データの分析 ~分散・標準偏差~ 4 実験1(きれいな山型の性質を知ろう) 生徒 実験内容 先生 1 時計の見える位置まで移動し、 合図で目を閉じ30秒だと思ったら 目を開け時間を確認する。(2回) 2 実験用シートに切り替え生徒の 秒数を聞いて入力する。 3 電卓を用いて平均値や標準偏 差を求める。グループで相談OK。 (実験用プリント参照) 4 ファイルを保存すると、データが 処理されますので、画面を見ながら 正解の確認・説明・考察する。 1 きれいな山型とは =正規分布 ・ある値の近くの数値がたくさん出てくる。 ・その値を真ん中に、離れれば離れるほど人数が減る。 式) 大事なのは式ではなく性質 ※ mとsで多少の形は変わるが、きれいな山型になる。 2 正規分布の特徴 左右対称 12 10 8 6 正規分布 4 2 0 m-3s m-2s m-sm-sm m m+s m+s m+2s m+2s m+3s ..m-3s m-2s m+3s ・平均に対して左右対称 要は距離が分かれば面積がでる ・全体の面積を1=100%としたとき 例 mーs~m+sまでは約0.68=68% 3 例 mー2s~m+2sまでは約0.95=95% 正規分布の特徴 左右対称 12 10 Excel(正規分布表) で確認しよう。 8 6 「偏差値」の元になる考え方です 正規分布 4 2 0 m-3s m-2s m-sm-sm m m+s m+s m+2s m+2s m+3s ..m-3s m-2s m+3s つまりm+○sの○が分かれば、何パーセントに 入るかが分かるということです。(逆もできます) m+ts=実際の値 からtを出す。 例)75点ならだいたい21位だ! tから表を見て割合をだす。 21位ならだいたい75点だ!4 5 検証(165cmならクラスで何番?) 全国の高校1年生の男子 平均身長は 169.78cm 標準偏差 5.42cm 5 平均身長 169.78cm 標準偏差 5.42cm 問題1 クラスで165cmの人は前から何番目でしょう? ヒント m+ts=165 より t= 問題2 後ろから4番目の人は何cmでしょう? ヒント m+ts= (tを表から探す!) 正解はExcelで!! 6
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