研修歯科医師募集のお知らせ

京都第一赤十字病院 看護職員募集要項(2次募集)
京都第一赤十字病院 研修歯科医師募集要項
【募集職種】
研修歯科医師
【募集人員】
1名
【試 験 日】
平成28年8月10日(水)
※受験票・試験日の案内を応募期間終了後、別途送付
【選考方法】
筆記試験(学科試験)、面接
※ マッチングにより最終決定を行う
【応募資格】
平成 29 年 3 月実施の歯科医師国家試験を受験し、歯科医師免許所得見込みの方。
【採用予定日】
平成29年4月1日から1年間
なお、院長の承認により、更に1年間の研修が可能。
【応募手続】
(1)応募書類
・履歴書(別紙様式・写真添付)
・受験申込書(別紙様式)
・卒業見込証明書(新卒)又は 卒業証明書(既卒)
(2)提出先
〒605‐0981 京都市東山区本町 15 丁目 749 番地
京都第一赤十字病院 人事課
(3)応募期間
【 待
あて
平成28年7月27日(水)まで(必着)
遇 】
(1)勤務時間
8時30分
~
17時06分
(2)休日等
・土曜日、日曜日(週休2日制)
・国民の祝日
・年末年始(12 月 29 日から 1 月 3 日まで)
・創立記念日
(3)有給休暇
・年次有給休暇
6 ヶ月勤務後に 10 日間
・特別有給休暇
結婚、忌服、夏休
(4)研修手当
・月手当
248,000 円
・夏期及び年末には、謝礼として、それぞれ 150,000 円支給
・住居手当として、最高 28,500 円まで該当者に支給
・通勤手当を該当者に支給
・臨時服務手当
(5)社会保険
健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険適用
(6)その他
学会出張時に、1名あたり年間 74,000 円の範囲内で旅費を支給
【連絡先】
〒605-0981
京都市東山区本町 15 丁目 749 番地
京都第一赤十字病院 人事課
℡ 075-561-1121(内線 3201)
E-mail [email protected]
履 歴 書
ふりがな
平成 年 月 日現在
性別
氏 名
写真貼付け欄
(3cm×4cm)
3ヶ月以内に撮影したも
ので、脱帽上半身正面像
のこと。
男・女
生年月日 年 月 日生 (満 歳)
電話
ふりがな
市外局番( )
〒 -
現住所
―
( 方呼出)
電話
ふりがな
〒 -
(現住所以外に連絡を希望する場合のみ記入)
連絡先
市外局番( )
―
( 方呼出)
年
月
学歴・職歴
研 修 歯 科 医 師 募 集 用
氏名
志望動機
得意な科目及び研究課題
クラブ活動(スポーツ・文化活動等)
趣味・特技
扶養家族数
長所
(配偶者除く)
人
配偶者
※ 有・無
配偶者の扶養義務
※ 有・無
年
月
免許・資格
記入上の注意 ※印のところは、該当するものを○で囲む。
研 修 歯 科 医 師 募 集 用
京都第一赤十字病院研修歯科医師採用試験受験申込書
ふりがな
性別
氏
男・女
名
大学
学部
卒
最終学歴
年
月
業
日
卒業見込
〒
現住所
☎
携帯
E-mail
※
受験票送付先
〒
☎
※ 応募締切り後に発送予定です。確実に受け取れる連絡先を記入して下さい。
関係書類を添えて、受験申し込みいたします。
平成
年
月
日
京都第一赤十字病院
院 長
依 田 建 吾 様
氏
名
印
管理棟案内図
・管理者室
・総合事務室
・図書室
・多目的ホール
・メモリアルホール
5階
2階
く 5
だ階
さへ
いお
上
が
り
1階
・看護
専門学
校
・総合医局
3階
・看護
専門学
校
・看護部
・研修医師室
4階
・MEセンター
・解剖室
・霊安室
・看護
専門学
校
・外来(診察室)
