーム監督の署名と
ともに提出されなくてはならない。
ライダーの変更が認められた時点で、変更されたもとのライダーの登録は抹消される。
ライダー入替
(第 1/第 2/第 3
ライダー)
他チームからの登録
/他チームへの登録
新規登録
(第 1/第 2/第 3
ライダー)
選手受付時
○
○
○
金曜日のフリー走行終了 1 時間以内
○
※1△
×
時間
公式予選終了後(トップ10トライアル含む)
※2△
※2△
~ウォームアップ走行終了後 30 分以内
○…登録可 △…条件付で登録可 ×…登録不可
※1…選手受付時にどこかのチームに登録されているライダーに限られる。
これ以降、公式予選終了まではライダーの変更はできない。
※2…いずれかの公式予選で予選通過基準タイムをクリアしているライダーに限られる。
×
■注意:
注意:登録するライ
登録するライダ
ーは、第 12 条参加者 1212-5 に記載のい
記載のいず
条件を満たしていること。
するライダーは、第
のいずれかの条件を
第 28 条 ピット要員
28-1 1 チームに対してピット要員は、参加申込時に氏名登録された 1~8 名が認められる。
(最低 1 名は登録しなければならない。)
同一チームで 2 台以上エントリーしている場合などで、複数チームにまたがって作業をするピット
クルーがいる場合、作業を行うチームのエントリー用紙それぞれにピットクルーとして登録しなければ
ならない。
未登録、あるいは他チーム登録のピットクルーが作業で負傷した場合は一切、MS 共済会などの
補償は行われない。
このような重複登録は認められるが、各チームのピットクルー登録人数は重複登録者を含めて 8 名
以内でなくてはならない。
28-2 ピット要員は、MFJ ピットクルーライセンスを所持していること。
※ピットクルーが外国からの参加者である場合は MFJ ライセンスを所持者していなくてもよい。
第 29 条 車両の登録と
登録と変更
登録と
29-1 チーム
チームは最大 2 台のマシンを車検に提
台のマシンを車検に提出(登録
出(登録)する事ができる。
登録)する事ができる。(
)する事ができる。(FIM 規則2.
規則2.12.
12.20より)
ただし同一クラス・同一メーカーに限られる。
29-2 スペアマシンを登録する場合、参加者は車両仕様書を提出し、大会事務局の許可を得ること。
29-3 スペアマシンの競技番号は、正登録車両と同一としナンバープレートにタテ 5cm の大きさで「T」の
文字を記入しておくこと。
29-4 出場登録した車両の変更はやむを得ない場合のみ認められる。
(1) 選手受付時に出場登録済の車両を変更する必要が生じた場合は、規定の書式に従って
車両の変更申請を行い、大会事務局がこれを認めた場合に限り、車両の変更が認められる。
(2) 選手受付終了後、競技に出場する車両を変更する場合は、規定の書式に従って車両の変更
申請を行い、競技監督がこれを認めた場合に限り車両の変更が認められる。
(ただし公式車両検査を受けなければならない。)
(3) 選手受付時にて提示する参加クラスを確認する宣言書(車両仕様書)に署名した後にクラス
変更は認められない。
29-5 車両変更申請は、車両申請料 5,000 円を添付して行わなければならない。
29-6 「フリー走行」「公式予選」「夜間走行」「決勝出走チーム フリー走行」「トップ10トライアル」「ウォ
「ウォー
「ウォームア
ップ走行」
ップ走行」において正登録車両とスペアマシン
マシンをピット前に持ち込み交互に使用することが認められ
マシン
る。
第 30 条 参加ライダー・車両の全ての変更
ライダー全てと車両の全てを変更することは認められない。
第 6 章 参加者の遵守事項
第 31 条 クレデンシャルと車両通行証
31-1 交付される参加者の身分証は、競技会期間中確認しやすい位置に必ず着用していなければ
ならない。
選手受
公式全セッションにおいて必ず右腕上部に着用しなけれ
選手受付時に配布されるメカニック腕章は公式全セッションにおいて
公式全セッションにおいて
ばならない。
31-2 参加者の車両およびサービスカーは、大会事務局が交付する通行証を貼付していなければ
パドックへの通行ができない。
31-3 パドック通行が許される参加者のサービスカーは、参加車両 1 台につき 3 台までとされる。
ただし参加車両および部品・工具を搬入するために必要な時以外、パドックを通行することができず
通行や積み下ろし作業は大会事務局の指示に従って行わなければならない。
31-4 パドックおよび鈴鹿サーキット内における通行、駐車、行動の指示は公式通知と案内標識によって
示され、参加者はこの指示に従わなければならない。
31-5 交付されるクレデンシャルや車両通行証は他に貸与、転用そして販売してはならない。
31-6 クレデンシャル、車両通行証を紛失または破損した場合は大会事務局に再交付の手続を取り、
再交付を受けること。ただし再交付手数料を必要とする。
31-7 選手受付終了後何らかの理由で大会への参加を中止した参加者は、クレデンシャルと車両通行証
を速やかに大会事務局に返却しなければならない。これに従わない場合は FIM ロードレース世界
9 に従って、ペナルティが科せられる。
耐久選手権規則 1.8.9
31-8 オフィシャル及び FIM ロードレース世界耐久選手権年間契約チームのスタッフは FIM 発行のパーマ
ネントパスを使用することができる。
第 32 条 ピットの使用
32-1 公式予選および決勝レースの使用ピットは原則として大会事務局によって割当てられるが、タイム
テーブルによる公式予選および決勝レース時間以外は大会事務局から指示があった場合、ピット前
ならびにピットのコース側 3m を開放しなければならない。
また、土曜日については開放時間時にピットシャッターが空いていない場合は、ピットシャッターを
開錠する。
日程
7 月 29 日(金)
スケジュール
4 耐 フリー走行
4 耐 公式予選
開放スペース
ピット前
ピット内コース側 3m
/ピット前
※上記のスケジュールは変更される場合がある。
