2016年度 社会福祉士国家試験対策 科目「保健医療サービス」 ・・・ 4/19、 4/26 保険診療の対象とならないもの 1. 評価療養 (先進医療等) 2. 選定療養(特別の病室への入院、歯科の金属材料等) 3. 不妊治療に要した費用 助成制度 財源別国民医療費 その他 とは 1.患者負担 2.原因者負担 公害健康被害の保障等に関する法律 健康被害救済制度による救済給付等 国民医療費の構造 平成25年度 国民医療費 診療報酬 DPC/PDPS 平成26年度診療報酬改定 1. 入院医療 2. 外来医療の機能分化・連携推進 3. 在宅医療の充実等 4. その他 保険医療機関 無料低額診療 実施機関 医療法 1. 医療提供施設 老人保健施設(1条の6) 特定機能病院(4条の2) 臨床研究中核病院(4条の3) 開設(管理)(10条~23条) 2. 医療を受ける者の居宅(在宅医療) 2 3. 入院診療計画書、退院療養計画書、退院支援計画書 良質な医療を提供する体制の 確保を図るための医療法等 の一部を改正する法律 2006年医療法改正 事例: 東海中央病院 保健医療2035~健康先進国へ(2015.6.) 3つのビジョン リーン・ヘルスケア~保健医療の価値を高める~ ライフ・デザイン~主体的選択を社会で支える~ グローバル・ヘルス・リーダー~日本が世界を牽引~ ビジョン実現のためのガバナンス 透明&説明責任のある保健医療システム 財政&提供体制のガバナンス改革 地域の実情に応じた分権的な仕組み 2025年の超高齢社会: 人口の約3分の1が高齢者、約320万人が認知症高齢者 一人暮らし高齢者が約680万世帯 対応: 家庭医・かかりつけ医によるプライマリケア 総合診療専門医制度の導入(H29)・・・キーワード:地域 医療の質の転換・・・OECDの評価と提言 地域の実情に応じた健康づくり 【 ① 】とは、一人ひとりの当事者が、自分なりの健康や幸せを実現しながら、結果として コミュニティ自体も豊かになっていく営み。 【 ② 】とは、高齢者も障害者も治らない疾患を抱えた人も子どもも若者も、誰もが包摂さ れ、自分らしく生き生きと幸せに暮らせる社会 【 ③ 】とは、動的に変化する状態であり、その時その時の状態は客観的な指標を使って 定量的に評価できる側面もあるものの、その本人の主観によって構築される部分が大きい。 【 ④ 】(1995)は、個人、組織、コミュニティという三レベルのエンパワーメントの関係は、 個人が意思決定の役割を担うことなどにより、組織内で自分たちの統御感を増大できるよ うになり、組織より大きなコミュニティレベルでの政策や決定、社会的・経済的資源の再配 分に影響を及ぼすことができるようになることを、エンパワメントと呼んだ。 【 ⑤ 】は、社会的絆によってつながり、見方や考え方を共有し、地域等の場において共同 活動に従事している多様な特徴をもつ人々の集団を、コミュニティと称した。 【 ⑥ 】は、「コミュニティをコミュニティたらしめている基礎」には、「地域性」と「コミュニティ 感情」がある。「コミュニティ感情」とは「われわれ感情」と「役割感情」と「依存感情」の3レベ ルがある。 【 ⑦ 】とは、命を支え合う仲間たちと手をつなぎ、生きる意欲をエンパワーするコミュニ ティ緩和ケアのチームリーダーであり、心に寄り添い、五感を駆使してつぶやきや願いを拾 い、緩和ケアの理念を持って緩和ケアプロジェクトを展開し、個人の人生を尊重し、医療・ 介護・家族・地域の人々を包括するチームケアをコーディネートする。 OECD「医療の質のレビュー」(2014.11.5.) プラマリケア 専門医 情報インフラの強化 患者とかかりつけ医の登録システム・・・財政的、継続的 病院医療 急性治療と長期療養 医療の質の管理と提供の全般的強化(ナショナルデータベース) 精神医療 治療の質、治療の指標 プライマリケアにメンタルヘルスを 高齢者の地域における新たなリハビリテーションの在り方 検討会報告書(2015.3.) 