平成28年度5月号 高松市立多肥小学校 プロジェクトだより わくわく学びプロジェクト わくわく学びプロジェクトでは、今年度、「分かる・楽しい」授業づくりをより充実させ、子どもたちが自分で 課題を解決するために、自分が考えたことを友だちに伝えたり、相手の意見を聞いたりしながら、対話のある授業 を通して、主体的に学ぶことができるような学習支援の在り方を研究していきます。そして友だちと学び合う活動 を通して、分かる喜びや達成感、自尊感情を高めていきたいと考えています。 ○子どもたちが主体的・協働的に学ぶことのできる授業づくり 自分の考えを深めたり、学習への意欲を高めたりすることができるように、自分の思いや考えを友だちに伝えた り、友だちの考えをしっかり聞いたりする交流の場を多く設定していきたいと思います。また見通しをもった学習 活動を行い達成感を味わうことができたり、やる気につなげたりすることができるように、学習課題を明確にして いきたいと考えています。さらに朝のブレインタイムなどの時間を活用して基礎・基本の定着をはかりたいと思い ます。どのような方法が、子どもたちの学びの質を高めるか、研究を進め、児童が主体的に学ぶことのできる授業 をめざします。 ○ノート作り 友だちと意見を交流するには、自分の考えをしっかりもつことが大切になります。そのために自分の考えや、学 びの足跡が残るようなノート作りをしていけるように、支援していきたいと思います。また、そのノートをもとに 学習を展開することで、自分の考えに自信をもったり、次の課題を考えたりすることで、意欲的に学習に取り組め るようにしたいと考えています。 ○外国語・英語に慣れ親しむための活動 外国語や英語に興味・関心をもつことができるような、学習環境の整備や授業づくりに取り組み、より慣れ親し むことができるような活動を充実させていきたいと考えています。 (轟 陽子) いきいき生活プロジェクト 今年度は、どきどき体プロジェクトといきいき体プロジェクトが一つになり、いきいき生活プロジェクトになり ました。多肥っ子がのびのびと友だちと交流し、楽しい学校生活が送れるよう活動を計画していきます。 ○道徳の充実 1時間の授業の中で、「考え」「気づき」「自分を振り返る」などの活動を中心にして、人として大切にしたい 心を学んでいけるようにします。今年度も、朝の活動に「心タイム」や「SST」の時間を設け、子どもたちがお 互いの良さを感じたり、コミュニケーション能力を高めたりできるようにしていきます。 ○特別活動の活性化 「たひまろプロジェクト」として、あいさつや清掃・ボランティア等の奉仕活動の充実を目指します。児童が主 体となって活躍できる場をつくり、達成感が味わえるよう支援していきます。引き続き、委員会活動やペア読書な どのペア活動を中心に自主性を育てていきたいと考えています。 ○生徒指導・教育相談の充実 児童の心によりそった活動を計画し、自尊感情を高められるよう支援します。 ○体力づくりの仕掛け 今年度も「多肥リンピック」を実施します。「水泳」「体力つくり」「なわとび」「マラソン」を学期ごとに内 容を変え、1年間を通して運動に親しめるようにすると共に、子どものアイデアを取り入れた種目を新たに取り入 れたり、新体力テストの結果から運動を選んだりできるようにと考えています。 ○食育・健康教育の充実 ぱくぱくデーやマイ・ランチの日は継続して実施しますが、子どもたちの実態に合った目標を設定しスモールス テップで食に対する意欲や知識を高めていきます。また、長期休業明けのように生活リズムが乱れやすい時期には それを正すように、落ち着いた時期には普段の生活リズムの傾向や改善点を知るために生活チェックを行います。 ○規範意識の醸成 自分の命は自分で守れるよう、学校のきまりや交通ルールを知り守っていけるように様々な機会をとらえて働き かけます。 (内海 亜也子)
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