32-2 割り当てられたピットを参加者相互で交換・変更するときは、チーム監督が互いに了承の上、
大会事務局に申し出て許可を得なければならない。(
(期限は
期限は 7 月 30 日(土
日(土)12 時 00 分まで。)
分まで。)
32-3 ピット上部(グランドスタンド側)の看板取り付け
(1) 競技会中、自チームのピット上にライダー名、チーム名等を記入した看板の取り付けを認める。
(2) 看板の大きさはタテ 45cm、ヨコ 150cm とする。
(3) 看板の内容は、1/2 以上のスペースにライダー名およびチーム名を記入し、残りのスペースに
スポンサー名(マーク)等を記入することができる。
(4) 看板の材質は木製あるいはアクリル製とする。
7 月 30 日(土)
4 耐 決勝
150cm 以内
45cm 以内
第 33 条 参加者の遵守事項
33-1 すべての参加者は明朗かつ公正に行動し、言動を慎み、スポーツマンシップにのっとったマナーを
保たなければならない。
33-2 すべての参加者は、競技会期間中は競技役員の指示に従わなければならない。
33-3 参加者は、競技中または競技に関係する業務についているときは、薬品などによって精神状態を
つくろったり、飲酒したりしてはならず、許された場所以外で喫煙してはならない。
33-4 参加者は主催者、大会後援者、大会審査委員会及び大会役員の名誉を傷つける行動をしては
ならない。
33-5 参加者は自身の行動はもちろん、自チームのライダー、ピット要員、ゲストなど全員の行動についても
責任をもたなければならない。
33-6 すべてのチーム代表者とライダーはブリーフィングへの出席が義務付けられる。
ブリーフィングに最初から最後まで出席しなかった場合の罰則は、当該ライダー、またはチームの
失格とする。審査委員会によって例外が認められる。
(1) ライダーズ・ブリーフィング(すべてのライダーが対象)
日時: 7 月 28 日(木) 17:30~
場所: タワー2F ブリーフィングルーム
(2) チーム監督
チーム監督・
ム監督・ブリーフィング
ブリーフィング①
ーフィング①(チーム監督
(チーム監督が対象)
ム監督が対象)
日時: 7 月 28 日(木) 12:00~
場所: タワー2F ブリーフィングルー
ブリーフィングルーム
ーフィングルーム
(3) チーム監督・ブリーフィング②
②(チーム監督が対象)
日時: 7 月 30 日(土) 17:30~
場所: タワー2F ブリーフィングルーム
*上記予定は変更される場合がある。
33-7 負傷した際は、必ずサーキット内医務室にて診断を受けなければならない。
受診していない場合、共済会の適用から除外される場合がある。
以下の病院を鈴鹿サーキット指定病院とする。
(1) 第 1 応需病院
病院名
鈴鹿中央総合病院
院長:森 拓也
住所
鈴鹿市安塚町山之花 1275-53
電話番号
専門科目
陸路所要時間
(2) 第 2 応需病院
病院名
住所
電話番号
専門科目
陸路所要時間
(3) 第 3 応需病院
病院名
住所
電話番号
専門科目
陸路所要時間
059-382-1311
一般外科・整形外科・脳神経外科・心臓血管外科・麻酔科 他
10 分
鈴鹿回生総合病院
院長:加藤 公
鈴鹿市国府町 112-1
059-375-1212
一般外科・整形外科・脳神経外科・心臓血管外科・麻酔科 他
10 分
三重県立総合医療センター
院長:高瀬 幸次郎
四日市市大字日永 5450-132
059-345-2321
一般外科・整形外科・脳神経外科・心臓血管外科・麻酔科
・救急救命センター 他
25 分
第 7 章 予選方法
第 34 条 公式予選
34-1 公式予選が複数グループに分かれる場合のグループ分けは、選手受付終了後、公開抽選会に
おいて決定される。
34-2 公式予選義務周回数は設定しないが、予選通過基準ラップタイムをクリアできなかったライダーは
決勝レースを走ることはできない。
予選通過基準タイムは各グループの各セッションのベスト 3 の平均タイムの最大 115% とする。
ライダーは少なくともいずれかひとつの公式予選において基準タイムをクリアしなければならない。
決勝出走するためには上記の条件を満たすライダー2 名、または 3 名によって構成されるチームで
なければならない。
34-3 予選順位を決定するために用いられる各チームのタイムは、第 1、第 2 または第 3 ライダーが公式
予選で記録したチーム内で最も速いタイムとする。ベストラップタイムが同じ場合はチーム内で 2 番
目に速いタイムを比較し順位を決定する。ベストラップタイムが同じ場合はチーム内で 2 番目に速い
タイムを比較し順位を決定する。
34-4
4 複数のグループに分かれて公式予選が行われる場合の予選順位決定方法
(1) 全予選グループのコース・コンディションに大きな差異がない場合は(予選時間による路面
温度差等は考慮しない。)全グループを合わせた総合タイム順にて予選順位を決定する。
(2) 天候の変化等により路面状況に大きな差異が認められると審査委員会が判断した場合には
各グループの順位によって決定する。
(3) 各グループの順位で公式予選の通過順を決定する場合は、各グループ A、B の 1 番手の
チームのタイムを比較し、速い方のチームが 1 番目、遅い方のチームが 2 番目となる。
次に 各グループ A、B の 2 番手のチームのタイムを比較し、速い方のチームが 3 番目、
遅い方のチームが 4 番目となり、以下同じ方法にて公式予選の通過順が決められる。
5 決勝出場権を得たチーム中、公式予選の上位 10 チームにて「トップ10トライアル」が行われ、
34-5
決勝レースのグリッドが決定される。
6 残りの 60 チームは、公式予選の結果によって決勝レースのグリッドが決定される。
34-6
第 35 条 トップ10トライアル
35-1 公式予選において決勝出場権を得た上位 10 台により行われる。
35-2 トップ10トライアルは決勝日の前日に 1 チーム 2 名のライダーによって行われる。
