○青木 俊昭 ○学位 商学修士 ○教育研究業績 事項 年月 概要 平成18年度~:WebClass(elearning)システムによる教材配 H18.4~ 布等を実施。 e-learningシステムによる授業用教 材、サブノートの配布およびレポート課 題の提示、出席管理システム確認 を利用した授業運営を実施。 平成14年度~:教材提出用ドラ H14.4~ イブの利用 コンピュータ実習室および一般教 室から教材提出用ドライブへのア クセスを通じて、作業課題やレポー ト課題の提出を実施。 平成13年度~: コンピュータと プロジェクターによる教材の提 H13.4~ 示ならびにサイトでの課題提示 と添付メールでの提出 これまでの手書きの板書に代え て、Wordワープロ入力文書・パ ワーポイントによる作成した文書お よび表計算ソフトによる図表をノー ト型パソコンよりビデオプロジェク ターに出力し、大型スクリーンに投 影することで授業を行った。また、 レポート等の提出課題を、まず、担 当授業科目の関連サイトに掲示 し、それを受講生にダウンロードさ せることで課し、受講生が作成した レポート等の課題を添付メールで 提出させた。これにより、受講生は 自ずとパソコンを利用したファイル およびメールの操作技法を修得で きることになる。 作成した教科書,教材 経済の論理Ⅰ・Ⅱ、経済学(経 済学概論)、情報分析Ⅱ、流通 産業論、流通情報論、交通産業 論、ビジネスロジスティックス(物 流情報)論:授業内容のワープ ロ文書化、各種関連データの表 計算ソフトによる図表作成 前期・後期とも各授業に関連する テキスト、資料、教材を作成した。 従来板書用にWord文書として作成 したノート等の資料を基にして、授 業用サブノートを作成し、WebClass (e-learningシステム)へのアクセス により学生に配布した。受講生は、 これらのサブノート等をダウンロー ドし、プリントアウトすることで授業 での使用が可能なようにした。 その他 「学生による授業評価アンケート」 を実施 H12.7,H13 平成12年度開始以来、計30回実 ~H28.1 施。 発行又は発表の年月 年度 教育上の 能力に関 教育方法の実践例 する事項 ○著書・研究論文 著書、学術論文等の名称 学術論文 モンゴルにおける経済体制と 共著 銀行制度について H23.3 発行所、発表雑誌等又は発表学会 概要 等の名称 東京情報大学研究論集Vol.14 No.2 p p.86~110 本稿は、21世紀になり、モンゴルが従 来の社会主義国家から新たに資本主 義国家へと移行をはかる過程で生じた 金融環境を巡る問題を取り扱ってい る。モンゴルでは、経済成長を模索す る中で、これまでとは異なる産業を育 成し、構造を転換させることが急務であ る。そうした中で、モンゴルは諸外国か らの経済的な影響を受けながらも、独 自の改革を進めてきた。本稿は、とり わけ、アメリカで発生した「サブプライム ローン問題」の影響を考察の対象とし、 モンゴルにおける銀行業務のリスクに 関する問題点を検出すること、および 銀行システムをめぐるいくつかの重要 な問題を解決することを目的にしてい る。とはいえ、本論では、銀行業務のリ スクだけに主眼をおくのではなく、最初 にモンゴル経済に関して概略を描くこと を試みている。 著書、学術論文等の名称 発行又は発表の年月 グローバル化の進展と流通業 単著 の現状 米資本の参入と大店法の廃 止 単著 年度 発行所、発表雑誌等又は発表学会 概要 等の名称 H22.12 本稿では、グローバル経済の段階にお ける日本の大企業の国際展開の現 状、とりわけアジアへの展開を視野に 据えて、メーカーの動向のみならず、製 品を輸入・販売する小売業の消費者に 中小企業家同友会全国協議会企 対する動向を探るという観点から流通 業環境研究センター、『企業環境研 業の抱える課題ついて検討を加えてい 究年報』第15号「グローバル化の る。さらに、日本の流通業の構造変化 進展と流通業の現状」 pp.31~51 を踏まえ、中小小売・卸売業の現状に 対する取り組みの課題を提示した。ま た、ショッピングセンターやネット通販な どの取り組みと現状を明らかにし、デフ レ経済の下での売り上げ不振などの意 義を指摘した。 H22.6 新日本出版社『経済』6月号、 No.177、pp.100~107 本論では、日本の流通業を検討の対 象にしている。1980年代半ばの「プラザ 合意」以降の円高容認、さらには、 1989年の「日米構造問題協議」を経 て、規制緩和が実施されたがその結果 流通業の構造がどのような変化を見せ たか、を解明している。そして、1990年 以降、アメリカを初めとして海外からの 日本市場への流通外資の参入が活発 化したことや、ショッピングセンターに代 表される大型複合商業施設のあり方に ついても、その意義を検討している。ま た、「デフレ不況」下での百貨店の統合 や、地方百貨店の閉店の動向につい ても言及した。
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