情報コーナーかごしま近代化遺産調査事業県立埋蔵文化財センター ■かごしま近代化遺産調査事業とは？ ○シンポジウム等 2015年に「明治日本の産業革命遺産」として・12月26日「かごしま遺跡フォーラム２０１５旧集成館・寺山炭窯跡・関吉の疎水溝が世界文『遺跡が語る！斉彬の描いた未来』」（黎明館）化遺産に登録されましたが，その他にも本県に・２月26日「業務報告会」（埋蔵文化財センター）は日本の近代化を支えた産業遺産が数多く残さ ※発掘調査の成果について発表しました。れています。それらの多くは未調査のままで， ○実態調査・リスト作成詳しい実態はよくわかっていません。本事業（平成27～29年度）では，県内各地に分布する近代化産業遺産を対象に，実態調査に・12月～３月にかけて，奄美大島（白糖工場跡），川薩方面（砲台跡）の実態調査を実施し，リスト及び調査票の作成を行いました。基づくリストを作成します。また，発掘調査を実施し，その成果を現地説明会やシンポジウムを通じて広く県民に発信します。本事業によって，幕末から明治における“ふるさと鹿児島”の先進性や日本の近代化に果たした役割を再発見する機会をつくり，自分たちの住む地域に誇りと関心を持つ契機にしてもらいたいと考えています。 ■昨年度はどんなことをしたの？平成２７年度の事業内容は以下のとおりです。 ○発掘調査かごしま遺跡フォーラム2015 ■今年度の予定は？平成２８年度の事業予定は以下のとおりです。 ○発掘調査・８月３～31日「敷根火薬製造所跡」（霧島市）・７月１～28日「敷根火薬製造所跡」（霧島市） ※ ８月29日：現地説明会（参加者：220人）・10月５～28日「根占砲台跡」（南大隅町） ※10月20日：現地説明会（参加者：180人） ※ ７月23日：現地説明会・10月３～28日「久慈白糖工場跡」（瀬戸内町） ※10月22日：現地説明会 ○ シンポジウム等：12月に遺跡フォーラムを開催 ○実態調査・リスト作成：年度を通じて随時実施 ■申込み・問合せ先県立埋蔵文化財センター〔今村（敏），今村（結）〕〒899-4318 現地説明会（敷根火薬製造所跡）霧島市国分上野原縄文の森2番1号 [TEL] 0995-48-5811 [FAX] 0995-48-5820 [URL] http://www.jomon-no-mori.jp [e-mail] [email protected]