3 人のライダーがエントリーするチームはこの 2 名のライダーを選択し、トップ10トライアル
直前のフリー走行終了までに大会事務局に申し出ること。
なお 出走は義務であり、やむを得ず出走を取り止める場合は大会事務局宛に書面にて
申告し、大会審査委員会の承認を得なければならない。
トップ 10 トライア
トライアルに出走するチーム
ルに出走するチーム向けの説
向けの説明会を下記
明会を下記にて行なう。
トップ 10 トライア
トライアル説明会(チーム代表
明会(チーム代表者の
ム代表者のみ
者のみで可)
日時: 7 月 30 日(土) 11:
11:30~
30~
場所: タワー2F ブリーフィングルー
ブリーフィングルーム
ーフィングルーム
*上記予定は
*上記予定は変更
予定は変更される場合が
変更される場合があ
される場合がある。
35-3
2 名のライダーがエントリーするチームで公式予選にて予選通過基準タイムをクリアできなかった
場合、または負傷等の不可抗力によりトップ10トライアルに出走できないライダーがいる場合、
審査委員会の承認を得てトップ10トライアル出走ライダーを他チームのライダーに変更することが
できる。(新規登録は認められない。)
ただし、このライダーは公式予選にて予選通過基準タイムをクリアしていなければならない。
尚、このライダーが元のチームで記録した予選タイムは元のチームのタイムとして記録
される。
35-4 公式予選においてチームの中でベストタイムを記録したライダーが後に走行するものとする。
35-5 トップ10トライアルの順位は、下記の優先順序にて決定する。
(1) 2 名のライダーが出走したチームの中でいずれかの速い方のライダーのタイム順。
(2 名ともノータイムの場合であっても(2)より優先される)
(2) 1 名のライダーのみ出走したチームの中でのタイム順。
35-6
35-7
35-8
35-9
35-10
35-11
35-12
35-13
35-14
35-15
35-16
(ノータイムの場合であっても(3)より優先される。)
(3) トップ10トライアルに参加しなかったチームの計時予選タイム順。
異なるチームにおいて同タイムの場合、以下の順で順位が決定する。
(1) もう 1 人のライダーがトップ10トライアルにおいて記録したタイムで決められる。
(2) 上記(1)で決まらなかった場合は、公式予選の結果に基づく。
トップ10トライアルに出走したが、何らかの理由でタイム計測を受けられなかった車両、
もしくはラップタイムを 3 分以上要した車両については、トップ10トライアルがノータイムとなる。
本条 35-12 および、その他の状態でタイムアタック中の車両に対して故意過失を問わず、
走行妨害を行った車両は失格とされる。
トップ10トライアルに出走する車両は、自分のスタートする 3 台前の車両がスタートする前までに、
出走前検査を受けておかなければならない。なお 10~8 位の車両は、トップ10トライアル開始
5 分前までに出走前検査を受けることとする。
ライダーは、「ウォームアップラップ・タイムアタックラップ・クールダウンラップ」の計 3 ラップ行う。
途中でピットレーンに
レーンに戻
レーンに戻った場合、再コースインは認められない。
った
「タイムアタックラップ」において記録したラップタイム順に決勝グリッドが決定される。
「クールダウンラップ」は、右側走行とし、ライダーは後方からタイムアタック中の車両が来ている
戻らなければ
ことを確認し、十分な注意を払わなければならない。なお東ショートカットにてピットに戻
ならない。
トップ10トライアル出走順は、公式予選の結果により、以下の順にて行う。
(1) 「10位→6位(チーム内でタイムの遅かった方のライダー)」
(2) 「10位→6位(チームのベストタイムを記録したライダー)」
(3) 「5位→1位(チーム内でタイムの遅かった方のライダー)」
(4) 「5位→1位(チームのベストタイムを記録したライダー)」
各ライダーのコース・コンディションの違いは、原則的には勘案されない。
トップ10トライアル中に極端にコース・コンディションが変化した場合、大会審査委員会の判断
により、 TOP10 TRIAL に進出した 10 チーム同時出走による計時予選とする。
その場合、各チーム出走できる車両は 1 台とし、各チームに登録されている、どのライダーが走行
しても構わない。
何らかの理由により競技が赤旗中断となった場合、以下の手順で競技を再開する。
(1) 赤旗提示時点でコースインしていた車両は全てピットインし、自己のピット
自己のピットボックス
自己のピットボックスに
ボックスに
戻らなければならない。
らなければならない
(2) 赤旗提示後、20 分以内に再開時刻がピット放送にて告知される。
(3) 走行はタイムアタック中であったライダーから再開するものとし、ウォームアップラップから開始
する。赤旗時に計測中であったタイムは無効とする。なお、赤旗原因がタイムアタック中の
ライダー(転倒等)による場合は次走者からスタートする。(当該ライダーはノータイムとする。)
(4) 赤旗提示時点でクールダウンラップに入っていたライダーのタイムは公式タイムとして扱う。
第 8 章 スタート
第 36 条 決勝レース グリッド位置
決勝レース ポールポジションの位置は、コース上に①と記載された場所とする。
予選 2 位以下のポジションも、予選1位の位置に従い割り振っていくものとする。
第 37 条 スタート方法
37-1 「決勝」スタート方法は、シグナルによるル・マン式スタートとする。
37-2
2 スタートライダーは、本特別規則 2727-4 により各チームより提出された「最終チーム構成申告書」に
よって申告されたライダーとする。
37-3
3 エアバッグ装着者のスタート補助について、レーススタート時、スタートライダーがエアバッグ機能
付きウエア装着者の場合、補助するためにメカニック1名のスターティンググリッドマシン後方での
スターティンググリッドマシン後方での
待機を可能とする。
