平成 28 年度 3年目フォローアップ研修会

平成 28 年度 3年目フォローアップ研修会が行われました。
日
講話 「子ども理解を授業にどう生かすか」
時:平成28年6月 16 日(木) 13:30~16:30
対象者:平成 26 年度初任者 88 名(小学校 58 名・中学校 30 名)
内
皆さん10年目を終えるまでにどうなっていたいですか。そのために
容:所長あいさつ 教育センター 瀧浪 泰 所長
は今どんな力をつけることが大切ですか。具体的にイメージして下さ
講話「子ども理解を授業にどう生かすか」
い。今、6月ですが学校の子どもたちの表現力は育ってきているでしょ
講師 教育センター 小酒井 厚子 指導員
グループワーク
指導講評 教育センター 澤野 覚 所長補佐兼係長
教育センター
瀧浪 所長
初任校から3年が教師にとって一つの節目
であると言われています。この3年間はプロ
教師への基礎基本の段階でもありますが、皆
さんいかがでしょうか。さらに自分を磨いて
いくために授業力を高めて下さい。そのため
には謙虚さを忘れないこと、そして日々の子
ども理解が大切です。
また、「結果=能力×熱意×考え方」とい
う人生と仕事の結果の方程式というものが
あります。能力と熱意があっても考え方がマ
イナスだと結果もマイナスになります。気持
ちの持ち様が大切です。
うか。課題がある方はそのままにしてしまうと、発言者が限られてしま
教育センター
小酒井 指導員
ったり、単発の発言に終始したりしてしまいます。授業において子ども
たちがかかわりあえるようにするためには、教師が意図的なかかわり
をつくることが必要です。そのためには子ども理解が大切ですが教師
が個々の実態を捉え、そこから生まれた願いをもつことでより詳しく子
どもを捉えられるようになります。私はその捉えをもとに教材の価値の
中で願う姿を明らかにしてきました。アクティブ・ラーニングという用語
が出され様々な取組みが行われていますが、「子どもに寄り添って」と
いうことを大切にして下さい。
教育センター 澤野 所長補佐兼係長
皆さんは自分が「信頼される教師」になれているという自信が
ありますか。研究授業に取組むだけでなく提出物の期限を守る
等、日々の仕事をきちんとすることも信頼につながります。
小中一貫教育が始まる平成 34 年度のころには皆さんが各学校
において推進役としての働きが求められます。自分を高める努力
を積み重ねて下さい。
グループワーク