・RI検査室
・コンビニ
・カフェ
・ヘアーサロン
※赤いラインをたどってお進みください。
なお、公共の交通機関、タクシーなどでお越しいただきますよう、お願いいたします。
京都第一赤十字病院
歯科医師臨床研修プログラム
京都第一赤十字病院
1.施
・病院の特徴
設 概 要
当院は、京都市内の急性期医療を担う主要な基幹病院で、許可病床数 666 床、
常勤職員数約 1,200 名からなります。救命救急センター、脳卒中センター、腎
透析センター、消化器センターを擁しており、24 時間・365 日体制で様々な緊
急手術・血管造影・内視鏡処置・血液浄化などの高度専門医療に対応ができる
のが特徴です。
また、総合周産期母子医療センターを擁し、京都府下の成育医療の中心的機
能を担っております。がん診療におきましても、京都府のがん診療連携拠点病
院の1つとして、手術治療・化学療法・放射線療法・緩和治療の大きな実績を
誇っております。そして、京都府の災害医療の中心となる基幹災害医療センタ
ーに指定され、災害患者受け入れ・DMAT チーム派遣の体制を整えており、多方
面にわたり、いつでも社会貢献できる精神を有した医療機関です。
・病院名
京都第一赤十字病院
・開設者名
日本赤十字社
・管理者名
院長 依 田
・所在地
〠605-0981 京都市東山区本町15丁目749番地
・電話番号
075-561-1121(代表)
建 吾
075-561-6308(FAX)
・所管保健所名 京都市東山保健所
・交通関係
JR奈良線東福寺駅・京阪東福寺駅 から徒歩5分
京都市バス 東福寺バス停前
・病床数
許
可
病
床
数
総数
一般
結核(休床中)
精神
伝染
666
662
4
0
0
(平成 28 年 4 月現在)
・標榜診療科
内科、糖尿病・内分泌・リウマチ内科、血液内科、消化器内科、循環器内科、
脳神経内科、呼吸器内科、腎臓内科、泌尿器科、外科、乳腺外科、小児外科
呼吸器外科、形成外科、心臓血管外科、整形外科、脳神経外科、小児科、
新生児内科、産婦人科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、精神科、放射線診断科、
放射線治療科、歯科口腔外科、麻酔科、救急科、リハビリテーション科、緩和ケア内科、
病理診断科
・常勤職員数
職種
医師
歯科医師
歯科衛生士
看護職員
その他
計
人員数
200
3
2
734
291
1,230
(平成 28 年 4 月現在)
・歯科患者数
平成 27 年度1日平均入院患者数
5.5 人
平成 27 年度1日平均外来患者数
41.1 人
1
2.研修プログラムの概要
(1)目的と特徴
当院研修プログラムは、大学歯学部や歯科大学で修得した基礎的知識を臨床応
用する能力を養い、厚生労働省が提示した「歯科医師臨床研修の到達目標」に到
達達成することが目標である。
(2)研修プログラムの名称及びプログラム責任者
プログラム名称
:京都第一赤十字病院歯科医師臨床研修プログラム
プログラム責任者兼指導医 :歯科口腔外科部長
堀 智範
プログラム参加施設とその概要
:京都第一赤十字病院
:京都市東山歯科医師会所属
岡村歯科医院
(研修実施責任者兼指導担当者:岡村 泰介)
(3)プログラムの管理運営体制
研修プログラムの管理運営は、歯科医師研修管理委員会が行う。委員会は、必
要に応じて開催することとし、研修歯科医師の指導方針と評価及びプログラムを
計画する。
(4)研修歯科医師の定員:1名
(5)募集・選考・採用方法
公募により募集し、筆記試験(歯科全般)
、面接により採用者を決定する。
※マッチングにより最終決定を行う。
(6)研修期間:1年
