事前資料(161KB)

シーズタイトル
照明の LED 化に適した色彩制御技術
氏名(所属、役職)
研究責任者:武藤努 (国際メディア研究財団 研究員)
コーディネータ :大野一生 (国際メディア研究財団 研究企画担当)
H23 年 度 採 択 課 題 名 、 LED 技術のデジタル制御に着目した照明機器への応用実用化
(課題番号)
技術キーワード
LED 制御技術 省エネルギー
【新技術の概要】
人間の知覚に基づき LED 光源の色彩制御を高度
化するのが本技術です。これにより一般的な色
彩光制御技術では難しかった、明度を軸とした
色彩制御を可能とします。
またデジタル技術に親和性の高い本技術は情報
通信機器と結びついた照明を可能とし、ユビキ
タス・モバイルといったデジタルライフに対応
した照明機能の実現に有用です。
(図 1)
さらに人間の動きや環境変化をセンシングする
技術と結びつけることにより、LED 素子のエネル
【本技術に関する知的財産権(ある場合のみ)】
ギー効率とは異なった、ソフトウェア的な照明
1.特許第 5039788 号
制御による省エネルギー化を実現します。
「色変換方法及び色変換装置」
出願人:国際メディア研究財団
【従来技術・競合技術との比較】
【想定される技術移転】
一般的な LED 光源の色彩制御技術では色相を変
効率的かつ高度化した次世代光源制御技術のた
化させると、明度も変化してしまい照明用途で
め、LED・有機 EL 等を用いた照明機器への技術
はあまり好適ではありませんでした。本技術で
移転が見込まれます。特にこれまでの白色光源
は色彩の要素である色相・彩度・明度を個別に
の代替えではない色彩を用いた高付加価値な照
制御することで高付加価値な照明変化を実現し
明製品に有用な技術です。
ます。(図 1 参照)
また本技術のデジタル技術への親和性の高さに
従来の照明技術に比べデジタル技術と連携し易
着目し、スマートフォンなどの情報通信機器と
い本技術は様々なデジタルデバイスからの入出
の連携や、環境センシング技術を取り入れた照
力を利用し、エネルギー効率の良い照明制御を
明機器・照明手法へも技術移転が想定されます。
実現します。
すでに本技術を利用した建築照明実績、照明製
【お問い合わせ先】
品販売実績があり技術の導入に関して一定の知
財団法人国際メディア研究財団
見を得ています。
OPTONE プロジェクト(担当武藤)
住所: 〒113-0034
東京都文京区湯島 2-33-11
岡田ビル 201
Email: [email protected]
電話 : 03-5875-8020