但し、31 日(日)ウォームアップ走行終了30分以内までに、所定の申告書を提出し、審査委員会
が認めた場合に限る。
37-4
4 スタート進行は、FIM規則
FIM規則1.16に準ずる。
FIM規則
第 9 章 走行中の遵守事項
第 38 条 停止
38-1 事故または車両故障などの理由によってリタイアする場合は、その地点からもっとも近いコース
審判員に報告し、用意してある用紙によってリタイア届けを提出しなければならない。
38-2 ライダーは、リタイア届けを提出したコース審判員に車両をあずけて退場しなければならない。
38-3 ライダーはこの車両をレースが終了するまでコース審判員の管理下におかなければならない。
ただし、そのレースに支障のない地点まで車両を移動させることをコース審判員から指示された場合
はこれに従わなければならない。
第 39 条 プラクティスおよびレース中の行為
39-1 走行中、ライダーは必ず両腕上部にライダー腕章を着用しなければならない。
チーム構成を変更したチームは、ライダー腕章も変更し、着用すること。
〇第 1 ライダー…………… 赤色
〇第 2 ライダー…………… 黄色
〇第 3 ライダー…………… 白色
39-2 ライダーは自分以外の者をマシンに乗せて走行したり、他のライダーをマシンに同乗させたりしては
ならない。
39-3 コースのショートカットについて
(1) ピットに戻
戻る際は、ピットイン専用路を徐行しなければならない。
これに違反した場合は罰則を科す場合がある。但し、以下のケースは除外される。
① ケースα
例: 東ショートコースでのピットイン
フリー走行、公式予選(トップ10トライアル含む)、ウォームアップ走行(日曜朝)時のみ
東ショートコースを使用してピットに
に戻ることを認める。当該ラップタイムは抹消される。
(ピットイン専用路の手前で必ず一旦停止し、正規にピットイン専用路を通過する車両に
十分注意すること。)
② ケースβ
例: フリー走行、公式予選、ウォームアップ走行(日曜朝)時、転倒等によりマシンが破損し、
コース周回が危険と判断される場合の東ショートコースピットイン、または専用路以外の
場所(最終コーナーランオフエリアからピットロードに入る、ピットロード出口側からピット
に戻るなど)からのピットインなど。
1) 上記のようなケースの場合、オフィシャルに指示を得た場合に限り、専用路以外の
場所からのピットインが認められる。当該ラップタイムは抹消される。
(専用路以外からのピットインを希望するライダーは、必ずオフィシャルに確認を
行ってからピットインすること。オフィシャルの指示を得ずに専用路以外の場所から
ピットに
に戻った場合は罰則を科す場合がある。)
った
但し、走行は規定のコースおよびピットイン専用路を走るライダーが優先される。
規定外の場所からピットインを行う場合はコースおよびピットイン専用路合流の際、
必ず安全確認を行うこと。
2) やむを得ず、ピットロードおよびピットレーンを逆行することが必要な場合は、
オフィシャルの指示に従い、マシンを押して戻ること。自走は一切認められない。
3) 転倒によりマシンが破損しピットインした車両は、再コースイン前にオフィシャルが
マシンチェックを行う場合がある。マシンチェックにより再コースインが不適当と判断
された場合、再コースインは認められない。
(2) 以下のケースのショートカットについては罰則を科す場合がある。
① ケースγ
例: シケイン直進によるショートカット、コーナーオーバーラン等、コース外を走行し、復帰の
際に当該ライダーが有利となるショートカットなど。
1) コーナーオーバーランまたは転倒後は、安全確認を行った後にコース復帰すること。
2) 1)の違反により当該ライダーに優位性が発生した場合以下の罰則を科す場合が
ある。
予選中: 当該ラップタイムの抹消。
決勝中: ストップ&ゴーペナルティを科す。
※最終ラップ等、ストップ&ゴーペナルティを与えられない場合レース結果に 1 分間
のタイム加算とする。
②ケースΛ
例: 決勝レース時、転倒等によりマシンが破損し、コース周回が危険と判断される場合の
東ショートコースピットイン、または専用路以外の場所(最終コーナーランオフエリアから
に戻る、パドックを通過しピットへ戻る
ピットロードに入る、ピットロード出口側からピットに
など)からのピットインなど。
1) 上記のようなケースの場合、オフィシャルに指示を得た場合に限り、専用路以外の
場所からのピットに
に戻ってもよいが、ペナルティを科す。(専用路以外からのピット
ってもよいが、
インを希望するライダーは、必ずオフィシャルに確認を行なってからピットインする
こと。オフィシャルの指示を得ずに専用路以外の場所からピットに
に戻った場合は
った
以下に加え、さらなる罰則を科す場合がある。)但し、走行は規定のコースおよび
ピットイン専用路を走るライダーが優先される。規定外の場所からピットに
に戻る場合はコ
ースおよびピットイン専用路合流の際、安全確認を行うこと。
2) やむを得ずピットロードおよびピットレーンを逆走してピットに
してピットに戻
してピットに戻る必要な場合は、
オフィシャルの指示に従い、マシンを押して戻ること。自走は一切認められない。
3) 転倒によりマシンが破損しピットに
に戻った車両は再コースイン前にオフィシャルが
った
マシンチェックを行う場合がある。マシンチェックにより再コースインが不適当と
判断された場合、再コースインは認められない。
39-4
車両でのマシン回収について
決勝レース時、転倒やマシントラブル等でマシンを押してピットまで戻ってくる際、バックストレート
での安全確保の為、24 番ポスト(西コースコントロールタワー)から車両回収車でパドック(メディカ
ルヘリポート付近)に戻ることが可能となる。該当チームのメカニックは、メディカルヘリポート付近
で待機し、ピットまでマシン・ライダー共に戻す。複数台のマシンが回収を適用されるときはオフィ
シャルが回収する順番を決める。回収する順番での抗議は一切受け付けない。なお、この回収で
の周回数減算などの罰則はない。
第 40 条 レースの中立化(ニュートラリゼーション)
