不二家食品表示偽装発覚

第4章 輪読課題
プラム
あなたの身のまわりで集団圧力を感じる場面を挙げてください。
(1分)
その状況を改善するための解決策を考えてください。
(3分)
まとめ
組織のありうべきダークサイド
集団圧力
集団浅慮
集団凝集性
組織のありうべきダークサイド
集団圧力
集団浅慮
集団凝集性
組織のありうべきダークサイド
集団圧力
集団浅慮
集団凝集性
株式会社不二家
2007年
食品表示偽装発覚
賞味期限切れの牛乳を使った
シュークリームを製造
工場の操業停止や洋菓子店の
休業などに追い込まれる
同族経営による隠ぺい
不二家食品表示偽装問題
不二家食品表示偽装発覚
今回の問題では同族経営による隠ぺい体質
が批判されたが、創業家一族の藤井氏が問
題を発覚させないように当初から決めてい
た。報告書は不二家の同族経営について
「問題発生と信頼失墜の重要な背景となっ
ていることは否定できない」と指摘した。
同族経営に関連して「社員からすれば創業
家の圧倒的威厳を背景とした一族支配に対
し、意見や提案を行いにくい雰囲気があっ
た」と指摘。
当時の経営陣の意識には「埼玉工場の衛
生管理に問題意識は持っていたものの、原
材料の保管状況などは積極的にみようとし
なかった」とし、「衛生管理よりもコスト
ダウンや生産性向上を重視する傾向があっ
た」と問題視した。郷原議長は30日の記
者会見で、不二家の対応について「問題
た」
不二家食品表示偽装問題
不二家食品表示偽装発覚
今回の問題では同族経営による隠ぺい体質
が批判されたが、創業家一族の藤井氏が問
題を発覚させないように当初から決めてい
た。報告書は不二家の同族経営について
「問題発生と信頼失墜の重要な背景となっ
ていることは否定できない」と指摘した。
同族経営に関連して「社員からすれば創業
家の圧倒的威厳を背景とした一族支配に対
し、意見や提案を行いにくい雰囲気があっ
た」と指摘。
当時の経営陣の意識には「埼玉工場の衛
生管理に問題意識は持っていたものの、原
材料の保管状況などは積極的にみようとし
なかった」とし、「衛生管理よりもコスト
ダウンや生産性向上を重視する傾向があっ
た」と問題視した。郷原議長は30日の記
者会見で、不二家の対応について「問題
た」
不二家食品表示偽装問題
不二家食品表示偽装発覚
今回の問題では同族経営による隠ぺい体質
が批判されたが、創業家一族の藤井氏が問
題を発覚させないように当初から決めてい
た。報告書は不二家の同族経営について
「問題発生と信頼失墜の重要な背景となっ
ていることは否定できない」と指摘した。
同族経営に関連して「社員からすれば創業
家の圧倒的威厳を背景とした一族支配に対
し、意見や提案を行いにくい雰囲気があっ
た」と指摘。
当時の経営陣の意識には「埼玉工場の衛
生管理に問題意識は持っていたものの、原
材料の保管状況などは積極的にみようとし
なかった」とし、「衛生管理よりもコスト
ダウンや生産性向上を重視する傾向があっ
た」と問題視した。郷原議長は30日の記
者会見で、不二家の対応について「問題
た」
不二家食品表示偽装問題
不二家食品表示偽装発覚
今回の問題では同族経営による隠ぺい体質
が批判されたが、創業家一族の藤井氏が問
題を発覚させないように当初から決めてい
た。報告書は不二家の同族経営について
「問題発生と信頼失墜の重要な背景となっ
ていることは否定できない」と指摘した。
同族経営に関連して「社員からすれば創業
家の圧倒的威厳を背景とした一族支配に対
し、意見や提案を行いにくい雰囲気があっ
た」と指摘。
当時の経営陣の意識には「埼玉工場の衛
生管理に問題意識は持っていたものの、原
材料の保管状況などは積極的にみようとし
なかった」とし、「衛生管理よりもコスト
ダウンや生産性向上を重視する傾向があっ
た」と問題視した。郷原議長は30日の記
者会見で、不二家の対応について「問題
た」
高い凝集性
組織の構造的欠陥
P90
図4-1
先行条件
集団浅慮の先行条件、症状、帰結
集団浅慮の症状
高い凝集性
タイプⅡ
閉鎖的な発想法
組織の構造的欠陥
P90
図4-1
先行条件
集団浅慮の先行条件、症状、帰結
集団浅慮の症状
欠陥のある意思決定
の症状
高い凝集性
タイプⅡ
閉鎖的な発想法
組織の構造的欠陥
手元にある情報を都合
よく選択的に処理する
P90
図4-1
先行条件
集団浅慮の先行条件、症状、帰結
集団浅慮の症状
欠陥のある意思決定
の症状
高い凝集性
タイプⅡ
閉鎖的な発想法
手元にある情報を都合
よく選択的に処理する
組織の構造的欠陥
成果が生まれる確率の低下
不祥事後の対処
藤井氏は問題発覚後、引責辞任を表明。1月22日に
後任社長に創業家以外では初めて 桜井康文氏が就任した。
同族経営からの脱却!新しい経営体制へ!!
櫻井康文社長の改革
「外部から不二家を変える」改革委員会を設立
「外部から不二家を変える」
委員会
集団圧力
従業員の意見が経営者に伝わる仕組みを構築
櫻井康文社長の改革
山﨑製パンとの提携
新ブランドでコンビニ・量販店
などに販路を拡大
法令順守・情報開示
マニュアルの見直し、
工場の衛生管理の徹底
2010年3月期決算で54億円の赤字から
5億円の黒字を計上!
ご静聴ありがとうございました!!
同族経営の背景
不二家は代々同族経営であった。5代目の俊一社長は前社長でファミリー
経営をやめようとしていた。能力のある人にポジションを与える姿勢だっ
た。
しかしそれをいやがる藤井ファミリーが組んで俊一社長を降ろし林太郎を
社長にした。
つい最近まで社長をしていたのが林太郎だ。それによって藤井ファミリー
経営が続くことが決定し、藤井家の人は能力が無くてもいいポジションを
与えられた。
社内の士気が下がり怪文書が社内を飛び交うようになる。