燃料資源の備蓄

燃料の在庫状況と輸入量
 燃料によって、国内在庫の状況は大きく異なる。
LNG、石油、石炭の1日当たりの輸入量
国内在庫日数
LNG
石油
石炭
約14日
LNG
6万トンの船舶が、毎日約4隻入港する規模
(約24万トン/日)
約170日
石油
30万トンの船舶が、毎日約2隻入港する規模
(約51万トン/日)
石炭
6万トンの船舶が、毎日約9隻入港する規模
(約52万トン/日)
約30日
※船舶規模は、それぞれの燃料を輸送する際に用いられる一般的なもの。
ウラン
約2.7年程度
※洋上在庫含まず、電力会社の発電用在庫(2013年度平均在庫日数等)で計算。
(電力調査統計等より作成)
※石油については「石油備蓄の現況」より作成(IEA基準)
http://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/016/pdf/016_008.pdf
準国産エネルギーとしての原子力
 ウランは石油、天然ガスに比べ供給地が比較的分散しており、供給安定性に優れる。
 原子力発電は、石油、天然ガス、石炭に比べ、同じ発電量を得るために必要となる燃料が少な
く、また、燃料交換後1年程度は発電を継続できるなど備蓄効果が高い。
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ウラン
約2.7年程度
LNG
約14日
石油
約170日
石炭
約30日
洋上在庫含まず、電力会社の発電用在庫
(2013年度平均在庫日数等)で計算。
※電力調査統計等より作成