40-1 以下の部分を除き、FIM 世界耐久選手権、カップおよびスーパーツイン
、カップおよびスーパーツイン規則
1.15.8 に準ずる。
、カップおよびスーパーツイン
(1) オレンジライト
ライトを装備した
2 台の“セーフティーカー”が「第 1 コーナー手前」と 「ヘアピン
ライト
カーブ」から同時にコース上に導入される。
(2) 競技監督が、“セーフティーカー”の呼び戻しを決定後、2 台の“セーフティーカー”のうち 1 台は
「シケイン」手前付近から、もう 1 台は「デグナーカーブ」付近からオレンジライト
ライトを消灯して
ライト
コースを 1 周する。
(3) この後 2 台の“セーフティーカー”の内、前者はシケインよりピットロードへ入り、後者は
「デグナーカーブ(25R)」を通過した後、右側のセフティーゾーンに退避する。
40-2 7 月 31 日(日)フリー走行時に中立状態(ニュートラリゼーション)の練習が行われる。
第 41 条 ライダー交替
41-1 ライダーが交替する時はエンジンを停止およびライトを
およびライトを消
およびライトを消灯しなければならない。
第 42 条 妨害行為
42-1 競技中ライダーは故意に他の車両の走行を妨害してはならない。
また明らかに重大な事故の発生が予測できる危険な行為を行ってはならない。
42-2 グランドスタンド前の直線部分、およびスプーンカーブから 130R までの直線部分では追い越す
目的の場合を除いて走行車線の進路変更をしてはならない。
42-3 本条の違反判定に対する抗議は受け付けられず違反者に対しては大会審査委員会が決定する
罰則が科され、重大な違反行為を行ったライダーは失格とされる。
第 43 条 ピットインおよびピットアウト
43-1 ピットボックス前の部分(ピットレーン)は次の 3 つに区分される
a. ファストレーン… プラットホーム(サインエリア)とホワイトライン②の間の部分。
これはピットインおよびピットアウト専用の区域であり、徐行すること。
b. 補助レーン… ホワイトライン②とグレー目地①の間の部分。ファストレーンから作業
エリア(インナーレーン)、あるいは作業エリア(インナーレーン)から
ファストレーンへ移動する時に通過する区域。
c. 作業エリア…
グレー目地①とグレー目地③までの部分。ピット作業のための部分で
あり、車両停車を行う区域。
43-2 ピットインする車両は、130R コーナー手前よりトラック右端を走行し、安全を確認してから、シケイン
手前よりピットまでピットインロードを徐行して進入しなければならない。
このピットインロードおよびファストレーンは徐行しなければならず、また、作業エリアを走行しては
ならない。
43-3 ピットインする車両は自己のピットにできるだけ近い位置の作業エリアに入り、できるだけ自己のピット
に近づけて車両を停車させる。
43-4 ピットインして作業エリアに入った車両、および当該車両のライダーやピット要員は、ピットインしてくる
他の車両、あるいはピットアウトしていく他の車両の通過を妨害してはならない。
43-5 ピットインの際、自己のピット前を通り越して停車した車両は、エンジンを停止させたのち補給監査
委員またはピット審判員の承認を得て当該車両のライダーおよびピット要員によって後向きに押し
戻し、自己のピットにつけることができる。
43-6 ピットアウトしようとする車両は、ファストレーンにおいてはピットインしてくる車両に優先権が
あることを承知していなければならない。
またピットアウトに際してはピット審判員の出走許可の合図に従わなければならない。
43-7 ピットアウトして、コースに復帰する車両は、ファストレーンを出て第 2 コーナーに達するまで、コースの
右側ラインに沿って走行しなければならず、その間後方から近付く車両の走行を妨げてはならない。
ピット出口から第 1 コーナーにかけて引かれているライン(白線)について以下の通り運用を行う。
(1) ピットレーンよりトラック
ピットレーンよりトラックに合
トラックに合流
に合流する車両は、白線
する車両は、白線を越えて走行してはならない。
越えて走行してはならない。
(2) このラインはトラック上
このラインはトラック上を走行中の車両を制限
を走行中の車両を制限するものではない。
するものではない。
制限
43-8
8
ピットレーン速度制限区間は以下の図のエリアより開始される。
第 10 章 車両修理とピット作業
第 44 条 車両修理
44-1 決勝レースおよび公式予選、トップ10トライアル中の車両の修理、調整、部品交換などは、
競技車両に積み込んである部品と工具、あるいはピットに準備してある部品と工具によって
行わなければならない。
44-2 フレーム、クランクケース、ギヤボックスケース以外の全ての壊れた部品を交換することができる。
44-3 レース中、転倒によリ燃料タンクを破損した場合は、スペアタンクへの交換が許可される。
ただし、この場合のスペアタンクは、車検時にその旨を申し出て、車検に合格していなければなら
ない。燃料タンクを交換した車両は、再車検時に破損したタンクも同時に持ち込むこと。
44-4 ピットに準備してある部品、工具などによる修理、調整、部品交換は、正規にピットインした車両に
対してのみ行うことができる。
44-5 ピット以外の地点で停車した車両の修理は、他の車両の走行の支障にならない安全な場所で
行わなければならない。どのような修理、調整も当該競技車両のライダー以外がそれらの作業に
あたることは厳重に禁止される。また当該車両に積み込んであるもの以外の部品、工具による修理、
調整、部品交換を行うことは禁止される。
44-6 競技中の車両は、いかなる場合も他から援助を受けて押出したり走行したりしてはならない。
ただし、保安の目的で、コース委員が車両を移動させる処置をする場合、および自己のピットを
通り越した車両をオフィシャルの監督のもとで、当該車両のライダー、ピット要員 2 名が押しもどす
場合は この限りでない。
(FIM 規則1.
第 45 条 ピット作業(FIM
規則1.15.
