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社会問題
職業問題
(引用・参考)フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/
(参考)富士通総研
http://jp.fujitsu.com/group/fri/report/economicreview/199807/page1.html
失業とは、仕事を失うことおよび働く意思も能力もあるのに仕事に
就けない状態を指す。
このように仕事がない状態を無職とも言う。
構造的失業
•労働者の需要に対し、労働供給が多すぎるために生じる失業
循環的失業
•景気の変動に伴って生じる失業で、需要不足失業とも呼ばれ
る
摩擦的失業
•企業間競争によって生じた失業者が自分と適した職探しを行
う時間がかかるために発生する失業。一時的な失業。
季節的失業
•季節的要因により発生する失業
潜在的失業
•仕事に就きたいと思っているが適当な仕事がないという理由
から、仕事を探すことをやめる失業。
自発的失業
•自己の意思により失業を選択している、あるいはよりよい労働
条件を求めて自分の意思で失業すること。
非自発的失業
•現行の賃金で就職を望んでいるにもかかわらず、自ら望まな
い形で失業していること。
失業者
働く意思と能力があるの
に仕事に就けない状態
にある人
就業意欲喪失者
仕事探しをあきらめた
ひと
伝統的な日本的経営のもとでは、企業は従業員の雇用
を守ることを企業の社会的使命の一つと考えている。
 人員整理、特に解雇をなるべく忌避し、ぎりぎりまで状
況を見極めようとするからである。


採用についても、大企業になるほど、慎重で計画性や
人員構成のバランスを重んじ、不要不急の採用は避け
る傾向にある。
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2009
(万人)
400
350
300
250
200
男女計
150
女
男
100
50
0
(年)
アメリカ合衆国
2003年 6% 2004年 5.5%

ドイツ
2003年 9.1%
2004年 9%
フランス
2003年 9.8%
2004年 10%
カナダ
2003年 7.6%
2004年



7.2%

以前の正規雇用に比べて雇用、解雇を行いやすいア
ルバイトや労働者派遣といった非正規雇用労働者の増
加を初めとする、労働形態の細分化および複雑化が進
行している昨今の状況においては、失業率の利用に十
分な注意を要する。

金融危機を発端とする世
界的不況で、派遣社員を
雇用する派遣事業者と締
結していた大規模な派遣
契約の打ち切りと、それ
に伴う派遣業者の解雇・
雇い止めのことである。

契約企業と直接の雇用
契約を結んでいない場
合、直接の雇用関係にあ
る期間工に比べて不安
定な雇用条件に置かれ
ている現実がある。

刑事、行政の罰則はないから民事で訴えるしかない。

訴えの費用に比して効果が少なく労働者が泣き寝入り
しているのが現状。

製造業においては派遣労働者を直接雇用することを迫
られる2009年問題もあるため、便乗して解雇を行って
いるのではないかとの指摘もある。