(7)処
遇
身 分
:常勤
研修手当:248,000 円
夏期及び年末には、謝礼として、それぞれ 150,000 円支給
住居手当として、最高 28,500 円まで該当者に支給
通勤手当を該当者に支給
臨時服務手当:6,000 円/1 回
勤務時間:8 時 30 分~17 時 06 分 時間外勤務なし
当 直
:なし
宿 舎
:なし
病院内の室:あり
社会保険:健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険適用
健康診断:年2回あり
歯科医師賠償責任保険:自己負担にて加入
外部の研究活動:学会出張時1名あたり年間 74,000 円の範囲内で旅費を支給
2
(8)カリキュラム
①
期間割と研修歯科医師配置予定
②
研修内容と到達目標
③
教育に関する行事
別紙カリキュラムによる。
別紙カリキュラムによる。
◎研修開始の初めに次のオリエンテーションを行う。
・研修歯科医師の心得
・病歴管理と診療録の書き方
・保険歯科医療の実際について
・手術室の研修
・X線等の画像診断機器の研修
・薬剤の使用方法
・臨床検査の心得と検査用具・種類・指示の方法
・医療社会事業部の研修
・地域保健・医療について
◎回診・抄読会・カンファレンス・症例検討会はカリキュラムのとおり参加
すること
④
指導体制
研修歯科医師は、指導歯科医の直接的指導の下で、あるいは指導歯科医の
指導の下で、指導歯科医以外の歯科医(いわゆる上級歯科医)とともに診療
チームを形成して研修を行う。プログラム責任者は、指導歯科医と密接な連
携をとり研修歯科医のプログラム進行状況の把握(管理)及びアドバイス(相
談)を行う。
(9)研修医評価
研修歴・受持症例名簿は別紙カリキュラムのものを利用する。また、評価表は
厚生労働省が提示した「歯科医師臨床研修の到達目標」を利用する。これらの書
類は指導医が随時点検し、更に歯科医師研修管理委員会が審査する。
(10)プログラム修了認定
1年間の臨床研修プログラムを終了した時は、歯科医師研修管理委員会が審査認
定し、研修管理委員長が臨床研修修了証を交付する。研修期間が1年に満たな
い場合は研修した期間の証明書を発行する。
(11)プログラム修了後のコース
①個人の選択に任せる。
②研修歯科医師の希望により他病院に就職する。
3
3.研修歯科医師臨床研修カリキュラム
(1)期間割と研修歯科医師配置予定
○ 入局後約3ヶ月まで
・
月、火、水、木曜日午前、新患担当医師のもとに、新患の診断、治療方針の決定に
ついて学習する。午後は診療介助。
・
金曜日は中央手術室及び外来手術の助手を務める。
・
入院患者を主治医の助手として受け持ち、患者の管理について学習する。
○ 入局後3ヶ月以後
・
一日数人の患者を受け持ち、指導医の管理下にて診療を行う。
・
輪番で行っている産婦人科及び糖尿病教室の歯科予防教室に参加し、患者教育を行
う。
・
地域保健・医療の研修として、京都市東山歯科医師会所属の岡村歯科医院へ研修に
2週間赴く。
(2)研修内容
基本的に歯科領域全般にわたる研修を目的としている。
○ 歯科(保存修復、歯内療法、補綴)
・
特に有病者、障害者の歯科治療
・
小児歯科
○ 矯正歯科
・
MTM
○ 歯周疾患
・
初期治療から歯周外科まで
○ 顎関節疾患(顎関節症、脱臼など)
・
MRI、各種X線の画像診断及び治療
○ 口腔外科
・
抜歯、歯根端切除術などの各種小外科手術(外来)
・
口腔粘膜疾患、嚢胞性疾患、腫瘍、炎症性疾患
・
外傷(口腔損傷、歯牙損傷、歯槽骨・顎骨骨折)
・
顎堤形成術
○ その他
・
入院患者の管理
・
各種予防教育活動
・
地域保健・医療