15.5に準ずる)
5に準ずる)
45-1 作業エリアを照らすピット前照明設備構造物
構造物は、下記内容に準じ設置しなければならない。
構造物
(1) 構造物の高さは最低
2m 以上とする。(照明、ケーブルなど付属装置も含む)
構造物
(2) 構造物の長さは作業エリアを越えてはならない。
構造物
(3) 構造物は転倒しないように強固に固定されていること。
構造物
(4) ライトを固定する支
支持構造物の何れの
ライト
持構造物の何れの部分
の何れの部分も
部分もピット内レッドラインから越えてはならない。
(5) アームは決勝レース中ピット作業を行う、行わないに関わらずピットレーン
レーンに出すことができ、
レーン
ピット内に格納する必要はない。
(6) 追加照明はピット作業終了後継続して点灯することができるが、他のチームの作業、
ならびにライダーの走行に支障をきたすばあいは消灯しなければならない。
45-2 ピットインをする際、ピットロード走行中も自チームのピット直前までライトを点灯しなければならな
い。マシン停止後は必ずライトを消灯すること。また、ピットを離れる前に、
前に、必ずライトを点灯しなけ
前に、
ればならない。
45-3競技中の車両がピットインした時、当該車両のメカニックは自己のピット前の作業エリアに出て作業
することができる。ピット作業の場合を除いて不必要に作業エリアに出たり、部品や工具を作業
エリアに置くことは禁止される。また、ピット作業要員として規定されたメカニック以外は 1.5m 以上
競技車両から離れ、オフィシャル
オフィシャルが競技車両周辺を巡視できるだけのスペースを確保しなければ
オフィシャル
ならない。
45-4 安全上やむを得ないとオフィシャル
オフィシャルが認めた作業(例:ホイールナットの緩みが発見されたなど。)
オフィシャル
や給油口保護具のカバーを閉める行為、決勝レース時における
決勝レース時におけるライダー交替時のエアバッグ機能
付きウエア装着の補助(所定の申告書を提出し、審査委員会
付きウエア装着の補助(所定の申告書を提出し、審査委員会が認めた場合に限る)
助(所定の申告書を提出し、審査委員会が認めた場合に限る)については給
油後も行うことができる。
45-5 ピット作業を終えた後の給油作業に備え、ピット作業を行なっている間に、許可された人数の補給
作業要員、ならびに給油装置が車両に触れないことを条件に車両に接近してスタンバイすることが
できる。(このピット要員はオフィシャル
オフィシャルの指示する距離を車両との間に確保しなければならない。)
オフィシャル
45-6
燃料補給時(燃料補給とは給油装置を燃料タンクに接続した状態を指す。)には、補給作業に
携わる全員(補給用具を接続している要員と消火器待機要員の最低 2 名)が適切な防火服を着用
【プラクティスを含む
しなければならない(FIM規則 1.15.5 参照)【
プラクティスを含む全走行セッション
含む全走行セッション】
全走行セッション】
■防火服の定義(目の保護具含む) (FIM 規則の補足)
※防炎
防炎・
防炎・難燃素材もしくは加
難燃素材もしくは加工
もしくは加工が施してあ
してあり、肌
り、肌の露出を最小限
出を最小限とした
小限とした以
とした以下の服
下の服装であ
装であること。
・長袖
・長袖・長ズ
・長ズボン(4
ボン(4 輪レーシングスーツ・防炎
レーシングスーツ・防炎加
防炎加工作業ツナ
工作業ツナギ等
ツナギ等)
ギ等)
・グロ
・グローブ(4 輪用レーシンググ
輪用レーシンググロ
メッシュ等無きこと)
レーシンググローブ等 メッシュ等
ュ等無きこと)
・シュ
・シューズ(4 輪用レーシングシ
輪用レーシングシュ
レーシングシューズ等)
ズ等)
・フルフェ
・フルフェイスヘルメットもしくはバラクラバ帽+ゴ
イスヘルメットもしくはバラクラバ帽+ゴーグル(
帽+ゴーグル(穴等
ーグル(穴等無きこと)
穴等無きこと)
45-7 消火器待機要員は、監督、サインマンのいずれか1名により代行をしてもよい。また、燃料補給の
作業要員 4 名 に含まれない。給油のみを行う要員は、メカニック用腕章を付けていなくても、付けて
いるものと見なされる。給油を行う要員が他の作業も行う場合は、メカニック用腕章を付けなければ
ならない。
【消火器】
消火器は各チームの責任において、以下の仕様に合致した、正常に作動する消火器を準備
すること。
内容量
1 本当たり
(1) ABC 粉末型:3kg 以上
(2) 中性強化液型:6.0L
(3) 二酸化炭素型:4.6kg 以上
準備数
エントリー台数 1 台につき 1 本以上
※ 主催者がピット等に準備してある消火器、有効期限が切れている消火器は使用できない。
45-8 レース中の車両への燃料補給は一般市販の金属製携行缶か落差式タンクからの補給方法で行う
こと。ただしピットレーン
レーンよりタンク上面までの高さは
2.5m までとし、それ以上に上げてはならない。
レーン
やぐらを使用する固定式給油装置は禁止され、携帯式給油装置のみ使用が認められる。
給油装置は、給油の際にオーバーフローしたガソリンがこぼれないよう、ガソリンがそのまま維持
されるか、オーバーフローラインを用いて給油装置に戻るようにしなくてはならない。
45-9 給油装置についてはオフィシャル
オフィシャルの許可を受けることとし、許可を受けた給油装置を使用すること。
オフィシャル
45-10 燃料補給中はエンジンを停止していなければならない。
45-11 燃料補給前のメカニカルな作業の一部として、給油口保護具のカバーを開ける行為は認められる。
但しライダーがピットインした際、ピットロードを走行中にカバーを開ける行為は安全上認められない。
45-12 燃料補給中はそれ以外の作業は一切禁止される。(スクリーン清掃・ホイールのマーク合わせ等も
含む)。燃料補給中、ライダーはマシンに乗車していてはならない。
45-13 外部/内蔵を問わず、電動およびエアジャッキの使用は禁止される。但し FIM ロードレース世界耐久
選手権の年間契約チーム(FIM
FIM 規則 1.8.6
6参照)および、本年度のFIM ロードレース世界耐久選手
権でポイントを獲得しているチーム は、この制限は適用されない。
45-14 ピット内および作業エリアは清潔を保ち、器材を整頓し、火災防止につとめなければならない。
喫煙は禁止される。
45-15 ピットか
ピットから再スタートする際
スタートする際、外部のバッテ
外部のバッテリ
のバッテリーを使用
ーを使用することは
