「生活道路拡幅事業計画~今後優先的に整備する路線~」の見直しについて 3. 課題 現在の課題として、次の項目が挙げられます。 1. ① 現計画では、策定以前より事業着手した路線を含め前期整備路線に位置付け進めて 見直しの理由 きましたが、実際の整備期間が 5 年以上を費やしていることや財政負担の面から、 生活道路拡幅事業計画(以下、「現計画」という。 )は、第 3 次基本計画など諸計画との 現計画で定めた「中期」 「後期」の期間での実現は難しい状況にあります。 整合を図り平成 23 年 2 月に策定し、良好な道路環境の形成に向け事業化を進めています。 ② 現計画で定めた整備幅員は、東京都市町村土木補助事業(以下、 「補助事業」という。) 現計画策定から5年が経過した現在では、前期整備路線の 5 路線中 3 路線が完了、1 路線 の採択基準が変更されたことから、見直しが必要となります。 が一部完了したところです。今回の見直しは、現計画で定めた5年ごとの見直しに基づき ③ 市民や議会から拡幅路線等についての要望があります。 事業の執行状況などを考慮のうえ行うものです。 2. 4. 現状 表-1 事業の執行状況 路線名 計画幅員 計画延長 285 m ② 北27号線 前期 7.0 m 127 m 完了 ③ 北31号線 前期 6.5 m 200 m 未着手 ④ 北21号線 前期 7.5 m 95 m 完了 ⑤ 西62号線・北24号線の一部 前期 7.5 m 840 m 一部完了 中期 7.5 m 580 m 未着手 中期 8.0 m 330 m 未着手 中期 12.0 m 460 m 未着手 中期 (H26~) 7.0 m 500 m 着手 後期 6.5 m 553 m 未着手 ⑪ 1級12号線 後期 8.0 m 430 m 未着手 ⑫ 北150号線 後期 8.0 m 750 m 未着手 ⑬ 東99号線延伸 後期 12.0 m 140 m 未着手 ⑭ 2級16号線・2級12号線 - - 1,170 m - ⑮ 東26号線 - - 790 m - ⑯ 2級6号線 - - 420 m - ⑰ 南119号線 - - 530 m - ⑱ 南473号線 - - 350 m - ⑲ 北7号線 - - 550 m - H19~ 22.0 m 610 m 着手 - 20.0 m 500 m 未着手 - 12.0 m 690 m 未着手 - 20.0 m 1,190 m 未着手 H26~28 13.5~24.0 m (歩道状空地含む) 900 m いて検討します。 完了 7.0 m 20 南北街区幹線1号(2級25号線) 武 地 蔵 南北街区幹線2号 21 区 砂 関 22 川 東西街区幹線 連 駅 事 東西道路2号 北 23 業 側 24 2級17号線 現計画策定から5年を経過した執行状況や財政状況を踏まえ、期間の設定等につ 状況 前期 ⑩ 北85号線 整 備 優 先 候 補 路 線 事業期間 ① 整備優先路線の抽出と位置付けの見直し H28.4.1現在 ① 2級20号線 整 備 ⑥ 北54号線 優 ⑦ 東73号線 先 路 ⑧ 2級14号線 線 ⑨ 西1号線 見直しのポイント 課題より、見直しのポイントは次のとおり考えています。 事業の執行状況は、表-1 のとおりです。 着手 ② 整備幅員の見直し 計画的の整備を進めるためには財源確保が重要となることから補助事業を活用 して事業化を図ることとしています。補助事業の採択基準が道路構造令の規定に 適合するものと変更されたため、この対応について検討します。 ③ 整備優先候補路線の見直し 整備優先候補路線の評価項目等を見直します。 下記(1)~(3) は現計画における考え方の評価項目です。 (1)当該路線を整備することによる機能性向上からの評価 交通安全対策の向上、消防活動等困難地域の解消機能、公共施設アクセスな ど利便性の向上など (2)路線の現状による評価 現況幅員、現況歩道幅員、抜け道・迂回道路の利用程度、通学によく利用さ れる道路、一方通行など (3)当該路線を整備する緊急性・重要性を考慮した評価など 評価項目の見直しに基づき整備優先候補路線を再評価します。 ④ 市民との協働 現計画における市民との協働について検討します。 (1) 整備優先路線の整備手法等について市民から提案された場合の対応などに ついて検討します。 (2) 整備優先路線外の路線で地元理解や合意形成等の気運醸成が図られている 場合に地元発意の整備優先路線として計画に位置付けられるかなどを検討 します。 5. 今後の進め方 6月議会で報告後、7月頃に見直しの考え方について広報、ホームページでお知らせし ます。12 月議会で素案を報告後、1月頃にパブリックコメントを行い、3月議会に報告し 決定する予定です。
© Copyright 2024 ExpyDoc