【お問い合わせ先】 PwCハンガリー 野村雅士 TEL:+36 30 867 9514) Email:[email protected] ハンガリー税務ニュース <No.1> スポーツスポンサーシップによる法人税額控除(例:予定納税額からの充当) Q1 Q2 Q3 年次 法人税申告 Q4 予定納税 (上限50%) 予定納税 Top Up (上限無*) 活用メリット 留意点 • 法人税の低減 (従来の制度より 低減幅大) • 追加的事務作業・手続負荷が軽微 • (従来の制度と異なり)充当金の 調達が不要 • EBITDAを痛めない • 対外PR、社内広報に活用可能 • 信頼できる団体の選択 • Supplementary Supportにおいて、 広告宣伝サービス等を受ける場合 にはVAT対応が必要 1.スポンサーシップ契約の締結 税額控除 *ただし、確定(年度)税額の80%が上限 • 納税者は適格スポーツ団体とスポンサーシップ契約を契約を締結、所定のスポーツ 協会やMinistry of Human ResourcesからCertificateを取得 ※スポーツ団体の適格認定要件:指定5種目(サッカー、アイスホッケー、バスケ、 ハンドボール、水球)関連 納付 Declaration ※適格スポーツ団体の履行義務:所定の年度(7月~6月)活動計画、年度活動報告の 提出 2.予定納税額あるいは申告税額の一部のスポンサーシップへの充当をDeclaration 税務署 <Supplementary Support> **管理手数料1%を控除 87.5%** 12.5% • 納税者は予定納税額の一部を契約締結先スポーツ団体へのスポンサーシップに 充 当することをDeclaration (その際Certificateの写しを提出) ※充当額は、1.の契約において、金額や予定納税額の一定割合を合意することが可能 ※結果的に充当額が申告税額の80%を超過した場合、翌年度に繰越(翌年度充当したも のとみなす。) 適格認定を受けたスポーツ団体 資金用途 制限無 税額控除 (例)ユニフォーム等 への納税者のLogo掲 示など) 対象外 当局に提出している年間計画に 沿った活動に限定 3.税務署が適格スポーツ団体へ充当金を送金 • 税務署はスポーツ団体の適格性を審査・確認し、管理手数料を差し引いて、団体 へ送金 ※当局に資金使途含む活動報告 4.税額控除 87.5%×99%×7.5%≒6.5% • *充当額の6.5%相当の税額控除 を獲得 ※税制控除額は、適格活動に充当された金額に対して、7.5%(予定納税時に充当され た場合)または2.5%(年次申告時に充当された場合) 納税者は年次法人税申告において、税額控除を獲得 ※申告税額の80%の上限まで、予定納税額から充当した場合、約1%法人税率を引き下げ る効果が得られる。 ※本資料は2016年4月現在の制度に基づき、制度の概要把握を優先して作成しておりますので、厳密性において不十分な記述がございます。よろしくご了解の上、個別具体的な実施にあたりましては専門家へ確認することをお勧めいたします。 © 2016 PwC. All rights reserved. PwC refers to the PwC network and/or one or more of its member firms, each of which is a separate legal entity. Please see www.pwc.com/structure for further details. This content is for general information purposes only, and should not be used as a substitute for consultation with professional advisors
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