使用することは禁
することは禁止される。
第 46 条 ピットサイン
46-1 走行中のライダーに対して、プラットホーム(サインエリア)からサインを送ることが許される。
46-2 サインボードの文字に赤色を使用することは禁止する。
46-3 ライダーとメカニック間の無線機の使用は禁止される。
46-4 プラットホームでサインを送ることができるのは指名登録されたピット要員に限られる。
46-5 ピットサインを送るために、プラットホームまで出入りする際にはピットインおよびピットアウトする
車両に充分注意するとともに車両の通行を妨げてはならない。
第 11 章 競技の中断
第 47 条 競技の中断
47-1 決勝レース中に競技が中断された場合、ライダーは最大限の慎重さと注意をもって進み、指定の
車両保管場所(以下パークフェルメと呼ぶ)に停止しなければならない。また、ピットイン中の車両
への作業はただちに中断しなければならない。
中断の合図が出された時点でピットロードを走行中のライダーは、ピットインしていたものとする。
47-2 パークフェルメの場所は以下の図で示す各チームピット前とする。ピットボックス内で作業中の
マシン及びピットイン中の車両もパークフェルメて保管される。また、一切の作業は禁止される。
ただし、レースが中断された時の周回数が 3 周未満の場合は、パークフェルメでの車両保管は
行わない。各チームとも直接ピットへ戻ることができる。(FIM 規則通り)
47-3 赤旗時の注意事項を以下の通りとする。
(1) パークフェルメに停止した車両のもとへ、1 台につき 1 名のメカニックが出向き、スタンドなどで
保持することが許されるが、他の一切の作業はオフィシャルの指示があるまで行ってはなら
ない。
(2) パークフェルメで停止したライダーは各自のピットへ戻ることが許可される。
がレース再開時には同一ライダーが運転すること。
(3) シグナルタワーのグリーンフラッグ合図により作業を再開することができる。同時にサイティング
ラップからスタート手順が開始される。(5 分後にピット出口は閉鎖される)
第 48 条 レース再開
48-1 危険な状態が解消したのち、競技監督は大会審査委員会の同意を得てレースを再開する。
48-2 公式予選中に全車停止の合図がなされた場合、停止から再開までの時間はロスタイムとして
扱われる。
また公式予選の再開は、ピットレーンよりスタート審判員の指示に従って 1 台ずつ出走するものと
する。
48-3 リタイア届けを提出していない全てのチームは再開するレースに参加することができる。
第 12 章 レース終了と順位の決定
第 49 条 レース終了
49-1 決勝レースは 8 時間が経過した時点あるいは 19:30 が経過した時点で、先頭車両に対し
チェッカーフラッグが振られる。
49-2 チェッカーフラッグは 5 分間表示される。
第 50 条 順位および完走の認定
チェッカーフラッグを受けられなかったものの優勝チームの走行した距離の 75%以上を走行した
チームは総合結果表においてのみ完走として認定されるが、順位の認定は行われない。
第 51 条 レース終了後のパドックインと暫定表彰
51-1 チェッカーと同時にマーシャルカーが最終確認のためにコースインする。
51-2 チェッカーを受けたライダーに各フラッグポストから黄旗(黄点減灯)を表示する。
51-3 チェッカーを受けたライダーは徐行し、コースを 1 周する。
51-4 全てのチェッカーを受けたマシンは、マーシャルカーの先導でコースをまわり、予め指定された
場所で停車する。
51-5 チェッカーフラッグが提示された時点で、ピットインしていた車両の出走は禁止される。
51-6 チェッカーフラッグの提示を受けた車両でフルコースを 1 周徐行するに耐えられないものは、
第 1 コーナー手前右側の U ターン路(
(コース外
ース外のアスファ
スファルト部分
ルト部分)
部分)を通ってパドックに戻ることが許
されるが、この場合は後方を十分注意し、安全を確認したうえで U ターン路(
(コース外
ース外のアスファ
スファルト部
ルト部
分)に入らなければならない。
第 52 条 レース結果および記録の公表
52-1 レース終了後、暫定結果の公表を行う。
52-2 レース正式結果は、レース終了後 3 時間以内に公表される。
第 53 条 抗議
53-1 FIM によって認められ、FIM の権限で出された決定に関係する人のみがその決定に対して抗議する
ことができる。
53-2 抗議しようとする時は抗議対象事実発生後、速やかに定められた手続によって大会事務局に申し
入れをしなければならない。抗議手続は大会事務局に備え付けの抗議申立書に記載し、1 件につき
抗議保証金 660 ユーロをそえて大会事務局に提出しなければならない。スタートに対する抗議は
スタート後 30 分以内に限り認められる。
53-3 暫定結果に対する抗議は発表後 30 分以内に限り受け付けられる。
53-4 正式な手続を踏んで提出された抗議申立書だけが受け付けられ、大会審査員会において審議
される。
53-5 大会審査委員会は必要と認めた場合証人を立て、その証言を求め充分実情を調査した上で裁定を
下す。
53-6 審査委員会が下した裁定に対しては一切抗議することはできない。
53-7 抗議が成立した場合のみ抗議保証金が返還される。
第 54 条 競技規則の違反行為に対する罰則
54-1 レースディレクションは下記の罰則を科すことができる。(F
(FIM
レースディレクション
(FIM 世界耐久選手権、カップおよび
スーパーツイン規則の懲罰裁
スーパーツイン規則の懲罰裁定
懲罰裁定コード 3.3.1.3`
3.3.1.3`項参照)
(1) 警告
(2) ペナルティポ
ナルティポイント
(3) 罰金
(4) ストップ&ゴ
ストップ&ゴー
&ゴー
(5) タイムペ
タイムペナルティ
ムペナルティ
(6) グリッドペ
ッドペナルティ
(7) 失格
(8) 選手権ポ
選手権ポイントの剥奪
イントの剥奪
(9) 資格停止
資格停止
さらに、レースディレクションは、レースディレクションの権限
さらに、レースディレクションは、レースディレクションの権限を上回る
上回るペナルティを科
ナルティを科すため
すため、
当該案件を、
当該案件を、国際
を、国際規
国際規律裁定委員会(
律裁定委員会(CDI
定委員会(CDI)に付
CDI)に付託
)に付託することができる。
54-2 FIM 審査委員会は、控訴が提
審査委員会は、控訴が提出された場合に、以