4
(3)一般目標
・
患者中心の歯科診療を実施するために、医療面接についての知識、態度及び技能を
身に付け、実践する。
・
効果的で効率の良い歯科診療を行うために、総合治療計画の立案に必要な能力を身
に付ける。
・
歯科疾患と機能障害を予防・治療・管理するために、必要な基本的技術を身に付け
る。
・
一般的な歯科疾患に対処するために、応急処置を要する症例に対して、必要な臨床
能力を身に付ける。
・
一般的な歯科疾患に対処するために、高頻度に遭遇する症例に対して、必要な臨床
能力を身に付ける。
・
歯科医師の社会的役割を果たすため、必要となる医療管理・地域医療に関する能力
を身に付ける。
・
歯科診療を安全に行うために、必要な救急処置に関する知識、態度及び技能を習得
する。
・
円滑な歯科診療を実施するために、必要な医療安全・感染予防に関する知識、態度
及び技能を習得する。
・
自ら行った治療の経過を観察評価するために、診断及び治療に対するフィードバッ
クに必要な知識、態度及び技能を習得する。
・
生涯研修のために必要な専門的知識や高度先進的技術を理解する。
・
適切な歯科診療を行うために、必要となるより広範囲な歯科医師の社会的役割を理
解する。
・ 歯科診療を適切に行うために、地域医療についての知識、態度及び技能を習得する。
(4)到達目標
本プログラムは上記の一般目標を達成できるように、研修項目を以下の通り設定し、各
項目の知識・態度・技能について研修を行う。
①基本習熟コース
1)医療面接…別紙 1
・コミュニケーションスキルを実践する。
・病歴(主訴、現病歴、既往歴及び家族歴)聴取を的確に行う。
・病歴を正確に記録する。
・患者の心理・社会的背景に配慮する。
・患者・家族に必要な情報を十分に提供する。
・患者の自己決定を尊重する。
(インフォームドコンセントの構築)
・患者のプライバシーを守る。
・患者の心身における QOL に配慮する。
・患者教育と治療への動機付けを行う。
2)総合診療計画…別紙 1
・適切で十分な医療情報を収集する。
・基本的な診察・検査を実践する。
5
・基本的な診察・検査の所見を判断する。
・得られた情報から診断する。
・適切と思われる治療法及び別の選択肢を提示する。
・十分な説明による患者の自己決定を確認する。
・一口腔単位の治療計画を作成する。
3)予防・治療基本技術…別紙 2
・基本的な予防法の手技を実施する。
・基本的な治療法の手技を実施する。
・医療記録を適切に作成する。
・医療記録を適切に管理する。
4)応急処置…別紙 2
・疼痛に対する基本的な治療を実践する。
・歯・口腔及び顎顔面の外傷に対する基本的な治療を実践する。
・修復物、補綴装置等の脱離と破損及び不適合に対する適切な処置を実践する。
5)高頻度治療…別紙 3
・齲蝕の基本的な治療を実践する。
・歯髄疾患の基本的な治療を実践する。
・歯周疾患の基本的な治療を実践する。
・抜歯の基本的な処置を実践する。
・咬合・咀嚼障害の基本的な治療を実践する。
6)医療管理・地域医療…別紙 3
・保険診療を実践する。
・チーム医療を実践する。
・地域医療に参画する。
②基本習得コース
1)救急処置…別紙 4
・バイタルサインを観察し、異常を評価する。
・服用薬剤の歯科診療に関連する副作用を説明する。
・全身疾患の歯科診療上のリスクを説明する。
・歯科診療時の全身的合併症への対処法を説明する。
・一次救命処置を実践する。
・二次救命処置の対処法を説明する。
2)医療安全・感染予防…別紙 4
・医療安全対策を説明する。
・アクシデント及びインシデントを説明する。
・医療過誤について説明する。
・院内感染対策を説明する。
