6次産業化・販売促進トライアル支援事業 (現行)国庫補助制度の事業スキーム 設備投資 商品量産 総合化事業計画の認定、並びに各種支援策により6次産業化を促進 6次産業化サポートセンター ☆総合化事業計画(ロードマップ)策定 商品企画、原材料調達検討 試作品開発、包装デザイン等を支援 ☆総合化事業計画の実行 生産拡大及び販路拡大 年間相談件数:約150件 総合化事業計画策定: 10~12件 うち、新商品の量産、事業 拡大に着手するのは 年2~3件程度 ⇒これを更に増加させたい! ◆実情は、多額の設備投資にふみきり量産しても販売実績を上げて投資を回収できる確証が得られないため、計画実施を躊躇、または大幅な下方修正 これまでに6次産業化サポートセンターに寄せられていた主な参考意見 ≪事例1≫ ●事業者: A農園(従業員:4名 事業規模:500万円) ●案件名: 「新規野菜加工品」の試験製造販売 ●概 要: 百貨店催事で試験販売するための試作品を製造したいが、現在の農水省の6次産業化 関連補助金では、試験販売するための製造に対する補助がなかった。 ⇒結果、直売所での販売など小規模な事業にとどまっている ●試作品開発に要した経費等: 窓口来訪から総合化事業計画策定まで1年超 商品企画・開発に8ヶ月、所要経費95万円 ←農業ベンチャーにとっては相当の負担 ≪事例2≫ ●事業者:レストランB ●案件名:「新規野菜加工品」の試験製造販売 ●概 要: レストランメニューで好評な野菜加工品を 百貨店等で販売するために試験製造したいが、 農水省の補助金は、1次産業者のみを対象と しており、商品開発を断念した。 ⇒結果、大阪産(もん)の販売拡大機会を喪失 農林水産業者に加えて、食品加工業・飲食業者なども対象に、市場展開初期のトライアルを支援 ≪復活要求額≫ 助成費 事務費 3,931千円 3,000千円 (@500千円×6件) 931千円 (外部委員報酬、旅費など) (支援対象経費) 委託製造加工費、食品認証取得経費 委託販売費、多言語表記対応経費などの トライアル(小ロット製造・販売)経費 ⇒これまでのケースで上記の経費は 概ね50万円の範囲でカバー可能 【期待される効果】 ●H28~31の4ヵ年で概ね30事業者のトライアルを支援 ⇒半数(15事業者)程度が事業拡大する見込 (現行、年2~3件に加え、更に4件程度が事業拡大) ●4年後には年商ベースで、毎年約1億円の販売拡大 ●更に、新規の投資・雇用並びに府内農産物の利用拡大と 産地活性化の効果も創出
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