上小トピックス

上小トピックス
平成28年7月6日
No.41
水泳部 壮行会
~北島選手から学ぶ~
上小水泳部は、大会の優勝をめざす「選手コース」と 25m を確実に泳ぐことをめざす
「チャレンジコース」に分かれて練習しています。
6 日、児童会主催で市内水泳大会に臨む水泳部の壮行会が行われました。全校で、♪燃
~えろよ燃えろ!がんばろう!!♪と代表選手となる人たちを元気よく応援しました。
さて、1ヶ月後はブラジルのリオデジャネイロでオリンピックが始まっています。この
オリンピックの出場がかなわず「悔いはない」と現役引退した北島康介選手の小学校時の
作文(卒業文集)をネットで見つけました。スイミングスクールで泳ぐ力を鍛えた北島選
手ですが、小学校のプールでも誠実に取り組んでいたことが伝わってきました。
最後に残した三十六・三
北島康介
「僕は水泳をならっている。速くなろうとしている。そして大きな大きな夢ももっている。それは
速くなって、国際大会でメダルと取り、日本の代表選手に選ばれて、オリンピックに出る事だ。そ
の夢に向かって一歩一歩近づいていきたいと、ぼくは毎日プールに行って泳ぎ続けている。
でも学校のプールは少し違う。学校のプールはまず速く泳ぐ事だけではない。そして速くなる
事でもない。自分のみを守るためであるという事を僕は頭にたたきこんでいる。勿論速くなり、自
分のベストをつくしていい結果が生まれればそれはいいと思う。もしそうでなかったら、水泳はと
ても不思議なスポーツである。僕はこの六年間でこのような事を勉強したのだ。
『三十六・三』
この記録は小学校最後の記録会で出したタイムだ。きっとずっとずっと心に残る僕のタイムだと思
う。今まで速く泳げるようになれたのは、この学校のプールがあったからであり、速く泳ぐ事だけ
でないという事を知ったのもこの学校のプールがあったからだ。自己ベストより遅いけれども僕は
このタイムに一つの不満も持っていない。それはぼくにとってとても楽しかった学校のプールで出
した大切なタイムだからだ。」
サラダ記念日
7月6日はサラダ記念日だそうです。俵万智さんの歌集『サラダ記念日』の一首、「こ
の味がいいねと君が言ったから 七月六日はサラダ記念日」が由来です。この歌集がきっ
かけで短歌ブームがおき、また「記念日」という言葉が一般に広まりました。
実は、俵万智さんが鶏の唐揚げをちょっと工夫してカレー味にした
ら、「お、これいいな」とボーイフレンドに褒められたことがきっか
けで、この歌がつくられたそうです。
忙しい学期末を迎えていますが、日々ゆとりを持ち、日常のささや
かなことに幸せと感じとることができるといいなと思っています。