出された場合に、以下のペ
下のペナルティを科
ナルティを科すことができる (FIM
世界耐久選手権、カップおよびスーパーツイン規則の懲罰裁
世界耐久選手権、カップおよびスーパーツイン規則の懲罰裁定
3.3.2.3`項参照)。
懲罰裁定コード 3.3.2.3`
(1) 警告
(2) 罰金
(3) タイムペ
タイムペナルティ
ムペナルティ
(4) グリッドペ
ッドペナルティ
(5) 失格
(6) 選手権ポ
選手権ポイントの剥奪
イントの剥奪
(7) 資格停止
資格停止
さらに、FIM審査委員会は、FIM審査委員会の権限
さらに、FIM審査委員会は、FIM審査委員会の権限を上回る
上回るペナルティを
ナルティを科すため
すため、当該
案件を、
案件を、国際
を、国際規
国際規律裁定委員会(
律裁定委員会(CDI
定委員会(CDI)に付
CDI)に付託
)に付託することができる。
第 13 章 レースの延期および中止
第 55 条 レースの延期および中止
55-1 大会審査委員会は、特別な事情が生じた場合、大会を延期あるいは中止することができる。
55-2 大会審査委員会の決定に対して全ての関係者は従わなければならない。
55-3 大会が中止された場合、参加者が支払った参加料については、大会特別規則 1616-5 に従うものと
する。
55-4 大会が延期になった場合、参加者が支払った参加料については、公式通知あるいは他の方法にて
示す。
第 14 章 賞典
第 56 条 賞典
56-1 賞典の内訳は以下の通りとする。
●総合賞
対 象
優 勝
2 位
3 位
4 位
5 位
6 位
7 位
8 位
9 位
10 位
11 位
12 位
13 位
14 位
15 位
16 位
↓
20 位
21 位
↓
25 位
26 位
↓
30 位
●Superstock クラス賞
対 象
優 勝
2 位
3 位
正 賞
トロフィー
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
賞 金
1,000 万円
150 万円
100 万円
50 万円
45 万円
40 万円
35 万円
30 万円
25 万円
20 万円
18 万円
16 万円
14 万円
12 万円
10 万円
各 5 万円
各 2 万円
各 1 万円
正 賞
トロフィー
〃
〃
●決勝出走賞
対
象
ポールポジション
↓
70 位
決勝出走賞
各 28,800 円
56-2仮表彰に出席しなかった場合は受賞の権利を放棄したものとみなされる。
56-3 賞金及び決勝出走賞の税金は、5
56-1 に記載された金額に含まれる。
税金の支払はあらかじめ主催者によって差し引かれ、関係機関へ支払われる。
第 15 章 主催者の権限
第 57 条 主催者の権限
主催者は次の権限を有するものとする。
57-1
参加申込の受付に際して、その理由を示すことなく、参加者、ライダー、ピット要員を選択あるいは
57
参加を拒否することができる。
57-2
競技監督が必要と認めた場合、ライダーに対し指定医師による健康診断書の提出を要求し、
57
競技出場の健康上の理由による可否を最終的に決定することができる。
57-3
競技番号の指定、あるいはピットの割当等にあたり、各参加者の優先順位を決定することができる。
57
57-4
止むを得ない理由により、公式プログラムの印刷に間に合わなかったライダーの氏名登録または
57
変更について許可することができる。
57-5
すべての参加者(ライダー、ピット要員、キャンペーンギャル等含む)の肖像権およびその参加車両の
57
音声写真、映像など、報道、放送、放映、出版(ビデオ/CD-ROM/DVD 等)、及び電子メディア
(インターネット自動公衆送信等における報道・放送・放映など全て含む)に関する権限を有し、
この権限を第三者が使用することを許可できる。
57-6
主催者は審査委員会の許可を得て、8 チーム以内の範囲で決勝出場者を推薦することができる。
57
57-7
公序良俗に反する言動がある参加者に対しては、選手受付後であっても参加を拒否することが
57
できる。
第 16 章 損害の補償・大会役員の責任
第 58 条 損害の補償
58-1 車両の破損
(1) 参加者は、車両が競技役員によって保管されている期間をのぞき車両およびその付属品が
破損した場合、その責任は各自が負わなければならない。
(2) 主催者は、車両を保管している期間中にこれらの車両がなんらかの理由によって破損した
場合には一台当り 10 万円を最高限度額としてその所有者に補償する。
58-2 損傷の責任
競技会開催期間中、またはその前後に起きたライダーおよびメカニックの損傷は自らが責任を負う
ものとする。
第 59 条 大会役員の責任
参加者、ライダーおよびピット要員は大会役員が一切の損害補償の責任を免ぜられていることを
知っていなければならない。すなわち大会役員はその職務に最善を尽くすことは勿論であるが、
もしその行為によって起きた参加者、ライダー、ピット要員および車両等の損害に対して、大会役員
は一切の補償責任のないことをいう。
第 17 章 本特別規則の適用と補足
第 60 条 本特別規則の解釈
本特別規則および本競技会に関する公式通知や諸規則の解釈についての疑義がある場合、
参加者は文書によって質疑申立ができる。質疑に対する解答は、大会審査委員会の解釈または
決定を最終的なものとして関係当事者に口頭で通告される。
英語、日本語の規則において、解釈の疑義が生じた場合、英語の規則が優先される。
第 61 条 公式通知の発行
本規則に記載されていない競技運営上の細則や、参加者に対する指示、本規則発表後に生じた
必要指示事項は、公式通知によって示される。この公式通知は、
(1) 参加代表者の住所に郵送される。
(2) コントロールタワー入口、公式掲示板に掲示される。
(3) 公式予選後、あるいは公式予選や決勝レース前など必要に応じて招集されるライダーズ
ミーティングで指示される。
(4) 緊急の場合は、場内放送で伝達される。
以上の方法によって参加者に通告される。
第 62 条 大会事務局の連絡先
鈴鹿サーキットレース事務局
住所
〒510-0295 三重県鈴鹿市稲生町 7992
TEL
059-378-3405
FAX
059-378-3625
第 63 条 本特別規則の施行
本特別規則は、第 1 章 第 1 条に示される競技会に適用されるもので、競技会の参加申込受付開始
と同時に有効となる。
大会事務局長
2016 年 7 月 8 日