通所・訪問リハ・・心身機能、活動、参加のバランス欠く 高齢者のQOLの向上を一層めざすべき・・脱画一的 SPDCA(Survey-Plan-Do-Check-Act)サイクル 生活期リハビリテーションマネジメント 利用者主体の日常生活に着目した目標を設定し、多職種の連携・協働の下でその目標を 共有し、 利用者本人や家族の意欲を引き出しながら、適切なサービスを一体的・総合的に 組み合わせて、計 画的にリハビリテーションを進めてゆくために、改めてリハビリテーション のマネジメントを 再構築し、徹底する必要がある 地域リハビリテーション 定 義 障害のある人々や高齢者およびその家族が住み慣れたところで、そこに住む人々とともに、一生安全に、いきいきとした 生活が送れるよう、医療や保健、福祉及び生活にかかわるあらゆる人々や機関・組織がリハビリテーションの立場から協 力し合って行う活動のすべて。 活動指針 あらゆるライフステージに対応して継続的に提供できる支援システムを地域に作っていく 疾病や傷害が発生した当初より リハビリテーション・サービスを提供し、 効率的に継続できうる限り社会参加を可能にし、 生あるかぎり人間らしく過ごせるよう専門的サービスのみでなく 地域住民も含めた 総合的な支援を展開する。 一般の人々が 障害を負うことや年をとることを 自分自身の問題としてとらえられるよう啓発する 一般社団法人日本リハビリテーション病院・施設協会HPより リハビリにいう【 ⑧ 】とは、病気や障がいがあることは認めて、それと上手くやっていく 技能。 リハビリテーションとは、障害をもった人の「人間らしく生きる権利の回復」【 ⑨ 】のこと。 そのためには、本人に自立能力を高めるだけでなく、能力が正しく発揮され、評価される ような場を確保することが必要。 【 ⑩ 】は、リハビリテーション医学の父と呼ばれる。⑩は、リハビリテーションとは、人生 に年月(物理的時間)を継ぎ足すだけではなく、(延長された)年月に生命(Life)をつぎ込 むことである。 プライマリケア 定 義 身近にあって、何でも相談にのってくれる総合的な医療 基本特性: ACCCA 近接性Accessibility 継続性Continuity 包括性Comprehensiveness 協調性Coordination 説明責任Accountability 基本的内容 日常よく遭遇する病気や健康問題の大部分を 患者中心に解決するだけでなく、 医療や介護の適正な利用や病気の予防、健康維持・増進においても 利用者と継続的なパートナーシップを築きながら、 地域内外の各種サービスと連携する 調整のハブ機能を持ち、 家族と地域の実情と効率性(費用対効果の良さ)を考慮して 提供されるサービス ACCCA+5項目=【 ⑪ 】=進化したプライマリ・ケア ⑥ 患者中心の医療 ⑦ 家族志向型のケア ⑨ 健康問題の心理社会的アプローチ ⑧ 地域包括プライマリ・ケア ⑩ 共感できる人間関係の維持・強化 【 ⑫ 】医療の6つの要素 ①疾患と病気の経験両方を探る: 疾患とは、病理学的、生物医学的に身体に起こっ ている変化。「病名」というラベルのこと。病気とは、ある問題について患者が持つ 解釈、期待、感情、影響を含む苦しみのこと。同じ病名の患者でも、苦しみには個 人差がある。 このことに配慮した「健康度」と「満足度」を向上させる。 ② 地域・家族を含め全人的に理解する ④ 患者-医師関係を強化する ⑥ 実際に実行可能であること ③ 共通の理解基盤を見出す ⑤ 診療に予防・健康増進を取り入れる
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