ダウンロード - Researchmap

研究の
キーワード
財務会計 税務会計 国際課税
こんな研究を
しています
私の研究テーマは、①国際租税法、②租税回避における
法と会計の役割というテーマで研究を行っています。近年
において、大企業の海外進出はもとより、藁をつかむ想い
で中小企業も海外進出を行っています。日本企業が主に
進出する国は、アジア・パシフィック地域です。税の魅力の
観点からは、各国の課税主権(Tax sovereignty)に基づく税
制の差異や二国間租税条約の特典(源泉地国の課税権の
制限)を利用すると同時に、各国の税務行政の弱点(情報
入手困難性、立証責任、法執行能力の限界)の観点から
多くのミスマッチがあり、二重課税が起こる可能性が高いと
いえます。仮に課税が発生しても紛争解決手段が限定さ
れ、サプライ・チェーン・マネージメントの修正等と日本企業
の撤退も近年目立っています。ここでは、源泉地国の日本
外資差別、各国の制度の未熟さ等と特有の租税救済措置
の特徴が表れ、海外進出の税務リスクが脅威となっていま
す。各ポジション別において見解は異なるため、齟齬の解
消を図るための方法を研究しています。
取得学位
博士(法学)、修士(会計学)
担当科目
簿記論、財務会計論、会計学各論
所属学会
日本簿記学会、日本会計研究学会、国際会計研究学会、
税務会計研究学会、IFA(International Fiscal Association)
助教 大城 隼人
Ooshiro Hayato
自己紹介・プロフィール
出身は沖縄県です。小さな時か
ら会計や税務に携わってきまし
た。自然と専攻も職業も会計や
税法を選択しました。大学院卒
業後税理士事務所へ勤務し、本
学へ赴任しました。
今後は、学生が実力をつけて、
社会へ羽ばたいていけるように
応援していきます。
単著 『移転価格税制の紛争解決に関する研究 日本ベー
ス多国籍企業における経済的二重課税の紛争解決メカニ
ズムの追究』税務経理協会、2014年 (第43回 日本公認会
計士協会 「学術賞」)
主な著書・
論文
座右の銘:
われ未だ木鶏足りえず
共著 『国際課税の理論と実務』大蔵財務協会、2012年
共著 『移転価格税制執行の理論と実務』大蔵財務協会、2011
年
共著 『税務会計研究』 第一法規
等論文多数。
こんなことで高校のお役に立ちたい!
人生と職業は切っても切れない関係にあります。どの業種であっても、所得を得て、その所
得で生活を行います。生活を行っていく以上、いかに所得をあげていくべきなのかは万人の課題
といえます。そこで、富裕層や先見的な事例を知り・学ぶことにより、今後、豊かな人生を歩む
上で社会で起こってる事柄について一緒に考えていきましょう。一方で違法な所得等については
厳しく対処しなければなりません。この点もセットで学んでいきましょう。会計や税務について
一緒に考えていきましょう。
高大連携授業の一例
1. プロが見抜く会計情報と経営
2. 海外移住と資産運用(富裕層のカネと知恵)