ゼミ対抗ディベート 安楽死を認めるべきか 前提共有

ゼミ対抗ディベート
安楽死を認めるべきか
前提共有
安楽死とは?
死期の近い患者を
身体的・精神的苦痛から
救うために死に至らしめること。
安楽死の種類
①積極的安楽死(作為安楽死)
②消極的安楽死(不作為安楽死、尊厳死)
③間接的安楽死(結果安楽死)
※尊厳死は違法ではないとする
日本における主な判例
昭和37年 名古屋高裁判決 平成7年 横浜地裁判決
1 不治の病で死期が迫って
いること
2 苦痛が激しく見るに忍び
ないこと
3 苦痛の緩和を目的とする
こと
4 意識がある場合、本人の
真摯な嘱託があること
5 特別な事情がない限り、
医師の手によること
6 方法が倫理的に妥当であ
ること
1 患者が耐え難い肉体的苦
痛に苦しんでいること
2 患者は死が避けられず、
その末期が迫っていること
3 患者の肉体的苦痛を除去
、緩和するために方法を
尽くし他に手段がないこと
4 生命の短縮を承諾する患
者の明示の意思表示があ
ること
左記の6要件を再検討
積極的安楽死の要件
①死期が切迫していること
②耐えがたい肉体的苦痛が存在すること
③苦痛の除去、緩和が目的であること
④患者が意思表示をしていること
⑤医師が行うこと
⑥倫理的妥当な方法で行われること
海外の事例
ベル
ギー
オランダ
ルクセンブル
ク
フランス
スイス
+
†オレゴン州
†ワシントン州
論における視点
政治的な細かい流れ
今回は、あくまでも認めるべきか
否かについて議論を深めたいの
で政治的な細かい流れについて
あまり深く言及しないこととする
例、立法の優先順位、法改正の手続きなど
その他の条件
*安楽死を選択できる権利を持
つ人は成人に限る
*国籍は日本国籍とする(※外
国人の日本での安楽死は考えな
い)