流通科学大学 - オレンジリボン運動

平成27年度
流通科学大学 実施報告書
実施主体 人間健康学科加藤曜子ゼミ【共催・兵庫県児童養護施設連盟
実施内容 平成27年10月24~25日の大学祭にて啓発活動
①事前に取り組んだ内容
本学では9回目のオレンジリボン運動参加である。2回生は子どもの権利について幼児が理解で
きるポスター作成。3回・4回生はオレンジリボン運動とともに、子どもの今をテーマごとに学び、
ポスター展示で報告をすることにした。
②実施期間に取り組んだ具体的内容
大学祭当日は、「子どもの明るい未来の部屋」としてオレンジリボン運動に賛同していただける
よう、折り紙、塗り絵、オレンジリボンのホップアップカード作成を親子で作業をしてもらうよ
うに、働きかけた。それぞれ親子に、オレンジリボンとちらしを配り理解を求めた。また室外で、
オレンジリボンとパンフレットを配布した。児童養護施設一覧の内容を展示した。今年度は、児
童養護施設連携から、元児童相談所の心理士であった施設長による親向けのミニ子育て講座を
開設。親ごさんと学生も参加して具体の例から学んだ。ホップアートカードはNPO児童虐待防止
協会から4名のスタッフが応援にかけつけ、子どもと親ともにカードづくりを楽しんだ。来所者は、
赤ちゃんから高校生までが参加され、まさしく異年齢からの学びといえる風景であった。
オレンジリボン運動」を終えての感
想等
9年目を迎え、リボンを伝えて
いく重要性を感じています。初
参加の2回生の感想は、自分は
子どもをあまり好きではないの
で、どのように接してあげたら
いいのか全くわからなかったが、
子どもから「お姉ちゃん」と近
寄ってくれてとても可愛く、自
然と笑顔で接することができま
した。」
「親である人の悩みが増えるの
はわかるけど、誰かに相談して
虐待が一人でも少なくなればい
いなと思いました。大学祭でた
くさんの子どもたちが遊びに来
てくれてかわいいな思ったし、
皆楽しく元気に育ってほしいな
と思いました。またこのオレン
ジリボンを通してたくさんの子
どもたちが幸せに育っていって
ほしいです。」4年生からは
「子どもと楽しく遊べてうれし
かった」と異年齢の子と遊べる
機会は学園祭ならではの特権。