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国立天文台,京大理^A^,法大工^B^,東大理^C^,JAXA-ISAS^D^,NASA^E^,阪市大理^F^,京大基研^G^,
KEK^H^,早大理工^I^,弘前大理工^J^,東大地震研^K^,産総研^L^,名大理^M^,NICT^N^,Univ. of Wisconsin^O^,近大理工
^P^,電通大レーザー研^Q^,JAXA^R^,お茶大院^S^,東経大経営^T^,理研^U^,東大総合文化^V^,新潟大工^W^,東大宇宙線
研^X^,新潟大理^Y^,近大KLC^Z^,AEI^AA^,Lancaster Univ.^AB^,Univ. of Birmingham^AC^,ぐんま天文台^AD^,広大理
^AE^,Liverpool JMU^AF^,立教大理^AG^,京大人環^AH^,大工大情報^AI^,Caltech^AJ^,Univ. Tuebingen^AK^,日大^AL^,
長岡技科大経営情報^AM^,東大数物^AN^,阪大理^AO^,UWM^AP^,日大文理^AQ^,東理大^AR^,東工大理^AS^,無所属
^AT^,東大工^AU^,RIT^AV^,防衛大^AW^,日大生産^AX^,JAXA-Space Education Center^AY^,RRI^AZ^,東北大理^BA^,
東海大工^BB^,JAXA-JSPEC^BC^,東大新領域^BD^,京大生存研^BE^,APCTP^BF^
川村静児,安東正樹^A^,瀬戸直樹^A^,佐藤修一^B^,中村卓史^A^,坪野公夫^C^,船木一幸^D^,沼田健司^E^,神田
物理学会 @甲南大学
2009年9月10日
Sora
展行^F^,田中貴浩^G^,井岡邦仁^H^,高島健^D^,青柳巧介^I^,我妻一博^C^,浅田秀樹^J^,麻生洋一^C^,新井宏二,新谷昌人
^K^,池上健^L^,石川毅彦^D^,石崎秀晴,石徹白晃治^C^,石原秀樹^F^,市來淨與^M^,伊東宏之^N^,伊藤洋介^O^,井上開輝
^P^,上田暁俊,植田憲一^Q^,歌島昌由^R^,江尻悠美子^S^,榎基宏^T^,戎崎俊一^U^,江里口良治^V^,大石奈緒子,大河正志
^W^,大橋正健^X^,大原謙一^Y^,大渕喜之,岡田則夫,小野里光司^C^,河島信樹^Z^,川添史子^AA^,河野功^R^,木内建太
^I^,岸本直子^D^,國中均^D^,國森裕生^N^,黒田和明^X^,小泉宏之^D^,洪鋒雷^L^,郡和範^AB^,穀山渉^C^,苔山圭以子
^AC^,古在由秀^AD^,小嶌康史^AE^,固武慶,小林史歩^AF^,西條統之^AG^,齊藤 遼^C^,坂井真一郎^D^,阪上雅昭^AH^,
阪田紫帆里,佐合紀親^G^,佐々木節^G^,佐藤孝^W^,柴田大^V^,真貝寿明^AI^,杉山直^M^,鈴木理恵子^S^,諏訪雄大^C^,
宗宮健太郎^AJ^,祖谷元^AK^,高野忠^AL^,高橋走^C^,高橋慶太郎^M^,高橋忠幸^D^,高橋弘毅^AM^,高橋史宜^AN^,高橋
龍一^M^,高橋竜太郎,高森昭光^K^,田越秀行^AO^,田代寛之^A^,谷口敬介^AP^,樽家篤史^C^,千葉剛^AQ^,辻川信二^AR^,
常定芳基^AS^,豊嶋守生^N^,鳥居泰男,内藤勲夫^AT^,中尾憲一^F^,中澤知洋^C^,中須賀真一^AU^,中野寛之^AV^,長野重
夫^N^,中村康二,中山宜典^AW^,西澤篤志,西田恵里奈^S^,西山和孝^D^,丹羽佳人^AH^,能見大河^AU^,橋本樹明^D^,端山
和大^AA^,原田知広^AG^,疋田渉^AO^,姫本宣朗^AX^,平林久^AY^,平松尚志^X^,福嶋美津広,藤田龍一^AZ^,藤本眞克,二
間瀬敏史^BA^,細川瑞彦^N^,堀澤秀之^BB^,前田恵一^I^,松原英雄^D^,蓑泰志^AJ^,宮川治^X^,三代木伸二^X^,向山信治
^AN^,武者満^Q^,森澤理之^A^,森本睦子^BC^,森脇成典^BD^,八木絢外^A^,山川宏^BE^,山崎利孝,山元一広^AA^,柳哲文
^BF^,横山順一^C^,吉田至順^BA^,吉野泰造^AT^,若林野花^S^
DECIGOとは?
Deci-hertz Interferometer Gravitational Wave Observatory

LISAと地上検出器の帯域のギャップを埋める
超高感度の実現が可能!
10-18
Strain [Hz-1/2]

