【選択】離島研究からみた現代社会の課題

平成28年度
094
講習の区分
<選択領域講習>受講者が任意に選択して受講する領域
講習の名称
【選択】離島研究からみた現代社会の課題
開 設 者
長崎県立大学
講習
時間数
6 時間
講習形態
講義
50名
定 員
開 設 日/ 時 間
平成28年7月2日(土) / 9:55~17:30
履修認定対象職種
教諭
会 場
主な受講対象者
長崎県立大学 佐世保校
新館1階504教室(佐世保市)
小学校・中学校(社会)・高等学
校(地歴・公民)教諭
担当教員(講習代表者) / Eメールアドレス/TEL
担当教員: 吉居 秀樹(経済学部)/ [email protected] / 0956-47-2191
担当教員(分担担当者等) 西村 千尋(経済学部)
講習のねらい/講習方法/講習到達目標
講 習 のねらい: 長崎県には多くの離島が存在する。長崎県の歴史や文化が「海」を中心として展開されてきたものであることを理解すると
同時に、長崎県の離島の置かれている現状や離島の課題を把握し、それらの課題解決や地域づくりに向けた諸策を考
察していく。
講 習 方 法: 各担当教員が2時間ずつ(試験時間を含む)講習を担当し、分野ごとに20分間の筆記試験を行う。
講習到達目標:長崎県の歴史や文化が「海」を中心として展開されてきたものであること、その背景となる「しま社会」の広が
りや、陸路の視点ではない世界観について理解を深める。しまの現状をふまえこれからの地域再生の方途につい
て理解を深める。現代社会を特徴付ける「情報化社会」をふまえて、しまにおける地域づくりの意義について理
解を深める。
講習内容(概要) /講習計画(時間毎の講習内容を含む) /キーワード
講習内容(概要): 長崎県には多くの島が存在します。長崎県の自然・歴史・文化が「海」を中心として展開されてきたものであることを理
解すると同時に、長崎県を含む東アジア地域の島の置かれている現状や島の課題を把握し、それらの課題解決や地
域づくりに向けた諸策を考察していきます。「地域を知ること」から考えていきましょう。
講習計画・内容:
内容等
時 間
オリエンテーション
講義①「しまの資源を活かしたひとづくり」
しまに存在する様々な資源に気づき、それを磨き、後世あるいはしまの外に伝えていくため
の取り組みについて、考えていく。(休憩10分+筆記試験20分を含む)
昼休憩
講義②「情報学からみた「離島研究」」
長崎県における重要文化的景観あるいは世界遺産への取り組みを例にとり、持続可能な「ま
ちづくり」における公共政策の策定や実行過程における情報学からみた「離島研究」の意義
とそこから見えてくる「教育」への反映を考える。(休憩10分+筆記試験20分を含む)
講義③ ①及び②の研究方法と内容を踏まえ、県内外の事例紹介と教育への反映について
(休憩10分+筆記試験20分を含む)
9:55~10:00(5分)
10:00~12:10
担当教員
西村 千尋
12:10~13:00
13:00~15:10
吉居 秀樹
15:20~17:30
西村 千尋
吉居 秀樹
キーワード: (海の道、しまコミュニティ、陸路、文化交流) (ひとづくり、教材化、体験) (情報化、まちづくり、持続可能)
成績評価の方法
成績評価は、各講習担当者が行う試験の成績や講習中の課題への取組み等から総合的に判断します。
成績評価の基準
履修認定の方法
成績評価は、到達目標達成点を100点とし、総合点で60点以上を合格とします。
成績評価の総合点で合格点に達した受講者に対して履修認定します。
教科書・教材・参考書
参考文献: 山田千香子・吉居秀樹編著 『平戸・西海学―長崎県北の歴史と文化』
いわて高等教育コンソーシアム編「復興は人づくりから」
各自で準備するもの
特に必要ありません。
受講上の注意
1.「講習の名称(【】部分を除く)」が同じものは1度しか受講申込みはできません。(講習区分が異なっていても
同様です。)
2.遅刻は原則として認めません。