中原小学校における タブレットPCの活用 柏市立中原小学校 校長 西田 光昭 平成26年度の中原小学校 児童数 771名 職員数 36名 学校教育目標 23+3学級 新しい時代(21世紀)を担う,知性と徳性を備えた 人間性豊かで自律した子どもの育成。 ◎思いやりのある子(徳)◎がんばり通す子(体) ◎進んで学ぶ子(知) 26年度の重点 積み重ねる ~意図的教育観 から 成功的教育観 へ~ 学力像を明確にし,迫る方法を検討する 学習の積み重ねを大切に 目標に向けて スモールステップ 上位児の学力 すべての児童の学び どんな授業をしたか → 子供をどう変えたか 学力像を明確にし,迫る方法を検討する ICT活用の日常化 指導法,情報活用能力育成の両面 スクールイノベーションプロジェクト 5,6年生を中心に,タブレットPCの活用 外部組織との連携 ITアドバイザー 普通教室におけるICT活用の位置づけ 学力の向上 児童生徒が身につける力 情報活用能力 情報モラル わかりやすい授業 校務の効率化 学習内容の定着 指導方法の工夫改善 学習を支え,質の向上 中原小の状況 中原小の場合 在籍 771名 教育用PC 73台 10.56人/台 + ダイワボウ 42台 6.7人/台 6.5人/台 千葉県 7.5人/台 教育のIT化 4年後の姿 3.6人/1台 教育のIT化 4年後の姿 多様な指導形態 学びのイノベーション事業 実証研究報告書 (概要)より 教員によるICT活用 • 必要な時に使う • 実物投影機 • デジタル教科書 • インターネット 学習のまとめ・説明 課題の提示 説明・発表 児童によるICTの活用 情報を収集・選択 児童によるICTの活用 思考・表現する 児童によるICTの活用 発表する 児童によるICTの活用 より深い理解を促す タブレットPCの活用に向けて 先端 >先進 多くの人の 理解を得る >先導 >伝導 >普及 >一般化 ICT活用のよい事例とは 目標の達成 (教育効果がある) すごい授業 (活用) 日常的な授業 (活用) ◎ あまりない 分からない 指導力向上が課題 “ICTは切れ味のよい包丁” (富山大 髙橋純 准教授) 使い手の程度があからさまに ・正しく使えば、器量を補う切れ味を保証 ・効果的に使えば、もっといい結果 ・間違って使うと血を見ることも… 適材適所 指導力の向上のためには 1. ねらい=目標を明確にする 2. 教材を研究する 3. 単元として,授業として,場面として 目標の妥当性を検討する。 前提となる条件 学ぶ内容の構成 指導の流れを作る 考えられる指導法 <ICTの活用 目標に近づくための指導法 ICT支援員 研究テーマ 学力の充実・向上に寄与する ICT活動の日常化 ―個別・グループの環境を, 日常の学習活動に位置づける方策を求めて― 研究の内容 ①学習内容を理解しやすい授業を展開する ②学習した内容を確かで効率的に習得する ③コミュニケーションにより学習内容を深化さ せる ④情報活用能力をアナログとデジタルの両面か ら育成する ⑤学習データを校務の情報化に活かす 日常の学習の中で,無理なく,必要な時に活用 導入機器 教師用PC サーバ 1台 1台 タブレットパソコン 40台 無線ルーター 2台 PCラック 20台収納 2台 校内研修 初期設定 既存環境との整合 全体研修 講師として メーカーから 導 入 「ガイダンス」 5・6年生 • 基本的な操作 • カメラの扱い • 保存 総合的な学習の時間 6年生 社会 「明治の国づくりを進めた人々」 • 個別の調べ学習の中で • 資料の一つとして 5年生 算数 「面積の求め方を考えよう」 • 自力解決の場面で • 図形の操作をする。 • アナログとの併用 5年生 総合的な学習の時間 「キミならどうする? ケータイ・スマホの使い方」 • ジグソー学習で • 各テーマについて学ぶ • 学んだことを交換しあう 5年生 算数 「立体をくわしく調べよう」 • 自力解決 • グループで共有 6年生 理科 「電気の性質とはたらき」 • グループで実験 • 撮影して確認 • 発表 6年生 体育 「跳び箱運動」 • 台上前転を動画撮影 • 模範事例との違いを考える • 互いにアドバイスしあう ITアドバイザ-(ICT支援員) 裏方・準備・授業の相談
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