音節構造の比較

英語音声学(4)
音節構造
音節(syllable)
発音や聴覚上の単位。(
)を中心として、そ
の前後に生じる随意的な(
)からなる。
m
n
(C )V(C )
可能な連続子音の数(m, nの値)は、言語ごと
に異なる
開音節:(
)で終わる音節
閉音節:(
)で終わる音節
音節構造の比較
英語
(CCC)V(CCCC)
I
see
all
cat
play
task
strike
strengths
straightened
日本語
(C)V
き
うめ
さくら
しらかば
音節構造の特徴
英語の音節
1)( )音節が多い
2)子音連続が多い
desk[dUsk]
plant[plAnt]
strike[strayk]
日本語の音節
( )音節がほとんど
子音連続がほとんどない
デスク[desuku]
プラント[puraNto]
ストライク[sutoraiku]
発音上の注意
1)語末の子音に(
)母音をつけない
(破裂や摩擦だけ)
2)連続子音の間に(
)母音を入れない
glimpsed[glimpst], street[striyt]
-pst, str- 一気に一息で
break[br], plant[pl]など
[r]や[l]に先行子音を発音するときに、
(
)[r]や[ l ] の舌の形を作っておく
発音上の注意
シャープ
sharp
ブランド
brand
パーク
park
ブレンド
blend
ヒート
heat
グランド
ground
プリント
print
ストライク
strike
ブレイク
break
ストレート
straight
連音と聞き取り注意
top it up
・語末子音に不要な母音をつけない
[tp it ʌp]
・連音して発音されると
[tpitʌp]
・日本語風の音節に切り分けると、
「ト・ピ・タ・プ」⇒??
[tɔ pi tʌ p]
連音
read it
a lot of work
take a bath
out of trouble
keep in touch
hit it off
count on me
cut it up