主催/日本経済新聞社 日経ビジネススクール ベーシック300 【会社役員に求められる経営知識を学ぶ】 コーポレートガバナンスの基本と実践 -担い手として何をすべきか、取締役会の実効性と企業経営の実践- 日時/2016年8月9日(火)13:30~17:00 講師 (開場13:00) 会場/丸の内オアゾ(OAZO)丸善3階 日経セミナールーム 東京都千代田区丸の内1-6-4 TEL 03-6256-7352(会場直通) 松田 千恵子 氏 首都大学東京大学院教授 受講料/ 32,400円(消費税を含む) セミナーのねらいとプログラム 講 師 紹 介 東京証券取引所が上場企業に対して社外取締役を選任する か、選任しない場合にはその理由を説明することを求めると いった内容を含む「コーポレートガバナンス・コード」を導入 し、社外取締役を選任する企業が9割を超えています。しかし、 企業経営を取り巻く環境の変化と自社にとってのコーポレート ガバナンスについて、手探りの状態である企業や担い手であ る会社役員の方々が多いのではないでしょうか。 このセミナーでは、大きく2部構成で、コーポレートガバナ ンスとは何か、背景、制度、そもそも考え方など基本をしっか りと理解する「基礎編」と、担い手(役員)としての役割は何か、 取締役会の実効性を高めるにはどのようにすればよいかを考 える「実践編」とで、構成しています。会社役員として知って おかなければならない基本から各機関の役割、企業価値、リ スクマネジメントなどにおいて、担い手として何をなすべきか までの理解を深めます。 公開企業やグループ会社の取締役、社外取締役、執行役員 など企業の役員とその候補者、サポートする幹部・スタッフの 方々を対象としています。皆様のご参加をお待ちしております。 東京外国語大学外国語学部卒業。仏国立ポンゼ・ショセ国際 経営大学院経営学修士。筑波大学大学院企業科学専攻博士 課程修了。博士(経営学)。日本長期信用銀行、ムーディー ズジャパン格付けアナリストを経て、コーポレイトディレク ションおよびブーズ・アンド・カンパニーでパートナーを務め る。2006年にマトリックス株式会社設立。11年より現職。企 業経営と資本市場にかかわる豊富な経験を生かし、企業の経 営戦略構築・中期計画立案支援、グループ経営、コーポレー トガバナンス、情報開示、M&A支援等に関するアドバイザ リー、研究及び教育を行う。日本CFO協会主任研究委員。 公的機関、上場企業の社外役員等を務める。主な著書に『格 付けはなぜ下がるのか〜大倒産時代の信用リスク入門』 (日経 BP社)、 『戦略的コーポレートファイナンス』 『成功するグロー バルM&A』 (以上、中央経済社) 『グループ経営入門』 (税務経 理協会)、 『これならわかるコーポレートガバナンスの教科書』 (日経BP社)等。 【基礎編】コーポレートガバナンスの基本 ~ガバナンスを取り巻く環境変化と新潮流 1 なぜ今ガバナンスなのか (1) 今さら聞けないガバナンスの要諦 (2)成長戦略とガバナンスとの関係 【実践編】グループ経営とガバナンス 4グローバル展開とガバナンス (1)3G(グローバル、グループ、ガバナンス)の圧力と日 本企業 (2) 本当に大事なのは子会社ガバナンス (3) スチュワードシップ・コードとコーポレートガバナンス・ (3) 日本企業が陥りがちな罠 コード (4) 買収後統合はなぜうまくいかないのか 2コーポレートガバナンス・コードを改めて考える (1)書いてあることを鵜呑みにしない (2) 5つの原則における本当の狙い (3) 本番はこれから-経営に対する影響力 (4) 投資家は企業のここを見ている (5) コンプライしても評価はされない 3これから重要となるいくつかのポイント (1) 監督と執行の分離 (2) 指名と報酬の透明化 (3) マネジメント・トレーニングと後継者育成 (4) 取締役会の実効性と評価 (5) 投資判断とM&A 5マネジメントとガバナンス (1)ガバナンスが分からなければマネジメントもできない (2)海外展開で不可欠な企業理念-ミッションの順番を理解 しているか (3)投資家との対話で不可欠な経営戦略-本当に戦略になっ ているか (4)本社の役割と今後の変化 (5)経営管理のあり方を見直す 6ガバナンスとリスクマネジメント、CSRとの関係 (1) リスクマネジメントと内部統制 (2)監査役監査と内部監査 (3) CSR、CSV、ESGを理解する (4) 統合報告書に何を書くか まとめと質疑応答
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