14 名護市羽地中部地域の歴史文化探訪

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担当講師
名護市羽地中部地域の歴史文化探訪
中村
大嶺
誠司(名桜大学名誉教授)
真人(名護市教育委員会文化課
市史編さん係)
今年“歴史文化探訪”する名護市の羽地中部地域は、やんばるで歴史文化
遺跡分布密度がもっとも濃い地域だ。コースの最西端・仲尾(勘定納)から
親川グスク、羽地番所、田井等の「羽地大川改決碑」を通り、東端の羽地大
川の入口にある「分水」まで、約8kmの距離がある。この間に古琉球から
講座の趣旨
沖縄戦の歴史文化遺跡(文化財)が35ヶ所ある。説明を受けてもわからな
い遺跡が多いが、それらの点(場所)と時間を歴史想像感で繋いでいくと、
羽地の深くて大きな歴史物語が現れてくるだろう。さまざまな歴史文化遺跡
を探訪し、羽地中部の時空を想像して歩く。全行程徒歩約8km。丘陵地な
のでややハードな歩きとなる。
開催日時
平成28年9月4日(日)
受付期間
平成28年7月4日(月)~8月29日(月)
受講対象者
一般市民(中学生以上)
10:00~17:00
15名
場所
名護市羽地仲尾
(勘定納~羽地大川入口)
(約8km)
この地域・コースは、古琉球から沖縄戦までさまざまな歴史文化遺跡が高密
度に分布する。地域の歴史文化に関心ある人には、とても面白い。多彩な歴
史文化跡をゆっくりと歩いて、各時代の羽地地域の歴史文化を話し合い、時
講座内容
空を想像してみる。
それで、8kmにしては、時間をかけ、一緒に歩く人数も小さなグループに
した。この羽地中部地域は、古琉球~近世琉球~近代・沖縄戦~戦後~現代
の歴史文化を、遺跡や歴史史料を基に具体的に想像し、描くことのできる稀
有な地域だ。