「スイス及びリヒテンシュタイン産牛肉等の輸入に関する措置の見直し(案)」 に関する御意見の募集について寄せられた御意見について 平成28年7月5日 厚生労働省医薬・生活衛生局生活衛生・食品安全部監視安全課 「スイス及びリヒテンシュタイン産牛肉等の輸入に関する措置の見直し(案)」 について、平成 28 年2月 16 日から平成 28 年3月 14 日まで、御意見を募集し ましたところ、計1件の御意見をいただきました。 お寄せいただきました御意見と、それに対する回答について、以下のとおり 取りまとめました。 飼料規制に関する御意見(1件) 飼料規制がなされており、実質ここ 10 年程 BSE 陽性牛が発生していない事か ら、この改正は問題ないものではないかと思われた。 (回答) 御意見をいただき、ありがとうございます。 平成27年12月、食品安全委員会において、 「現行の飼料規制等のリスク管 理を前提とし、牛群の BSE 感染状況及び感染リスク並びに BSE 感染における牛 と人との種間の障壁(いわゆる「種間バリア」)の存在を踏まえると、評価対象 2 か国に関しては、諮問対象月齢である 30 か月齢以下の牛由来の牛肉及び牛内 臓(扁桃及び回腸遠位部以外)の摂取に由来する BSE プリオンによる人での変 異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)発症は考え難い。」とされ、諮問した 輸入条件の変更に関し、リスクの差は、あったとしても非常に小さく、人への 健康影響は無視できると評価されたことから、今般、スイス及びリヒテンシュ タイン産牛肉及び牛内臓肉の輸入を再開することとしたものです。 今後とも、国際基準や科学的知見を踏まえつつ、適切に対応していきます。
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