資料3 札幌市環境保全協議会プロジェクト実施案(PDF:615KB)

札幌市環境保全協議会プロジェクト実施案
1
にぎわい商店街エコトーププロジェクト
【目的と目標】
○これまでアプローチの無かった商店街をフィールドにした、
市民向けの省エネ行動への啓発・実践を実施する。
○ハツキタ商店街と連携して、商店街と連携した事例(ベ
タープラクティス)を構築することにより、市内における他
の商店街や町内会等への広がりを目指す。
実施内容
2
札幌市内事業所における省エネ活動推進プロジェクト
【目的と目標】
○事業所における温室効果ガスの削減に向け、国の補助金の
活用や企業の従業員を通じた取組の展開を図る。
○事業所における省エネ診断や従業員による省エネ行動の実
践を事例として創出し、他事業所等への展開を目指す。
実施内容
①ハツキタ商店街のイベントにおける啓発活動の実施
7月30日(土)に予定しているハツキタ夏マルシェにおいて、
環境保全協議会のブース(テントorにこぴあ※内会議室)を
設置し、来場者に向けた省エネ行動の普及啓発を実施する。
[実施アイディア(調整中)]
・「食」をテーマにしたセミナーやワークショップ
・環境教育ゲーム「ガバチョ」の開催
・BDF発電によるLED顔ハメの展示
・大声/振動コンテスト、人力発電コンテストの実施
・トランクキット(熊の毛皮など)の展示・体験
など
①環境省「CO2削減ポテンシャル診断」を活用した市内事業
者へのエネルギー削減アドバイスの実施
環境省で実施している「CO2削減ポテンシャル診断推進事
業」を活用し、診断機関となっている北海道ガス㈱様等の協
力を得て、市内事業者にエネルギー削減アドバイスを実施。
②「アトム通貨」を活用した省エネ行動プログラムの実施
地域通貨「アトム通貨」を活用し、ハツキタ商店街で開催
されるハロウィン(10月末の土曜日)に向け、住民の省エネ
行動を促進するためのプログラムを実施する。
[実施(案)]
・8月頃に学校等を通じて各家庭へ参加を呼びかけ
・9月の1か月間省エネに取り組む
・9月の電力検針票が前年比でマイナスになっている家庭に
対し、「アトム通貨」30馬力をプレゼント。達成できな
かった家庭には、参加賞として10馬力をプレゼント。
・その後の継続的な取組を促すため、会場内に宣言書を掲示
②市内事業者の従業員や顧客に向けた意識向上プログラムの
実施
環境省が主導となり実施している国民運動「COOL
CHOICE」や、札幌市が実施している「さっぽろスマートシ
ティプロジェクト」と連携し、市内事業者の従業員や、店舗
等での顧客に向けた省エネ行動の意識向上プログラム(節電
ポスター掲示等)を実施する。
実施にあたっては、環境保全協議会に所属している委員へ依
頼する他、協力事業者にも声かけを行い、普及展開を図って
いく。
→本普及啓発については7月から実施予定であり、協力事業
者の募集や実施について、今後調整をさせていただきたい。
※「にこぴあ」:デイサービスや食堂、会議室などが入って
いるコミュニティー施設
本企画については、新庄委員にご協力いただき、市内
のいくつかの事業者に札幌市から打診をしたが、実施
には至らなかったため、他の展開について検討中。
資料3
3
環境に優しい移動方法普及プロジェクト
【目的と目標】
○自動車からのCO2排出量を削減するため、市民による低炭
素な移動手段の選択を促進するため、各主体との連携による
啓発等を実施する。
○公共交通機関等の各主体の連携を強化することにより、よ
り効果的な啓発活動や実践事例の広がりを目指す。
実施内容
①既存イベントの活用による「公共交通の日」の設定
小学生向け環境情報誌「エコチル」で実施した、「公共交
通アイディアコンテスト」で札幌市長賞となった「公共交通
の日」の設定を行う(関係者間での協議会形成に向け、調整
中)。
既存イベントを活用し、9月3~4日に開催される、
「だい・どん・でん」「北海道バスフェスティバル(9月4
日)」「市電フェスティバル(9月4日)」の既存イベントが
開催される9月第1週の日曜日を候補とする。
さらに、8月5-7日にアクセスサッポロで開催される「環
境広場さっぽろ」において、低炭素な移動手段に関するPRを
実施する。
②ベロタクシーのラッピングデザインコンテスト
ベロタクシーの利用が低炭素社会の形成に寄与すること
を踏まえた、“温暖化対策(エコモビリティ)”をイメージす
るデザインを募集し、優秀作品について「だい・どん・で
ん」などのイベントにて表彰を実施。
※札幌市立大学デザイン学部との連携について調整中
③自転車・ベロタクシーを活用した市内サイクルツアー実施
①の既存イベントの機会を活用して、昨年度さっぽろサ
イクルラボで実施した「都市型ツーリズムモニターツアー」
の参加者を募集し、市内近郊における観光モデルケースやイ
ベントを展開する。(※実施内容について調整中)