・院内感染対策を実践する。
3)経過評価管理…別紙 5
・リコールシステムの重要性を説明する。
・治療の結果を評価する。
・予後を推測する。
4)予防・治療技術…別紙 5
6
・専門的な分野の情報を収集する。
・専門的な分野を体験する。
・POSに基づいた医療を説明する。
・EBMに基づいた医療を説明する。
5)医療管理…別紙 6
・歯科医療機関の経営管理を説明する。
・常に、必要に応じた医療情報の収集を行う。
・適切な放射線管理を実践する。
・医療廃棄物を適切に処理する。
6)地域医療…別紙 6
・地域歯科保健活動を説明する。
・歯科訪問診療を説明する。
・歯科訪問診療を体験する。
・医療連携を説明する。
(5)研修を実施するに当たり、特に工夫していること
当院の特色として、救命救急センターがあり、口腔顎顔面外傷をはじめとする救急症例
の研修に重点を置いている。病院歯科として、病診連携や院内他科との協力も研修の一
環としている。研修期間中の学会発表等の学術面での活動も奨励している。基本的に全
方面に習熟した歯科医師の育成を目標としている
(6)その他
○ 教育に関する行事
・
毎週木曜日歯科症例検討会
・
院内救急カンファレンスへの参加、各種学術講演会への参加など
○ 研修歯科医師評価
評価表についてABCDEの5段階の評価をする。
A :
確実にできる
B :
できる
C :
ある程度できる
D :
あまりできない
E :
ほとんどできない
7
別紙1
到達目標
研修内容
必要な
症例数
医療面接
【一般目標】
患者中心の歯科診療を実施す
るために、医療面接についての
知識、態度及び技能を身に付
け、実践する。
研修歯科医の
指導体制
指導歯科医・上
級歯科医が研修
歯科医に患者を
配当し、 研修歯
科医は指導歯科
医・上級歯科医
の指導の下、治
療を行う。(患者
配当型)
修了判定の評価基準
目標達成の基準として、
合計20例以上経験して
いることが必要。ただし、
①から⑧までの行動目標
ごとに最低3例以上経験
していることが必要。
【行動目標】
①コミュニケーションスキルを実
践する。
②病歴(主訴、現病歴、既往歴
及び家族歴)聴取を的確に行
う。
③病歴を正確に記録する。
④患者の心理・社会的背景に配
慮する。
⑤患者・家族に必要な情報を十 実際に患者に対し
て医療面接を行い 20症例
分に提供する。
実践する。
⑥患者の自己決定を尊重する。
(インフォームドコンセントの構
築)
⑦患者のプライバシーを守る。
⑧患者の心身におけるQOLに
配慮する。
⑨患者教育と治療への動機付
けを行う。
総合診療計画
【一般目標】
効果的で効率の良い歯科診療
を行うために、総合治療計画の
立案に必要な能力を身に付け
る。
指導歯科医・上
級歯科医が研修
歯科医に患者を
配当し、 研修歯
科医は指導歯科
医・上級歯科医
の指導の下、治
療を行う。(患者
配当型)
目標達成の基準として、
合計10例以上経験して
いることが必要。ただし、
①から⑦までの行動目標
ごとに最低2例以上経験
していることが必要。
【行動目標】
①適切で十分な医療情報を収
集する。
②基本的な診察・検査を実践す
る。
③基本的な診察・検査の所見を
実際に患者に対し
判断する。
④得られた情報から診断する。 て計画を作成し、 10症例
⑤適切と思われる治療法及び別 検査・診療を実施
の選択肢を提示する。
する。
⑥十分な説明による患者の自己
決定を確認する。
⑦一口腔単位の治療計画を作
成する。
別紙2
指導歯科医・上
級歯科医が研修
歯科医に患者を
配当し、 研修歯
科医は指導歯科
医・上級歯科医
の指導の下、治
療を行う。(患者
配当型)