LISA
地上検出器
(e.g. LCGT)
10-20
DECIGO
10-22
10-24
白色矮星連星
からの重力波
雑音
10-4
10-2
100
102
Frequency [Hz]
104
日本の重力波検出実験の流れ
まずは、
LCGTで重力波初検出
⇒重力波天文学の創成
次に、
DECIGOで重力波の頻繁な検出
⇒重力波天文学の発展
DECIGO
LCGT
LCGTで重力波検出技術の熟成
その技術をDECIGO に応用
スペース重力波アンテナDECIGO
光共振器を使って感度を高める
アーム長:1000 km
ミラー直径:1 m
レーザー波長:532 nm
フィネス:10
レーザーパワー:10 W
ミラー質量:100 kg
鏡(浮いている)
光共振器
光検出器
光共振器
干渉計3台で1クラスター
レーザー
ドラッグフリー衛星
ドラッグフリー衛星と干渉計制御
ミラーと衛星間の変位信号
衛星B
ローカル
センサー
衛星A
ミラー
スラスター
アクチュエーター
ミラー間の変位信号
(重力波信号!)
スラスター
軌道とコンステレーション(案)
地球
背景重力波検出の
ため相関を取る
レコード盤軌道
太陽
角度分解能を上げる
DECIGOの目標感度と得られるサイエンス
10-19
巨大ブラック
ホール形成の
メカニズム解明
他にもいろいろ
なサイエンスが
可能!
10-20
10-21
合体
5年前
3ヶ月前
1 クラスター
10-22
⇒西澤、横山、
八木
10-23
10-24
10-25
2クラスター
相関解析
インフレーション
(3年間)
GW~210-16
インフレーション
10-26
の検証
10-3
10-2
10-1
1
10
周波数 [Hz]
合体
102
103
宇宙膨張の
加速度計測
⇒ダークエネル
ギーの制限
重力波で宇宙の産声を聞く
宇宙誕生
10 -43 秒
(プランク時間)
重力波
ニュートリノ
1秒
(陽子、中性子の形成)
電磁波
38万年
(晴れ上がり)
137億年
(現在)
DECIGO最大の目的
• インフレーション(宇宙誕生後10-35秒後)の直
接観測
– インフレーション存在の実証
– インフレーションモデルの正否の判断
– パリティの破れの検証
• 成功すればノーベル賞確実
力の雑音とセンサーノイズに対するリクワ
イヤーメント(LISA,LCGTとの比較)

力の雑音: LISAより50倍厳しい
– ストレインでほぼ同じ, 距離: 1/5000, 鏡の質量: 100

センサーノイズ: LCGTより30倍ゆるい
– ストレインでほぼ同じ, ストーレッジタイム: 30)
感度を上げる必要性


インフレーションからの重力波をより確実に
受けるには感度を数倍上げる必要がある?
パラメターの最適化が必要
– 感度の向上と技術的難しさの評価が必要
• 基線長: 長くすると、ストレインに対しては得だが、光
のロスが大きくなる
• 鏡のサイズ: 大きくすると光のロスを小さくできる
• 鏡の質量: 大きくすると輻射圧雑音を低減できる
ロードマップ
2009 10
ミ
ッ
シ
ョ
ン
11
12 13
14
15 16
22 23 24
R&D
製作
R&D
製作
SWIM
⇒穀山
17 18 19 20 21
DICIGOパスファインダー
(DPF) ⇒安東、佐藤、
要素技術の実証試験
ス
コ
ー
プ
衛星1台
アーム1本
26 27 28 29
R&D
製作
Pre-DECIGO
DECIGO
江尻、若林、正田、中村
目
的
25
最小限のスペックで
重力波検出
重力波天文学の発展
衛星間共振器の実現
衛星3台
干渉計1台
衛星3台
干渉計3台
×4クラスター
DECIGO暫定組織
代表: 川村 (国立天文台)
副代表: 安東 (京大理)
運営委員会
川村 (国立天文台),安東 (京大理),瀬戸 (京大理),中村 (京大理),
坪野 (東大理),佐藤 (法政大工),田中 (京大基研),船木 (JAXA/ISAS),
沼田 (Merryland),神田 (阪市大理),井岡 (KEK),高島 (JAXA/ISAS)
Pre-DECIGO
佐藤(法政大工)
検出器
サイエンス・データ
沼田 (Merryland)
安東 (京大理)
田中 (京大基研)
瀬戸 (京大理)
神田 (阪市大理)
衛星
船木 (JAXA/ISAS)
デザインフェーズ
DECIGO パスファインダー
ミッションフェーズ
リーダー: 安東 (京大理)
副リーダー: 高島 (JAXA/ISAS)
検出器
レーザー
上田
(国立天文台)
植田 (電通大)
武者 (電通大)
ドラッグフリー
ハウジング
佐藤 (法政大工)
森脇
(東大新領域)
坂井
(JAXA/ISAS)
スラスター
バス
船木
(JAXA/ISAS)
高島
(JAXA/ISAS)
データ
神田 (阪市大理)
研究協力等

LISA
– 第1回LISA-DECIGOワークショップ開催(平成20年11月)
– サポートレター

Stanford Univ.
– 帯電制御その他で共同研究 ⇒ MOU

NASA Goddard
– ファイバーレーザーの共同研究 ⇒ 検討開始

JAXA誘導制御グループ
– フォーメーションフライトの共同研究

東大ビッグバンセンター
– DECIGOがメインテーマの一つとなる

国立天文台・先端技術センター
– 協力体制についての検討、まもなく開始

UNISEC
– 研究協力の検討
最近の進展

第7回DECIGOワークショップ(2009年4月)
– 関連分野との融合の試み

DPF:小型科学衛星2号機不採択
– 2度目のヒアリングの最終候補の2つに残るも不
採択

新学術領域
– 地上と合同で出すも不採択

ホームページの開設
まとめ





DECIGOにより非常に頻度の高い重力波検
出が可能となる
それによりさまざまな新しいサイエンスが得ら
れる
DPFの打ち上げが最重要なステップ
そのために各研究機関との研究協力を行っ
ている
小型科学衛星3号機にぜひとも採択されたい