テキストP25の表より算出

情報社会論 2009
ジニ係数の年ごとの
変化について
地域教育分化学部 生活総合学科
情報システムコース
07210285 結縄郁弥
09/10/16
2005年度におけるデータ
(テキストP25の表より算出)
 穀物におけるジニ係数は0.132152という値にな
っており、これはテキストP23の図1-14の「不均等
な分配」から均等に近い形になっている。→穀物
などの生活必需品はこのような結果になるパター
ンが多く見られるようだ。
←ローレンツ曲線がより45度線
に近づくのが今回のケースであ
る。
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2005年度におけるデータpart2
(テキストP25の表より算出)
 教育におけるジニ係数は0.43869という値になっ
ており、これは穀物と比較して独占に近い「不均
等な分配」となっている。→生活において必需で
はないので裕福な層に需要があるためこうなる。
←ローレンツ曲線が橙色の線
の「独占」に近づくのが今回の
ケース
09/10/16
2008年度における穀物・教育それ
ぞれのジニ係数について(E-STAT
参考)
 穀物のジニ係数の値は0.186866で、教育のジニ
係数は0.662744となっている。
 穀物は多少均等から不均等のグラフに近い形に
変化しており、教育については前年よりさらに独
占に近い形に変化してきているということが結果
より読み取れた。
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2005と2008のジニ係数変化(エクセルでまとめ)
09/10/16
まとめ
 テキストとe-statにおける五分位表の階級の仕切
りの値が多少異なるためこのような結果が見られ
たのかもしれないが、基本的には予想通りに不
景気のためか様々な要素において、裕福層によ
る独占の進行化が起こっているようだ。
 教育がさらに独占に近い形になったのは納得が
いったが、親の給料と子の学力に比例関係があ
るという話なので、この形が進行しないことを望
むばかりである。
 穀物のジニ係数が上昇したのは仕切りの違いに
よるものであろうか、そうでないのなら主食が他
にシフトしているのではないだろうか。
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