予防・治療基本技術
【一般目標】
歯科疾患と機能障害を予防・治
療・管理するために、必要な基
本的技術を身に付ける。
目標達成の基準として、
合計10例以上経験して
いることが必要。ただし、
①から④までの行動目標
ごとに最低3例以上経験
していることが必要。
【行動目標】
①基本的な予防法の手技を実
施する。
②基本的な治療法の手技を実
実際に患者に対し
施する。
③医療記録を適切に作成する。 て予防処置、およ
10症例
④医療記録を適切に管理する。 び治療を行い診療
記録を作成する。
応急処置
【一般目標】
一般的な歯科疾患に対処する
ために、応急処置を要する症例
に対して、必要な臨床能力を身
に付ける。
指導歯科医・上
級歯科医が研修
歯科医に患者を
配当し、 研修歯
科医は指導歯科
医・上級歯科医
の指導の下、治
療を行う。(患者
配当型)
目標達成の基準として、
合計10例以上経験して
いることが必要。ただし、
①から③までの行動目標
ごとに最低3例以上経験
していることが必要。
【行動目標】
①疼痛に対する基本的な治療
を実践する。
②歯・口腔及び顎顔面の外傷
に対する基本的な治療を実践
実際に患者に対し
する。
10症例
③修復物、補綴装置等の脱離と て応急処置を行う。
破損及び不適合に対する適切
な処置を実践する。
別紙3
指導歯科医・上
級歯科医が研修
歯科医に患者を
配当し、 研修歯
科医は指導歯科
医・上級歯科医
の指導の下、治
療を行う。(患者
配当型)
高頻度治療
【一般目標】
一般的な歯科疾患に対処する
ために、高頻度に遭遇する症例
に対して、必要な臨床能力を身
に付ける。
目標達成の基準として、
合計30例以上経験して
いることが必要。ただし、
①から⑤までの行動目標
ごとに最低3例以上経験
していることが必要。
【行動目標】
①う蝕の基本的な治療を実践す 1) レジン修復
る。
2) インレ一修復
5症例
②歯髄疾患の基本的な治療を
実践する。
1) 抜髄処置
2)感染根管処置
5症例
③歯周疾患の基本的な治療
を実践する。
1) 歯科保健指導
2)スケーリング・
ルートプレ一ニング 5症例
3)歯周外科治療の
補助
④抜歯の基本的な処置を実践
する。
1)永久歯抜歯
2)埋伏歯抜歯
⑤ 咬合・咀嚼障害の基本的な
治療を実践する。
1) 歯冠補綴治療
2)部分床義歯治療
3)全部床義歯治療
10症例
5症例
指導歯科医・上
級歯科医が研修
歯科医に患者を
配当し、 研修歯
科医は指導歯科
医・上級歯科医
の指導の下、治
療を行う。(患者
配当型)
医療管理・地域医療
【一般目標】
歯科医師の社会的役割を果た
すため、必要となる医療管理・
地域医療に関する能力を身に
付ける。
目標達成の基準として、
合計5例以上経験してい
ることが必要。ただし、①
から③までの行動目標ご
とに最低2例以上経験し
ていることが必要 。
【行動目標】
①保険診療を実践する。
②チーム医療を実践する。
③地域医療に参画する。
院内・院外のチー
ム医療に参加す
る。
5症例
別紙4
到達目標
研修内容
必要な
研修歯科医の
修了判定の
症例数
指導体制
評価基準
各研修歯科医を
担当する指導歯科
医・上級歯科医を
決め、 レポート作
成の際にサポート
等を行う。
レポートは指導歯
科医が評価を行
い、 目標達成の
基準として、評価
がC以上のレポー
トを1例以上提出
することが必要。
各研修歯科医を
担当する指導歯科
医・上級歯科医を
決め、 レポート作
成の際にサポート
等を行う。
レポートは指導歯
科医が評価を行
い、 目標達成の
基準として、評価
がC以上のレポー
トを1例以上提出
