放射能クイズ 数理科 三澤夏実 放射線から身を守る基本 放射性物質から「 遠ざかる 」 放射性物質を「 閉じ込める 」 放射性物質から影響を受ける時間を 「 短くする 」 体内にある放射線 日本に暮らす人が1年間に浴びる自然放 射線の量は、宇宙線によるもの、大地か らの放射線によるもの、食べ物からのも のなど合わせて、約 1.4 ミリ・シー ベルト。 体内被曝をさけるために 放射線量の高い地域(放射性物質の多い 地域)から 待避 する。 小さな塵などを吸い込まないように、 マスク をする。 建物内に 待避 して、窓を閉め切り、 換気扇 も目張りする。 やむを得ず外出するときは、 車 に乗って 移動する。 ICRPとは 「国際放射線防護委員会」という、研究 者たちの組織である。 線量限度 ICRPの勧告に基づき、「これ以上の放射 線を浴びるとまずい」という限度を、実 効線量について、おおよそ次のように定 めている。 職業人は、1年あたり 50 ミリ・シーベ ルト、かつ5年間で100ミリ・シーベ ルト 一般の人は、1年あたり ベルト 1 ミリ・シー がんになる確率は? 一度に1シーベルトの放射線を浴びると、 がんで亡くなる人が7%増加する。 答えは5%です。 放射線の種類 放射能を持った物質から出る放射線には、 いくつかの種類があります。おもなもの は、α線、β線、 線です。 A:γ(ガンマ) B:σ(シグマ) C:μ(ミュー) α線の恐ろしさ α線は、紙でも遮ることができるほどに透 過力が弱いため、β線やγ線に比べ、38 倍危険である。 答えは20倍 以上。 終わり もっとわかる放射能放射線 http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/ebooks/radioactivity/i ndex.html#page=1
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