することが必要。
救急処置
【一般目標】
歯科診療を安全に行うため
に、必要な救急処置に関する
知識、態度及び技能を習得
する。
【行動目標】
①バイタルサインを観察し、
異常を評価する。
②服用薬剤の歯科診療に関
連する副作用を説明する。
③全身疾患の歯科診療上の 定期的な勉強会の
1症例
リスクを説明する。
開催、院内研修会
(レポート)
④歯科診療時の全身的合併
への参加
症への対処法を説明する。
⑤一次救命処置を実践す
る。
⑥二次救命処置の対処法を
説明する。
医療安全・感染予防
【一般目標】
円滑な歯科診療を実施する
ために、必要な医療安全・感
染予防に関する知識、態度
及び技能を習得する。
【行動目標】
①医療安全対策を説明す
る。
②アクシデント及びインシデ
ントを説明する。
③医療過誤について説明す
る。
④院内感染対策を説明す
る。
⑤院内感染対策を実践す
る。
院内研修会およ
び院内カンファレ
ンスへの参加
1症例
(レポート)
別紙5
経過評価管理
【一般目標】
自ら行った治療の経過を観
察評価するために、診断及び
治療に対するフィードバック
に必要な知識、態度及び技
能を習得する。
各研修歯科医を
担当する指導歯科
医・上級歯科医を
決め、 レポート作
成の際にサポート
等を行う。
レポートは指導歯
科医が評価を行
い、 目標達成の
基準として、評価
がC以上のレポー
トを1例以上提出
することが必要。
各研修歯科医を
担当する指導歯科
医・上級歯科医を
決め、 レポート作
成の際にサポート
等を行う。
レポートは指導歯
科医が評価を行
い、 目標達成の
基準として、評価
がC以上のレポー
トを1例以上提出
することが必要。
【行動目標】
①リコールシステムの重要性
を説明する。
②治療の結果を評価する。
③予後を推測する。
随時上級歯科医と
ディスカッションを
行う。
1症例
(レポート)
予防・治療技術
【一般目標】
生涯研修のために必要な専
門的知識や高度先進的技術
を理解する。
【行動目標】
①専門的な分野の情報を収
集する。
②専門的な分野を体験する。
③POSに基づいた医療を説
明する。
④EBMに基づいた医療を説
明する。
文献・書籍・イン
ターネットなどから
情報収集を行い、
上級歯科医とディ
スカッションする。
1症例
(レポート)
別紙6
医療管理
【一般目標】
適切な歯科診療を行うため
に,必要となるより広範囲な歯
科医師の社会的役割を理解
する。
各研修歯科医を
担当する指導歯科
医・上級歯科医を
決め、 レポート作
成の際にサポート
等を行う。
レポートは指導歯
科医が評価を行
い、 目標達成の
基準として、評価
がC以上のレポー
トを1例以上提出
することが必要。
各研修歯科医を
担当する指導歯科
医・上級歯科医を
決め、 レポート作
成の際にサポート
等を行う。
レポートは指導歯
科医が評価を行
い、 目標達成の
基準として、評価
がC以上のレポー
トを1例以上提出
することが必要。
【行動目標】
①歯科医療機関の経営管理
を説明する。
②常に, 必要に応じた医療情
報の収集を行う。
③適切な放射線管理を実践
する。
④医療廃棄物を適切に処理
する。
医療管理関連セミ
ナーへ参加、文献
検索、レポートの
作成、グループ討
論
1症例
(レポート)
地域医療
【一般目標】
歯科診療を適切に行うため
に、地域医療についての知
識、態度及び技能を習得す
る。
【行動目標】
①地域歯科保健活動を説明
する。
病診連携懇話会
②歯科訪問診療を説明す
1症例
や院内研修会・カ
る。
ンファレンスへの参 (レポート)
③歯科訪問診療を体験す
加
る。
④医療連携を説明する。